病気に対するヒーラーの視点

先日クライアントさんからこんなご質問を受けました。

「治療するとか、治すとか、取り除くという発想は、
問題があるとか病気であるという前提作ってそれを強化してしまいませんか?」

とても、よいポイントをついていると思います。

ヒーリングをするときに限らず、何か行動や選択をする際に、
自分の中にどんな前提があるのか、
どんな前提をもってその行動や選択をしようとしているのかに
注意深くなることはとても大切なことです。

例えば、所詮人のことは信じられないんだから…
という前提で世の中や人をみていると、
人はやっぱり信じられないという信念を強化するようなことしか見えなくなるわけですね。

確かに、治すとか取り除くという発想は、
治すべき問題や取り除くべき問題の存在を強く想起させます。

この場合のポイントは
痛みとか病気とか、症状といったものを
なにか「悪いもの」という前提で観ていることが問題です。

身体に表れる現象は結局は自分自身なので、それを
排除するべきネガティブなものとして観ると、
ヒーリングする相手や自分にも
低いイメージを強化して書き込んでしまう恐れがあります。

例えば病気になってかわいそうとか、守ってあげなきゃとか、
なんとかしなきゃとかみたいな発想で相手や自分を観ていたとしたら
裏にあるのは「弱い」とか「無力」…という情報ですよね。

身体にでてくる現象もやはり自分の無意識が出してきたもの、
いわば自己表現であり、自分自身なので、
基本的には尊重すべきものなのです。

ただ、そこにおそらく機能しない情報が書き込まれているだけだ
という認識がヒーラーとしては適切かなと思います。

単純化してみると、
機能しないアルゴリズムが身体の機能不全や不具合を生じさせもするし、
セルフイメージが書きかわることで身体も書きかわるという視点を持っているかどうかが、
施術や治療といった行為のレベルを左右することになります。

ですからヒーリングにおいては
問題を取り除くとか病気を治すというところに視点を固定させるのではなく、
常に高いセルフイメージを無意識に書き込むような
テクニックやスキルを磨くことが大切だということになりますね。

 

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