気功について

氣功で理想を手に入れる~「身体性」をととのえ龍脈に乗る

2022年4月25日

鍵を握るのは根性ではなく身体

どんなに高い未来の理想を語っても、どんなに楽しいゴールを思い描いたとしても、ストレスや情動に対して耐久力のない身体ではゴールを達成することなんてできません。

そもそも、そんな脆弱な身体では高い理想を思い描き、希望に燃えることなんてできっこないのです。

夢やゴールを手に入れたり、理想に向かって情熱を注ぐために、一般的には「身体」など関係ないと思われているのかも知れません。

でも、私たちの内部表現は、「身体」そのものでもあるのです。

内部表現とは、「脳と心」のことですが、脳というものを介してみれば、心と身体は等しく脳の機能によって成り立っているので、「脳」、「心」、「身体」は、内部表現をそれぞれ違う抽象度、違う観点から捉えただけの、本来は一つのものであると言えます。

そのようにして考えれば、それにふさわしい身体があってこそ、希望を感じたり、理想を掲げることができて、ゴールが手に入ることがわかります。

ゴールを手に入れるのは、従来考えられていたような努力と根性なんかではないのです。

努力と根性にたよれば、むしろストレスを強調することになり身体の疲弊を招いて、希望を感じることが出来なくなり、ゴールを手に入れるためのチャンスやヒントを見失って、最悪健康を害して病気になってしまうリスクさえあります。

 

流れに乗るために必要な「身体性」

コーチングでは、ゴールとは自動的に達成されるものです。

これを氣功の文脈で言い換えると、氣の流れにまかせるとか龍脈に乗るといった表現になるでしょう。

ゴールを自動的に達成するためのポイントは、プロセスを「無意識」に委ねるということになります。

一方、龍脈に乗ったり気の流れにまかせるためには、自分により多くの氣が集まり流れる必要があります。

そして、これら必要なものは何かというと、それが「身体性」です。

身体性とは、単に身体に不具合があるかどうか、障害があるかないか、筋力があるかないか、運動能力が高いかどうか… ということではなく、情報に対しての感性の善し悪しが重要です。

鈍感でもなく過敏でもなくバランス感覚に優れているということであり、物事をどれくらい感性豊かに、広く高く深く身体で捉えることが出来るかということでもあります。

これを氣功では、丹田や軸や、周天功などといった感覚を磨くことで洗練していきます。

氣功の文脈において、氣がたくさん集まり流れる身体とは、氣(情報)に対する器が大きいかどうか、沢山の氣を受け入れ流すことの出来るキャパがあるのかどうかということが重要となります。

器が大きく、そこに入っては出ていく氣の流れが豊かであれば、身体は健康を保て、運気は上がるというのが、「氣」の世界観です。

身体性が整っていれば、自分の内側外側で起きる様々な変化に対して抽象度を保ったまましなやかに対応可能であり、情報空間においても、肉体レベルにおいても自分のゴールに向かって行こうとする無意識の働きが無理なく発揮されることになります。

ところが、私たちの多くはストレスによる緊張と疲労によって身体性を下げ、自然のバランス感覚を見失い、身体の持っている自然治癒力や調整能力と無意識の創造性をみずから制限して生きています。

その結果、いとも簡単に情動に自分をのっとられ、あっさり夢やゴールを捨てて、代わりに過去に自ら縛られ目の前のことにとらわれてどこにも進めない… という状況に陥って混乱します。

被害者意識や承認欲求が増大して、物事を広く自由に観ることができなくなります。そこにヒントやチャンスがあるにもかかわらず、全く目に入らなくなります。

世界が自分の敵にみえ、自ら壁をつくって孤独の恐怖を感じ、自分の周りの風景が色彩を失い、重たく動きのない絵に見えてきます。自分とは全く無関係のよそよそしい世界に思えてきてしまうのです。

その状態ではゴールは観ようとしても観ることができません。自分の本音や want toがわからなくなります。

身体性が欠落し、身体が回復力と自己調整能力を失うと疲労からの回復もままならず、病気になったり、怪我をしたりすることもあるでしょう。

緊張して冷えてぼろぼろになった身体では、ゴールなんて持つことができないし、達成する力も生まれてこない。

氣功の文脈で言い換えれば、氣を受け取る器を失い、氣の流れが枯渇したり滞っているような状態です。

 

身体の氣の流れを整え、無意識の創造性を発揮させる

龍脈に乗ることと、氣の流れにまかせて進むことと、無意識の創造性に委ねることでゴールが自然と達成させることは、文脈は違いますが同じことを指しています。

そのためには「身体性」に注目し身体をケアすることが必要です。

それは単に身体を鍛えるという方向性では不十分で、あくまでも身体性を整えるというところに注目をする必要があります。

なぜなら、身体が元気になっても、無意識に委ねることの出来る「感性」がなければ、無意識の創造性を使うことが出来ないからです。

氣功では、静功や動功を実践する事で自然と氣の流れが整い、氣の流れの良い器の大きい身体が手に入るようになっています。

これは端的に言えば「リラクゼーション」です。

深く緩み深くリラックスする事を繰り返すことで、身体は本来持っている力を取り戻し、身体の感性も整っていきます。

緊張に縛られ、情動に自分をのっとられ、疲弊していかないための知性や感性がよみがえってくることで、私たちは無意識に委ねて、氣の流れにまかせて楽に進むことができるようになります。

例えば、身体性が整ってくると、情動は人が豊かな人生を送るために必要なスパイスに過ぎないということがわかってきます。

人生に深みを与え、彩りを加えるという点で、私たちには情動はなくてはならないものですが、スパイスなので、お料理の味わいに奥深さを出すために不可欠のものではあっても、お料理そのもののメインにはなりません。

スパイスの使い方を誤れば素晴らしい食材やお料理を台無しにすることができるように情動もそれにとらわれてしまうと人生を台無しにすることになります。

スパイスの価値もデメリットも理解して上手く使うためには「身体性」が必要なのです。

そして情動に彩られたネガティブ、ポジティブ様々な体験をうまく消化して吸収し、必要のないものは排泄する、そんな流れの良い身体こそ、あなたは手にするべきです。

そのためには深く緩み、リラックスし、活性化し、気持ちよさや開放感や、よろこびを繰り返し繰り返し身体で味わって、「身体性」を取り戻し、器を育てていきましょう。

そうすることによって、龍脈にのって、無意識にまかせて進む感覚、三和氣功のいう「自然体」で生きるという感覚がよみがえってくることでしょう。

 

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