気が漏電すると深刻な体調不良につながる可能性がある
気分が乗らない、頭がモヤモヤする、気力が出ない、パワー不足。疲れがとれない、気分がめいる、鬱っぽくなる、やたら甘い物が食べたくなる…など、こんな場合は気が漏電している可能性があります。
よって先日記事にした副腎疲労とも「気の漏電」は関わりが深いといえます。
気の漏電が起きると、どうしても疲れやすく、回復力も低下し、情動に振り回されやすくなり、IQも下がってしまいますので、なんとかそこから抜け出そうともがけばもがくほどに悪循環に陥るケースが多いように思います。
気の漏電は、イメージとしては自分の情報場、或いは情報身体に傷がついたり穴が開いたりして、そこから気がどんどん漏れ出ていって枯渇してしまう感じです。
極度のストレスや劣悪な環境での生活などいろいろあるとは思いますが、結局は「自分」を他人に明け渡してしまうことで、そこにずかずか入り込まれてエネルギーの略奪を受けてしまうことによって漏電しやすくなるのではないかと思います。
自分を誰かや何かにささげたり、自分を犠牲にしたり、奴隷となったり、無意識レベルでそのように振る舞ってしまうことで、他者がそこから沢山エネルギーを奪ってしまって、傷つき気が枯渇してしまい、枯渇したところにまたいらない情報が入ってくるので、自分の内部表現がゴミだらけ、邪気まみれになっていくのです。
これをほおっておくと、自力でゴミをどうにかする気力もうせて、とても深刻な心理状態や身体の不調や病気を招く恐れもあります。
気の漏電には「結界」を機能させる
気の漏電が起きていると思われるときには、「結界」を使って気が漏れるのを止めてあげることが出来ます。
結界を張って気の漏電を防ぐイメージを持つと、情報空間にバリアが張られて気の漏電を防ぐと共に、必要の無い情報に対して色々なことに気づけるようになります。
結界とは、情報空間において、自分にとって本当に必要な情報とそうでないもののレイヤーを分ける役割をします。
結界のアルゴリズムとは、抽象度を上げることによって邪気とレイヤーを分けるということです。
そして何より結界を張った内側の情報空間がヒーリングスペースとして機能するので、結界を張ってただその中で身体を休めるだけで気力の回復が見込めます。
ですから、気が枯渇してふらふらになっている場合のヒーリングには結界を機能させてあげることも有効な方法です。
結界が機能していると、自分にとって本当に大切なことや自分のゴールにだけ、自分の気のリソースを集中して注ぐようになります。自分やゴールにとって必要な情報だけに意識が向くようになっていくのです。
気が漏電しないマインドの持ち方
気が漏電するような状況を創らないために必要なことは、自分の未来にすべてのリソースを注ぐことです。
その結果、社会性とか協調性みたいなものの重要性がどんどん低くなっていきます。
他人にどう思われるかを気にしたり、誰かに分かって欲しい、誰かに迷惑をかけてはいけない… なんて思っていたら、ゴールなんて手に入れることは出来ませんし、自分の人生を生きることなどできません。
協調性や社会性を否定しているわけではないですが、でも基本的にはそれらよりも自分のゴール、自分がどうありたいか、を優先していいのです。
ゴールを達成して行く人は、とにかくゴールのことしか考えていませんし、ゴールのためになることしかやりません。
自分らしく生きている人は、とにかく自分にとって価値があると思うことしか選択しません。
それ以外のことは、誰にどう思われようが全然構わないと考えているからです。
それは自分の「気」をすべて未来やゴールに注げるからです。
気が漏電してしまうと、当然、未来の自分やゴールに注げる気のリソースが少なくなるので、寄り道をしてしまったり、脇道にそれたり、疲れて進めなくなったりして、未来への集中力が発揮できないのです。
未来の理想の自分やゴールへの集中力がうまれると、have toができなくなります。
Want toだけしかやらないし、出来ないのです。
でも、多くの人はhave toをやることになれきってしまっているので、have toなことをやってないと不安を感じたり、want toに罪悪感を感じたりします。
頭ではwant toが大事であることは分かっていても、どうしてもhave toから離れられないのです。
こういう場合にも結界を張って気の漏電を防ぎ、丹田や軸などの身体性を上げるようにすると、だんだんwant toだけに集中するようになっていきます。
ゴールを求めて突き進むという生き方は本来want toだけを突き詰めていく、自分のwant toを洗練していく、そしてそれ以外は見向きもしないという世界観です。
自分にとって大切なことだけにリソースをそそぐ、というマインドセットをサポートする上でも「結界」は機能します。
結界を機能させればどんどんhave toが入ってこられなくなるというイメージを持っておくと良いでしょう。
また、おかしいアルゴリズムが自分に入ってこようとすると、なんかこれはおかしいな、これは違うなと気づくことが出来るようになります。
つまり、なにがwant toで何がhave toなのかがだんだん明確に分かるようになっていくのです。
気の漏電を防いで、「氣」を未来の自分だけに向けることができれば、健康を保ちながら先に進むことができるでしょう。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。