フィードバックの質は
そのまま内部表現の書きかえ能力に直結しています。
どれくらい丁寧に意識に上げられるかが
どれくらい内部表現を書きかえるかにつながります。
なぜなら意識に上げられないと
書きかえが起こらないからです。
皆さんにはヒーリングの際に限らず
普段から身体感覚に注目してみていただきたいなと思います。
身体のどんなところにどんな感覚が生じ、
どんな変化を感じたのか、丁寧に注意を払ってみると
いろんな事が意識に上がったりします。
これも訓練なのでまずはそういう意識をもって
フィードバックをとろうとしてみることが大切ですし、
ヒーリングを受ける、伝授を受ける、セルフヒーリングをする、
理論を学ぶといった実践を積み重ねていくうちにも感覚が磨かれていきます。
例えばこういったフィードバックは秀逸です。
20代男性 治療家
始まる前からリラックスしはじめ眠くなっていました。
時間になり、呼吸に意識を向けたくなりました。
だんだん右の頭部にエネルギーを感じ、
左の斜角筋に鈍痛が出てきましたね。
最近首が痛いからかと思考が湧いてきました。
その後だんだん意識がなくなり、終了2分まえに起きました。
まず気づいたことは鼻が詰まっていること、
足首の可動域が広がり軽くなっていること、
リラックス出来たと思ったことです。
時間になり、身体を起こして歩いたら
腰が軽くなっていて腹に力が入っていました。
左右の前腕に違和感を感じており、
明日筋肉痛になんだかなりそうな予感があります。
1回のヒーリングでかなり沢山の感覚を
丁寧に意識にあげられていることがわかると思います。
例えばヒーリングが始まったら
「呼吸に意識を向けたくなった」と感じている。
これはすごいというか、面白いですね。
「呼吸が深くなりました」とは違うんですね。
いずれにせよ、今のこの方にとって「呼吸」は大切なことだと
とらえることが出来ますね。
右の頭部とか左の斜角筋とか、
かなり事細かに意識の上がる部位を特定できています。
これは感覚の繊細さと同時に、解剖学的な知識があるからこそですね。
さらに、
鼻が詰まっていること、
足首の可動域が広がり軽くなっていること、
リラックス出来たことなど、身体全体を見渡して
いろんな部位の部位の変化に気づいています。
身体を起こして歩いたら
腰が軽くなっていて腹に力が入っていました。
左右の前腕に違和感を感じており、
筋肉痛になりそうだ。
寝転んだ状態だけではなく
起き上がって再度身体の感覚に注意を向けてみるという
ところがさすがというか、気功師だなという感じですね。
自分の身体を意識に上げようとする癖が身についているという感じですね。
そうすることで腰回り、お腹周りの感覚の変化がさらに意識に上がってますね。
素晴らしいと思います。
是非初学者の方達には参考にしていただきたいフィードバックというか、
身体への意識の向け方ですね。
最初からこのレベルを求める必要はありませんが、
あ、こんな風に自分もなるんだと思っていただければいいですね。
身体に意識に上げられると、
それはすなわち心も書きかわっているということです。
心身一如ですね。
身体の感覚の変化が意識に上がったということは
自分で思っているよりももっと内部表現は書きかわっています。
「なんかそんな感じがする」「気のせいかな」という
程度のことで十分なのです。
私たちはそういう変化を意識に上げられる感覚を
研ぎ澄ませていきたいのです。
他の人がスルーしてしまうような微細な違和感や変化を
意識に上げる能力を培うことが気功師を成長させます。
それにはやはり実践あるのみですね~。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。