自分自身を未来に向かって書きかえて行こうとする時に
一番厄介なのが自分の中から出てくる「ネガティブ」ですよね。
いくらゴールがあっても、
このネガティブが邪魔をして
先に進みたくても進めないという泥沼に
誰もがはまってしまうものです。
この泥沼にはまるのはある程度仕方のないことです。
避けては通れないというか、
ネガティブな情動というのは、どうしても出てくるものだからです。
でも、
ここでネガティブの底なし沼に沈んでしまわないためのコツもあります。
それは、自分の中から出てきたネガティブをなんとかしようと試みないことです。
ネガティブといっても、人それぞれだと思います。
不安、恐怖、
他者に対する怒りや恨み、
自己卑下、自己嫌悪
絶望、罪悪感…
いろいろありますよね。
そして多くの人がこれらの「ネガティブ」を
消そうとしたり、コントロールしなければと躍起になっては
ネガティブに打ち負かされるという、
さらに自分を追い込むスパイラルに入ってしまいます。
そういう時は
そのネガティブをそのままにして
観察することです。
ネガティブに翻弄される自分を
観察してあげることです。
そして、ネガティブには必ず身体感覚が伴っていますから、
身体のどこでそのネガティブを感じているのか、
身体のどこかに緊張や違和感がないか注意して観てみます。
特定の場所が見つかったら、
そこに優しく手を当ててみたり、
手を当てながら呼吸に意識を向けたりしてみましょう。
気功であれば、例えば気の球にそのネガティブを入れて手に取ってみたり、
置いておいたり、練ってみたり、そうしながら観察してみることです。
伝統気功をしながらそのネガティブを観察してみることです。
そして、そのすべてが自分の高い理想の裏返しなわけですから、
ネガティブの裏にある本当の自分の望み(ゴール)を
見つけてあげることです。
そして、そのゴールを手に入れてただ幸せになりたいだけの自分を
抱きしめてあげましょう。
気功であれば、そのゴールを気の球に入れて身体に封入してみたり、
伝統気功をしながらそのゴールを感じてみれば良いのです。
正しく観ることができれば
ネガティブもポジティブも、一つの情報の形であることがわかります。
私たちは情報にコントロールされるのではなく、
情報をコントロールできる人間になりたいのです。
情報をコントロールできる人のことを気功師といい、ヒーラーといいます。
一番やってはいけないのが
そのネガティブをネガティブなものとして忌み嫌うことです。
嫌なものだから、機能しないからと
否定したり、消そうとしたり、無視したりすれば、
そのネガティブはますます存在感を増していきます。
否定するとか、消そうとすることは、無意識に
そのネガティブが「在る」という前提をつくり出すからです。
大丈夫です。
そのネガティブの中にいる間も、
あなたが認めさえすれば、あなたはちゃんと未来に向かって進んでいます。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。