定期的にヒーリングセッションを受けたり、
自ら気功を実践したりするようになると、
自然に体重が落ちたり、
お酒やたばこの量が減ったりするのは
よくある現象です。
これは、シンプルに日々の緊張を和らげるために
お酒やたばこ、あるいは食べるという行為が
脳内の快楽物質を簡単に得ることの出来る手段として
日常的になっていたのが、
気功やヒーリングという別の形で、より質の高い
脳の報酬系を起動させる方法に取って代わられたからです。
心や身体の緊張を解く手段として
お酒やたばこは効果があります。
でも、それは一時的に脳内ホルモンによって
苦痛を麻痺させることに留まり、
結局は緊張を根本的解消できないままに、
どんどん強い刺激を欲してしまうようになって
やめるにやめれないという悪循環に陥ってしまう
危険をはらんでいます。
それに対して、気功やヒーリングは
質のよい変性意識に入り、
抽象度の高いアルゴリズムで
実際に心と身体が書きかわっていくので
続ければ続けるほどに、お酒やたばこや、
食べることなどで得られる刺激よりも
脳がそちらを求めてプラスの情動を得るようになります。
しかも抽象度の高い恍惚感や多幸感です。
セルフヒーリングや伝統気功の実践は
少しずつ自分の心と身体とゆるませ、
心と身体に抽象度の高い快感(報酬系)を
与えてやることだと言えます。
身体が書きかわることによって
知らず知らずの間に
以前は緊張やストレスを感じたら、お酒やたばこで
闇雲に報酬系脳内ホルモンを求めるだけだったのに、
苦しくなっていた人間関係や場面においても
心に余裕を持って対応出るようになったり、
不安に対して耐久出来るようになったり、
緊張やストレスそのものを俯瞰して
見ることができるようになったり、
どんな状況でも自分を見失わないで対応できるようになるものです。
それは今現在三和気功で気功を学ばれている受講生やクライアントさんが
色んな形で体験されていることです。
(40代女性 東京都在住)
足かせと錨をつけられているような、
絶対にそれから逃れられない絶望的なイメージ、
海の底に沈んでいくような感じが度々浮かんできて、
罪悪感で胸を締め付けられるような
ものすごいしんどい時間が続きました。でも、これは前から繰り返し浮かんでくるイメージです。
結構強烈なので、これを書き換えることなんか
私に出来るだろうかと思いながら(中略)
結界を張ったり、美肌クリームを流したり、
気持ちを浄化したりしていたら、
今日辺りだんだん気持ちが軽くなってきた気がします。普通だったら、この数日間でお菓子のむちゃ食いをして
気持ちを紛らわせるのもよかったのですが、
それをしようと思わなかったです。相変わらずお菓子大好きですけどね笑(中略)自分を縛っていたものがはっきりと見えてきたのは
かなりよかったなと思います。
この方はお酒やたばこは一切やらない方でしたが
時々子ども時代からの、重たい情動に苦しまれつづけて、
そのたびに心と身体をボロボロにされていました。
でも、このフィードバックから分かるように、
地道に地道に気功に取り組まれてきた結果、
情動に揺らいでいる自分を淡々と俯瞰して見ることができていて、
(これは止観とも言えますね)
それに対してセルフヒーリングを仕掛けていく体力も気力も持ち合わせていて、
実際に上手にヒーリングを機能させて結果を出していらっしゃいますよね。
この文面からは、辛さや弱々しさよりはむしろ
どっしりとした安定感が伝わってきます。
こうした結果は、身体性があってこそです。
ちょっとやそっとの外側からの攻撃や
内側の情動の嵐には動じない身体と心。
こうなると安っぽいお菓子を食べて脳内を麻痺させて
やり過ごす必要などないのです。
これは気功やヒーリングに
1年以上コツコツと取り組まれてきた成果だといえます。
何かに対して中毒的、依存的になってしまっている場合も、
先ず身体から変えていくことです。
身体と向き合うことで、質の高い脳の報酬系を自ら起動させ続けていくことで、
必ず、何かに頼って気持ちを紛らわせたり、
臭い物には蓋をしてやり過ごすような習慣も変えることが出来ます。
もちろんゴール次第ではありますけれど。
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こばやしあすか
気功師、ヒーラー、セラピスト。
認知科学をベースしたヒーリングと中国の伝統気功で自己実現を目指す生き方を追求している。
健康、美容はもちろん、本当になりたい自分を実現し、生きることの本当の価値を探求することが個人の真の幸せであることを信じて活動している。
頑張らず、無理せず、自然体のまま、自分本来の魅力や能力を発揮して豊かに楽しく生きられるとしたら何を実現したいのか、にフォーカスすることで
人生のパフォーマンスを最高に高めて行くための一つの手段と方法として、認知科学をベースにしたヒーリングと伝統気功を提案している。
【経歴】
- 子どもの時から「ヒーラー」にあこがれる。
- 聖心女子大学にて宗教心理学を専攻。
その頃から「人が癒やされることはどういうことか」
について興味を持つ。 - 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
- 在宅医療から高級ホテルに至る様々な場所でセラピストとして
20年以上活動を続け、のべ15000人以上の方に施術をご提供。 - セラピスト業の傍らレイキヒーリングを学び、施術に活用する。
- 都内音楽系専門学校の音楽療法科解剖生理学講師を務める。
- 2012年、さんわヒーリングワークスの前身である三和気功に出会い、
創始者である中国人気功老師馬光文の下で伝統気功を学びつつ、
気功施術や後輩の指導を行う。 - 気功をもっと深く理解したい、
気功を人生を豊かに生きる道具として広めたい
という思いから、
脳科学や認知科学をベースにしたヒーリングや、
コーチング、心理技術を学び、
国内外のクライアントのサポートに役立てている。 - 日本教育臨床研究所認定身心カウンセラー