自分の生きる目的のために生きていくことや
人生を自由自在につくっていくこと、
もちろん、病気を辞める(病気が治る)ということのためにも、
丹田(臍下丹田)という身体意識は
とても重要です。
いわゆる日本語のハラという感覚と同じですね。
西洋では HARA と呼ばれていて、
日本語の「腹」がそのまま使われています。
この丹田は、気功の文脈で扱う概念なのですが、
気の集まるポイント、センターという意味をもつ情報身体です。
身体と心の能力や抽象度に大きく関与するところです。
丹田は全部で3つあって、今日お話するのは
いわゆる下腹部に存在する丹田、下丹田です。
解剖学的には、
仙骨、腸骨、坐骨でなる骨盤、
そしてその中に納っている臓器や筋肉群、
そして腸に集まる自律神経群などが
関わっています。
下丹田は身体の軸や、安定感には欠かせなくて、
身体の要というか、
ここがちゃんと出来ていないと、
周りの状況や自分の感情に振り回されて
人生のための適切な選択もできないし、
すぐに疲れてしまって、
潜在的な自分の力が引き出されていきません。
昔から、気功で丹田を開発することで潜在能力を開発する
ということは行われてきたわけですが、
上位の丹田(中丹田や上丹田)が開発されたとしても
下丹田がなければ土台のない家のように不安定で、
丹田が機能出来ません。
私は心のあり方は身体からつくっていく、
身体からアクセスすることで心を変えていくという
考え方で気功のセッションやレッスンをしているのですが、
セルフヒーリングでは
先ずはこの下丹田をつくることから取り組んでもらいます。
下丹田は心と身体の土台なのです。
この下丹田が生み出すものって例えば、
・バイタリティ
・自己信頼感
・安定感
・今ここの感覚
・恐れや不安に動じないハラ
・自分の力が自分に集中している感覚
・軸の感覚
といったものです。
下丹田の感覚は地の気(大地)と
自分がしっかりとつながる感覚とも深く関わっていて、
足裏の重心(ウナ)や仙骨、骨盤などが
下丹田を育てるためにはとっても大切です。
大地とのつながりというか、
大地にしっかり根ざしているという感覚が育つと、
心にも身体にも安定感が出ます。
この下丹田の感覚をわかりやすくいえば、
「腹が据わる」というのでしょう。
腹が据わると自然と肩の余分な力が抜けやすくなります。
肩の力が抜けて胸が広がってくると
心がオープンになって
不必要に自分を守る必要がなくなっていきます。
緊張状態、戦闘状態にあった心の力も抜けて、
それまでに見えなかった現実の風景も
自然と目に入ってくるようになります。
つまり、スコトーマが外れていきます。
下丹田は他の二つの丹田とも
インタラクティブに関わりを持っているので、
下丹田に意識して取り組んでいれば、自然に他の二つの丹田も
洗練されていきます。
まずは下腹部をさすったりして触れてあげるだけでもかまいません。
出来るのであれば下丹田に気の球を入れたり、
下丹田を召喚してきて気の球として練るのも良いでしょう。
そして丁寧にフィードバックをとってみてくださいね。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。