気はイメージ
伝統的には「意念」と呼びますが、気功で大切なのは1つはこの意念の操作スキル。
想像力です。
想像力無くして気功は成り立ちません。
例えば伝統的な気功を行う際にも、意図やイメージが大事です。
やってみるとわかりますが、伝統的な気功の動作は全く単純で難しいものはほとんどありません。
運動音痴であろうが、身体が硬かろうが、性別や年齢を問わず誰にでもできるものです。
にもかかわらず、なぜ気功を実践すると体力がついたり、精神が整っていくのかといえば、意図やイメージにより実際に身体が反応し潜在意識が書き換わっていくからです。
気の力の土台となる身体
伝統的な気功は実践することで気の力、意念の力や創造力を培うと同時に身体や精神が整うようになっています。
健全な身体があってこそ気の操作力が発揮できるからです。
例えばあまりにも虚弱な身体や、ガチガチの身体の状態では容易に気にのっとられたり、強い気に負けてしまうことがあります。
「病は気から」とはまさに真理です。
身体と精神は同じものを違う観点から見ているにすぎないのですが、
身体という面から見れば、身体性がないと他人の意図やイメージに自分がまきこまれ、呑まれて振り回されるし、また自分の情報領域を侵している他者のエネルギーや自分をコントロールしようとする他人の意図を跳ね返すことが出来ません。
どれだけ頑張って浄化したり結界を張ったとしても、そもそも身体性がないと軟弱な技術となってしまいます。
このことを私自身も、自宅にこもって仕事をするようになったこの数年間を振り返り改めて実感しました。
意念の力が気の作用する方向をコントロールする舵だとしたら、身体はエンジンを搭載した船体だと言えます。
舵と船体がそろって初めて気の操作が可能になるというイメージです。
氣の操作とは気を動かすこと
「情報空間を書き換える」とは、伝統的な気功の文脈で言えば、「気を動かし流れを生み出す」ようなことを指します。
実際に情報場を意識して、そこにあるエネルギーを動かすことが気功に必要な臨場感です。
実際に波動や波長として感覚的に認識されるもが変化することにより、現実に創造されることは変わります。
その感覚をどう培うのかは、講座の中で詳しくやっていきますが、どのようにして気を動かし流れを生み出すのかと言えば、
もっとも単純なレベルで言えば、とにかく身体を動かすことです。
中医学的な観点からも気を動かす一つの方法として運動は立派な方法です。
気の世界では、気が固定化されたり、滞ってしまうことは自然に反することですから、物事は上手く運ばないし健康は損なわれるわけです。
よって新たに気の流れを作り出すこと、気の流れを回復させることが大事です。
別にアスリートのような特別なことをする必要はありません。
歩くこと、お風呂に入る、呼吸をする、声を出す、そんな単純なことで良いのです。
単純な動きで十分だからこそ、伝統的な気功は奥義に近づくほどシンプルになっていきます。
そのようにして気を動かし、流れが変わる、流れが生まれる、そういうイメージと体感を作っていくことが「情報空間の書き換え」であると言えます。
すべての核となるエネルギーとは
伝統的な気功が教えてくれるのは、気功とは意念の力と身体を使って気の流れを生み出すことであるということですが、
どんなにイメージの上手に出来ても、どんなに身体が健康であっても
舵や船体を動かす根本的なエネルギー、いわば燃料の質が悪ければ、効果的ではなかったり、場合によっては逆効果になるかもしれません。
上手くこの宇宙の波に乗れないということです。
舵や船体だけあっても、肝心の燃料がなければ目指す場所には行けません。
では燃料である、核となるエネルギーは何か。
それは「想い」や「感情」です。
あなたはどんな想いで日々生きていますか?どんな感情を感じて生きていますか?
ネガティブな感情は重いので、エネルギー効率が悪く進む速度も遅くなります。
とても疲れてしまいます。
だから、軽やかな想いや感情で日々生きることが大事です。
そのような人は気の力を存分に使って自分の想像したことを実際に創造することが出来ます。
目指す場所に向かってどんどん進んでいけるわけです。
感情のエネルギーが身体のどこかに溜まって残ったり、情報空間の波動を下げてしまうと、気持ちがすさみ、健康も損なわれていくし、人生もうまく運ばないようになります。
重たくて流れづらくなっている気の流れを解消し、軽やかな気が流れ波動が上がるように、伝統的な気功はデザインされています。
伝統的な気功は単なる健康法ではありません。
身体を使った能動的でダイナミックな瞑想であり、気の流れを活性化し、宇宙の流れと調和して魂から生きる心と身体を養う有効なツールです。
アクティブメディテーション体験レッスン60分5000円のお申し込みはこちら
資料請求はこちらから
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。