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気功でなぜ痛みが取れるのか

2019年9月20日

三和気功の教える伝統気功のなかに、
「抓病気」という気功があります。

主に痛みのある部位に使う気功技術なのですが、
もちろんその他の症状にも使えて、
実際やってみるとかなり症状が軽減されるので、
上手に出来るようになると、
私みたいなセラピストにはかなり重宝する気功技術の一つです。

具体的にはどんなことをするかというと、
自分の手で
患部から痛みや症状の元となっている「病気」を抜いては捨て、
抜いては捨て、という作業を繰り返して、
最後に良い気を封入しておくというものです。

ここでいう「病気」は、いわゆる病気というよりは、
中医学でいうところの「邪気」に近いニュアンスです。
悪いものを出して、その後に良いものを入れるという、
シンプルで理にかなった方法です。

自分の指先が鉄の菜箸のように長くなったイメージをし、
それを保ったまま、痛いところにその菜箸状の指を突っ込み、
中にある邪気の塊をそれでつまんでは引き出して、
ポイッと捨ててしまうという、パントマイムをするのです。

うまくいくと
それで実際症状は消えてしまうか、大幅に緩和されます。

なぜ、病気を出すというパントマイムだけで
痛みが取れるのか。

それは、物理的な身体に対してパントマイムをしているときに
気功師が実際には情報空間にアクセスしているからです。

三和気功を始められた馬先生は「気功は意念だ」
「意念を使いなさい」とよく言っていましたが、
気功は意念、つまりイメージを使った情報操作の技術なのです。

「痛み」とか、「邪気」、「経絡」、
「気」、「血(けつ)」、「身体」といった情報に対して
「病気を出す」、「気を通す」、「気で満たす」
といった意念(イメージ)=情報ではたらきかけている、

というのが実際
伝統的な気功施術でやっていることです。

このカラクリを知らないと、
端から見ているとこれは
ものすごく奇妙に見えるし、
でも痛みが実際に取れるので、非常に不思議な力に見えます。

でも、カラクリを知って
ちゃんと自分のイメージ(=情報)の扱い方を知れば
誰にでも出来るようになります。

気功って、イメージの扱い方を学ぶことでもあります。
自分のイメージを上手に扱えれば、
自分の未来のイメージや自分が自分に対して持っているイメージ、
あるいは自分に対してマイナスな影響を与えているイメージなども
自由に扱うことが出来るようになります

「抓病気」で痛みが取れるということが何を意味するか。
それは、
私たち人間はいかに「情報」という実体のないものに
影響を受けるかということです。

というか、
人間は物理に生きているのではなく、
本質的には情報空間に生きているのだということです。

気功は、
人間が情報空間に生きる生き物だってことを
前提に長い歴史を経て受け継がれてきた
「技術」なのですね。

馬先生は「気功は科学だ!」ってつたない日本語で
よく言っておりましたが、その真意は、

「気功は 技術 だから再現性があるし、
学んで練習すれば誰にでもできるよ!」

ということなのです。

技術であるから再現性があり、
そして練習すれば誰にでも出来るということです。

 

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