三和気功の気功師養成課程においては、
気功師としての身体開発の第一歩としてまず「手」に着目します。
ヒーラーやセラピストは
手によって、情報空間にある情報をキャッチしますし、
手によって、クライアントの身体と心を書き換えますから、
手の質が、ヒーリングの能力を左右すると言っても良いのです。
それに、手は別にヒーラーやセラピストでなくても、
人間にとっては、とても大事な身体のパーツだと思うのです。
手は、他の動物と比較して人間の特徴的な身体のパーツですよね。
私たちは普段沢山のことを手を使って無意識に行っています。
心臓の拍動や内臓の動きや、その他の身体の部分に比べて、
とても意識に上げやすい身体の部分ですよね。
それはつまり、手に対して意識的になることで、
気軽に無意識へのアクセスが可能であるということです。
手は誰にでも意識にあげやすい、
書きかえていきやすい身体のパーツですから、
セルフヒーリングとして取り組みやすい身体の部分である、
ということが出来ます。
その一つの取っかかりとして、「ヒーラーの手」という気功技術があります。
伝授を受けた方はどんどん発火させて「手」を洗練していってくださいね。
これは私自身の体験ですが、
以前セルフヒーリングをしていたら
自分の手が思ったよりもずっと緊張していることが意識に上がってきたことがあります。
そのとき、中丹田を書き換えようとヒーリングしていたのですが、
トランスに入って自分の中に湧いてくるものを観察していると、
自分の手が緊張していて開いていかないことに気がついたのです。
あ!私、もしかして普段手を握りしめて生きているのかも…
と、自分に気づいたところで
ゆっくりと意識に上がった手の緊張を丁寧に感じていきました。
感じることで手の緊張が解放されていきました。
そして一気に胸(中丹田)が緩んでいきました。
胸が広がり、沢山空気が入ってきて、
そして、自分を許せていない気持ちや、
自分を否定したり、信じられないことから生まれる緊張などが
身体から離れていきました。
そして、腕や肩や首の緊張までもが緩んでいきました。
手が書きかわるだけでこんなに心と身体が影響を受けるのだなと、
とても新鮮に感じたのを覚えています。
身体のほんの一部分である「手」を意識に上げることで、
全身の色んな所が書きかわるという体験を何度も積み重ねることで、
一つが変わるだけで、全体が書きかわる
という気功師が是非手に入れておきたい感覚を身につけることが出来ます。
手を意識に上げるだけで、すでに心と身体の書きかえが始まる。
手を意識に上げるだけで、身体と心の縁起を多岐にわたって書き換えていける。
一流の気功師やヒーラーはこんな風に認識しておくべきです。
物事はすべて無関係に見えて必ず関係性の網の目の中に組み込まれています。
これを「縁起ネットワーク」と言っていますが、平たく言えば
すべてはつながっているという世界観です。
例えば「手」という一部分を書き換えれば、
そこからネットワークのすべてが書きかわるということです。
このネットワークの世界観を採用すれば、
肩こりや首の痛みに対して
肩や首に直接アクセスするのも一つの方法ですが、
例えば「手」から書き換えてみるという発想もできます。
縁起ネットワークですべてはつながっているからです。
手(労宮)に気を流したり、
手のひらや手首を丁寧に意識に上げて感じるだけでも
そこが緩み、手~腕~肩~頭~全身が緩んでいきます。
すべてがつながっていると分かれば
「手」をヒーリングするだけで、全身のみならず情報空間の書きかえが可能である
ことが理解できるでしょう。
そして、やはり身体の緊張と「手」はかなり密接に関わりがあります。
色んなことにしがみついてたり、自分を守ることに必死になっている人ほど、
手をにぎりしめているものです。
ご興味があったら是非セルフヒーリングに取り入れて試してみてください。
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認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。