病気と気功

病気や症状、不調不具合をどう捉えて気功を活用するか

2021年5月8日

これらは本当に悪なのか?

自分の世界は自分の心が作り出しているという大前提からみれば、自分が体験する現実は自分の内側の世界そのものです。

病気や症状も同じくあなたの内側の世界で起きることであり、自分で作り出したもの、自我の一部です。

ですから、病気や症状を単に「悪」とか、「排除すべきもの」、あるいは「問題」として捉えると、自分自身をそういうものであると認識することになり、自尊心やセルフイメージ、エフィカシーを著しく傷つけ、自然治癒力や身体の持つ自己調整能力を低下させてしまいます。

また、病気を克服するものとか、戦うべき敵として扱えば、ありもしない壁や、見えない敵を無意識に作り出し、病気が治ることがものすごく難しくて困難で簡単ではないという思い込みを作り出すことになります。

同様にそういう見方しかしない治療のあり方も、病気である自分を強化するだけで根本的な問題の解決には至らないでしょう。

病気は自己表現である

脳には常に情報がインプットされ、処理されて、判断、行動、言葉などとしてアウトプットされます。これは自己表現です。自分を表現することは人間にとってとても大切なことで、自分の感情や気持ちを、行動や言葉でアウトプットすることで脳の入力と出力の情報処理が完結します。

でも、言いたいことが言えなかったり、本当はやりたいと思っていたことを我慢して押さえ込んだり、自己表現(アウトプット)をできないでいると、脳は身体をつかってアウトプットをはじめます。

潜在意識が自己表現として、症状や病気という形でアウトプットするのです。

ですから、アウトプットされたものをただ否定したり、拒絶したりするだけでは根本的な解決にならないのは明白です。

身体の声を聴き、内なる自然をありのままに表現する

病気は自己表現なので、病気から健康になろうとするときには「治す」というよりは「辞める」という意識を持つ方が機能します。

その際に大切なのは、自分の内なる声を聴くこと。潜在意識の声を聴くことであり、自分の本音や本当の気持ちに素直になるということです。

安易に病気を排除しようとせず、なぜその病気になったのか、今なぜこの症状を体験しているのか自分の内側に答えを求め、さらに本当はどうしたいのか自分と向き合う必要があります。

そしてそれは、誰かに押しつけられた生き方や、誰かに遠慮した生き方をやめて、本当の自分を生きるということです。

長らく、誰かに押しつけられた生き方に甘んじていたり、本当の自分を生きることを自分に許してこなかった人にとっては、自分の身体が病気を通して表現したかったことに向き合うことに抵抗があったり、なかなか自分の本当の気持ちに気がつけないこともあります。

でも、気功で宇宙や自然の気の流れと一体となる体感を味わう練習を重ねると、少しずつ無理なく自分の内なる衝動や気の流れに気がつけるようになります。

「本当のあなた」を体現した未来のゴールからのメッセージ

病気は肉体的にも精神的にも辛いものですが、それはあなたに何かを気づいて欲しいという本当の自分、未来のゴールの自分からのメッセージととらえることで、それに向き合うことを通してあなたの人生が一転するというチャンスであることを意味しています。

あなたの本当の生きる目的やあなたの本当の価値、この世界に何を創造したいのかというあなただけの使命などに目覚めるチャンスです。

病気を通して本当の自分に生まれ変わる、そんな風に考えてみれば、病気とどのように向き合って病気をどのように辞めたらいいのかが見えてくるはずです。

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