心(マインド)と気功

人生を好転させる「気」の使い方~我が子の抱える問題はあなたに原因がある

2023年7月18日

親の課題は子どもに引き継がれる

子どもが抱える問題の原因はすべて親にあると言っても過言ではありません。

  • 不登校
  • 病弱、難病にかかる
  • 親の言うことを全く聞かない
  • 暴力的
  • 犯罪行為を犯す
  • 自傷行為をする
  • いじめる、いじめられる… など

例えばそういった子どもの問題で悩んでいるのであれば、子どもの問題を何とかしようとする以前に、実はあなた自身が自分の課題をクリアにすることの方が大切です。

なぜなら、子どもの問題の原因は常に親にあるのであり、親の内面的な課題がクリアされないと根本解決につながらないからです。

親のクリアできなかった課題は子どもに受け継がれて、その子が成長する過程で様々な形で表面化し場合によってはその子どもの人生を狂わせてしまうことになります。

子どもは親の内部表現をそのままインストールして人格を形成していくので当然の話です。

なので、親の内部表現に何らかの不具合や課題がある場合、どこかでそれを解消しない限り、その不具合や課題は代々世代を超えて受け継がれていくわけです。

これを世代間連鎖ということもあります。

その家系において体質やかかる病気の傾向が似てくるのはそれが原因です。

病気は、外部からの作用によって引き起こされるのではなく、本質的にはその人の潜在意識にセットされている信念や思考、感情のパターンによって引き起こされます。

その信念や思考、感情のパターンが親から子へと受け継がれていくのです。

 

根本的な問題はなにか

子どもの問題の原因は親にあるとして、その問題の本質はどこにあるのでしょうか?

それは、「子どもが適切な愛情を親から与えてもらえなかったこと」にあります。

エネルギー、「気」の観点から見た時に何が起きているのかというと、親から子へと注がれるべきエネルギーが、子から親へと逆向きに流れてしまっています。

親が、子どもの部分を抱えたまま親になることにより、自分の子どもに親代わりを求めるということが潜在意識のレベルで起きるのです。

子どもの成長段階に応じて子どもの求めるものを与え、守り、そして自立を促していくのが親の役割ですが、親子のエネルギー関係が逆転していると、親のストレスや不満を子どものが受け止め、親の求めるものを子どもが与えるというような立場の入れ替わりが起きます。

虐待やネグレクトなどは分かりやすい例ですが、親が過剰な期待を子どもに課したり、子どもを自分の言うなりに育てていると、それもやはり親子間の気の流れは逆転しています。

子どもは父親と母親から無条件に愛を与えてもらうことによって、自分には無条件に価値があるのだということを学びます。

また適切に自立を促してもらうことによって自信をつけ、自分らしく生きてよいのだという許可を自分に与えることができるので人生を自分で切り開く十分な力をつけることが出来ますが、

親から適切に愛されずに成長した子どもは、幼いころに親によって傷つけられたという情動体験を潜在意識に抱えたまま大人になります。

幼少期のネガティブな情動体験は、ネガティブで不適切な「リアリティ」、すなわち自分とはこういう人間だ、世界とはこういうものだという前提や信念を作り出し、その後の人生を陰で支配していくのです。

例えば、親が男の子を望んでいたのに、女の子で生まれてきた子どもは親の言動から自分が望まれていない子どもなのだ、自分は女の子であってはいけないのだと思い込むようになります。

その結果、常に自分が望まれない存在である現実を作り出し、女性であることを否定するような現実の中に身を置いて人生を生きることになります。

このように、親と子の不適切な愛情のやり取りは、当たり前に幸せに生きることそのものに許可を出せないというパターンを作ってしまいます。

そしてこの不幸なパターンをそのままにして親になった場合、自分が親からされたような扱いを今度は自分が無意識に我が子にしてしまいます。

不適切な愛情関係、つまり「共依存」と呼ばれる関係が親子の間で延々と繰り返されてしまうことが、問題の本質です。

 

親を責めても意味がない

セッションやプログラムの初期には、「私がこうなったのは親のせいなんです」と訴えてこられるクライアントさんも多いです。

でも、そのような考え方をしている限りは事態は好転していきません。

親が悪いという考え方を捨てない限りは、たとえ自分がそれを望んでいなくても、無意識のレベルでその自分の親のように自分もなってしまっているということです。

だから我が子が問題を起こし、我が子が苦しむのを見ることになるのです。

自分に酷いことをしたり、自分を苦しめた自分の親もまたその親から適切な愛情を与えてもらえなかったのだということを理解し、受け入れましょう。

親もまた傷ついた子どもの部分を抱えたまま辛い生き方をしながらも、自分を生み育ててくれたのです。

その不幸の連鎖は自分の代で断ち切ろうと決意をしたら、子どもの問題はもちろん、自分自身の人生も好転していくでしょう。

 

過去のエネルギーを解放し、未来に意識を向けることで情報空間を書き換える

ではどのようにしたら、自分の代で世代間の不幸の連鎖を断ち切り、自分も子供も幸せになれる人生を手に入れることが出来るのでしょうか。

それにはやるべきことがいくつかあります。

私のプログラムでは次の3つの段階を踏むことで、だいたい人生が好転していくようになっています。

  1. まずは辛かった子どもの頃の自分の感情をきちんと認めることによって解放すること。
  2. そして自分の中にある、人生への不幸な前提に気づき、それを手放して幸せになるための新しい前提に書き換えること。
  3. 最後に本当に自分の望む生き方や、理想の未来を自分で決めてそこに向かって行動していくこと。

コーチングでは、過去ではなく現状の外の未来にゴールを設定することによって人生を飛躍的に拡大していくのですが、あまりにも過去に受けたトラウマが大きい場合、現状の外を見るエネルギーも枯渇していることが多いです。

先述したように、親から愛されない、認めてもららえないといった関わり方をされた人は、生きることそのものや、幸せになること、自分で決めて行動するということ自体に許可が出せないことが多く、自分のやりたいことが考えてもわからないとか、現状の外の理想の未来自体に拒否反応を示すようなメンタルブロックを抱えていることが多いのです。

そういった場合、いきなりコーチングをしてもうまくいかないばかりか、知識のないコーチの対応の仕方によっては下手したら苦しみが増すでしょう。

これは気功ヒーリングにおいても同様です。

情報空間あるいは潜在意識を書き換えるには、状態に応じて段階があるわけです。

その状態に合わないレベルの書き換えをおこなっても効果的ではありません。

 

情報の認識能力が情報空間の書き換えの範囲を左右する

馬光文が実践していた伝統的な気功施術に「抓病気」というものがありましたが、これは邪気を出すという気功技術です。

まず悪い気、すなわち必要のない不適切な情報、古い情報を取り除き、空いたスペースに良い気、すなわち幸せや健康に機能する情報を入れるというのが基本的な「型」でした。

それそのものは非常にシンプルでわかりやすい理屈ですが、気功ヒーリングにおいては、どのレベルで情報を認識できてそれを変化させることが出来るかがその効果の鍵を握ります。

ですから、なぜこの人は苦しんでいるのかということがどのレベルでわかっているか、どの情報を書き換えればいいのかが認識できているかどうかがポイントになります。

もちろん、相手のメンタルブロックや不適切な信念を共感覚で捉えて書き換えるのは基本です。

でももう一歩踏み込んで、なぜそのようなブロックが生まれるのか、なぜそんな信念が作られたのか、人の心の仕組みや現実を作り出すからくりをロジックに客観性を持って知っているということが、気功師の大きな強みになります。

なので気功師は「人間」というものを、自分の興味の向くところからで構わないので、いろいろと良く学ばなければいけません。

「知っていることは扱える」というのが気功の大前提なので、知識があればあるほど、その知識が深ければ深いほど単純に気功は効くのです。

最後は、この記事の目的からズレて余談になりましたが、氣功について学びたい人もいることを前提に書き加えておきます。

 

過去のエネルギーを解放し、新しい人生を創造するためのプログラム

 

 

 

 

 

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