ヒーラーの日常(わたくし事)

気功師が観た「マグダラのマリア」

2021年5月3日

最近「マグダラのマリア」という映画を観ました。

マグダラのマリアとは
新約聖書に登場する女性で、

伝統的に「罪深き女」、つまり娼婦として
イエスに出会うことでその罪が癒されて
イエスに使えるようになった女性です。

聖書では重要な場面にたびたび登場し、
カトリックでは聖人として扱われています。

近年ではイエスと愛し合った女性である
という説も広く認知されるようになりましたね。

映画「マグダラのマリア」は、
彼女を主人公にした初めての作品で、

その中で
宗教的カリスマであるイエスは
ヒーローと言うよりは
むしろ非常に人間的で

その真意や苦悩や恐れを
弟子たちの中で、
唯一理解し、癒やせる女性として
マリアは描かれていました。


気功師は人が生きる原動力となる
「ゴール」の重要性を知っておくべきだと
常々私は思っていますが、

イエスは
紛れもなく高いゴールを掲げて
そのゴールのために殉じた人だと
私は思います。

彼の成したことを思うとき、
人がゴールを求めて生きることの
一つのあり方を
私は思い知らされます。


新約聖書を読んでいると
彼が指導者として説教をし、
数々の奇跡を表した輝かしい側面とともに、

弱音を吐いたり、怒ったり、
彼の人間的な部分も
実は垣間見ることができます。

その点が、信者でもないのに、
私がイエスに惹かれる理由かも知れません。


イエスの生きた当時、
彼はいわゆる異端者であり、
権力にとっては危険人物でした。

支配層と、支配層の決めたルールや基準によって
多くが支配され、またさらに虐げられる弱者がいる
社会の中で

神の国の到来を説いて回るイエスは
間違いなく民衆のヒーローで
彼次第で権力が覆される危険が潜んでいることを
当然支配層は放っておけなかったでしょう。

実際、そんな情勢の中で
彼が教えを説いて回るのは非常に困難や危険を伴って


でも、
イエス自身はヒーローになることを望んでおらず
民衆の願いや弟子たちの期待との間に
ギャップがありました。

彼が説いた「神の国」、
すなわち彼の求めるゴールを
本当に理解していたのは
マグダラのマリアだけだったのです。

だからこそ、
彼女はイエスの目指しているものだけではなく
彼が抱える苦悩にも恐れにも
寄り添うことができました。

民衆と弟子たちは
彼が権力者たちの前で奇跡を起こして
権力者から力を奪うことを
信じていました。

イエスが神の子の力で
長らく虐げられ、見捨てられていた
彼らを救ってくれると
信じていたのです。

それが信仰であると
錯覚していたのです。

だから

権力者に無抵抗なイエスに弟子たちは失望します。

ユダが裏切り、
ペテロも3度の嘘をつきました。

でも
イエスの説く「神の国」は
イエスの力によって建国されるような類いのものとは
ほど遠いものでした。

だから、イエスは十字架の上で死を選んだのです。


映画の終盤、
イエスの復活を目にした
マグダラのマリアは

権力者に捕まることを恐れて
隠れていたイエスの弟子たちにこう言います。

私たちは世界が変わることを望んだけど、
神の国はここにある
目には見えないものなのよ
私たちの中にある
苦悩と怒りを解き放ち
子供のようになればいいの
神の国は争いや対立の中では生まれない
愛と赦しとともに
心の中に生まれるものよ
師のように人の心をうごかせば
私たちも自由になれる

映画「マグダラのマリア」


これに対して
弟子たちは反論します。

「我々は
炎と血の中で神の国は生まれると
信じていた

世界は変わっていないし
圧政は続いているし、
貧しき者も苦しむ者も救われていない」 と。

マリアは
憎しみを持ち続けてどうなるの?
と諭します。

「苦しみを解き放てるかどうかは私たち次第よ
私たちが変わらなければ世界は変わらない」


私はキリスト教の教義には
一切興味がありませんが、

イエスとマリアが伝えようとしたことは
私の心を打ちます。

生きることはどの時代も
辛くて悲しくて
苦しいことに満ちています。

それは人生の中の
自分の不幸や苦労や痛みは

周りの環境や
自分以外の誰かに原因があるからだと
錯覚しているからです。

同時に、幸せや成功や救いや癒やしが
自分の外側の環境や誰かが変わることによって得られると
錯覚しているからです。

そして、

自分が傷つかず、安泰で
自分が愛され認められること、
自分ではなく相手を変え、
環境を変えることを

生きる目的にしようとします。

でもそれは
炎と血の中で神の国が生まれることを望むことと同じです。

過去にとらわれ
現状にとらわれ

本当に大切なものを見失って
心を失っている状態です。


私たちの本当のゴールは、
映画の中で象徴的に語られる「神の国」です。

神の国は
私たちそれぞれの心の中に存在しています。

これまでの自分に執着せず、
原因と結果を自分の外側に探そうとせず、
それらを愛と赦しで解放して

ただ心の中に求めれば
あなたのゴール(理想の未来)は今この瞬間にそこにある。

子供のように
ただ純粋に未来を求めさえすればいいのだと
マリアは語ります。

憎しみや怒りという
過去に縛られていては「神の国」は見えないのです。


イエスは権力に抵抗できなかったのではなく
自分のゴールのために、
その信念のために十字架を背負ったのです。

結果的に2000年も前に生きた彼は
現代でも彼を知らない者は少なく、
全世界の人の心に希望を与えつづけている。
彼のゴールは今でも情報空間に存在し続けているのです。

ああ、やはり私にとって
彼はスーパーヒーローであり、
スーパーヒーラーだなと思います。

そして彼を支えた
マグダラのマリアにスポットあてて
彼女の視線からイエスを描いたこの映画も
とても面白かったです。

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