気功を独学で習得したい人は先ず「気の球」を作ることから始めると気功の上達が早い

「気」とは自我である

気功を習得したいけれど独学で出来るだろうか。
自分で気功を試してみたいけれど、なにがポイントだろうか。

そんな風にお考えになっているとしたらまずは気の球を作ってみることをおすすめします。

まずは気について少し理解をすることから始めましょう。

「気」を出してみると、手のひらが温かくなったり、ビリビリしたり、人によって様々な感覚が出てきます。

物理的には感覚刺激を発生させるような物が出現するわけではないけれど、でも、身体は確かに「気」を感じ「気」を認識します。非物理的な何かを感じているわけですね。

このことから、気は非物理、つまり「情報」=「情報空間に在るもの」を身体の感覚に置き換えて認識しているものであると言えます。

情報を体感覚で感じること、これを気の感覚、気感と呼んでいます。

つまり、皆さんが気を感じている時、それは何らかの情報を身体で感じているということになります。

この気感を感じる感覚は人によって個性があるので、感じにくい人もいれば感じやすい人もいますが、感じられないことを気にやむ必要は全くありません。

これは誰にでも備わっている脳の機能なので、訓練すれば敏感になるし、慣れればすぐに分かるようになります。

では、その気って、一体何の情報なの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

皆さんが自分の手から気を出して気を感じているとき、それは皆さんが「自我」、「自分自身」を感じているということになります。

自分が出した気は、本質的には自分の情報、つまり「自我」です。

ヒーリングとは自我を書き換えること

「自分」というものは、幾多の情報の集合体です。

自分のことを定義するとしたら、皆さんはどう定義しますか?

私の名前は○○で、私は○○出身で、○○家の長男で、○○大学の○○科を専攻して、○○という会社に所属している。身長は○○センチ、体重は○○キロ、○○という特技があり、○○という食べ物が好きで、○○という悩みがあり、 身体の○○に痛みがある、 ○○のことが嫌い、○○という趣味があり、○○という資格を持っている…

自分を説明しようとすると、自分の周りにある様々な情報をあつめて、それらとの関係性を言葉にすることで「自分」というものを表現しますよね。

自我は幾多の情報との関係性の網の目の中に存在しているのです。

ヒーリングとは、気感という感覚を使って、その関係性の網の目に変化を起こすことであると考えてください。

つまり、気功とは気を感じることで「自我」に変化を起こす技術、自我という情報を書き換える技術なのです。

気の球を作ってみよう

気について、少し理解が出来たら、実際に気の球を作って見ましょう。

その前に、気を出す気を感じるための初学者向けテキストを読んで、気を出したり気を感じたりする体験をしておくと、より上手に気の球を作れるようになります。(テキストはメルマガにご登録いただくと無料でダウンロード出来ます)

「気の球」はいわば、気で出来たボールのことです。

ですから、気の球を作るときには、皆さんが昔子どもの頃に「ボール」を触って遊んでいた時やボールを使ってスポーツをしていた時の記憶を利用します。

大きさはだいたいバスケットボールくらいが良いでしょう。

では、パスされたバスケットボールを胸の前でキャッチする振りをしてみてください。その際に、昔実際にバスケットボールをキャッチした記憶を思い出して、あたかも本当にバスケットボールが飛んできたかのように、両手を実際に使ってキャッチするのです。

そこに本当にバスケットボールがあるわけではありません。でも、その動作をすることで、脳はそこにボールが飛んできた、ボールを今両手で持っていると認識しています。

それこそが、「気の球」です。

いまあなたは、記憶を利用したイメージを使って気の球を出現させたのです。

ポイントは、そこに本当にホールがあるように振る舞うということ。意外に思われるかも知れないですが、いかにパントマイムを丁寧にできるかが、実は気功が上手になるかならないかを決めます。

さて、気の球を出現させたら、次のステップとして、その気の球の存在をさらにリアルに脳に認識してもらえるように、またパントマイムの要領で、気の球の輪郭を手で触りながら確認していきましょう。

「たしかに、ここに気のボールがあるね」という振りをするのです。

すると、きちんと気の球の表面の感触が手のひらで認識出来るはずです。もちろん、本物のボールに比べたらそれはかなりあやふやな感触ですが、でも、ボールがあるというていで気の球を触ってみれば、確かにここに何かがあるという感覚は意識に上げられるはずです。

それで十分です。

それで今、あなたは気の球という形で「自我」を触っているということになります。少なくとも、無意識はそのように認識しています。

気の球を観察してみよう

気の球を自分の両手の間に持ったら、次にその気の球を丁寧に観察してみましょう。

気の球を実際に五感を使って感じてみましょう。目を閉じると気の球に意識を集中しやすいですね。

どんな感じがするか、言葉にしてみてください。

固い感じ?柔らかい感じ?
冷たい?温かい?
強い?弱い?
明るい?暗い?
ボリュームがある?ボリュームがない?

主観で良いので、自由に感じることを意識に上げて言葉にしていきます。それに正解も不正解もありません。ただ自分がどんな風に感じるかが大切です。

そうすることであなたは今「自分」という情報にアクセスして、何らかの変化を起こしているということになります。

あなたの意識に上がった時点で情報が書きかわっている、そのように考えてください。

引き続き、気の球を両手に持って感じてみましょう。そして出来たら、気の球に向けられれている意識を自分の身体にまで広げてみましょう。

もしかしたら、その気の球から自分の手に向かって温かさやピリピリ感が伝わってくるかも知れません。

あるいは気の球の温かさを胸が感じてるかも知れません。
呼吸が少しゆっくりになっているかも知れません。
身体のどこかが緊張したり、痛みを感じているかも知れません。

これも、丁寧に感じて、気のせいかなと思うことでも、自由に意識に上げていきます。

すると、気の球を作り出したことによって、身体と心を通して様々な気づきが意識に上がってくることがわかります。

これが「気功」です。気の感覚を使ってあなたは今様々な情報を意識に上げているのです。

気の球を意識化する訓練で独学でも気功は上達する

気の球を手にとって観察したり感じたりして、意識に上がったことを言葉にする。

これはすでに十分に気功です。

何度も何度もこの練習を積み重ねれば、気功の能力は上がります。

気の球がだんだんリアルさを増し、気の感覚がよく分かるようになります。これはつまり、情報を感じる能力が高まり、無意識に介入して自我に変化を起こす力も養われていくということです。

おそらく1ヶ月もあれば、かなり変わってきます。
気の球が上手になるだけではなく、あなた自身の心や身体にも何らかの変化が感じられると思います。

気功が上手な人は、気の球が上手につくれる人です。気の球が上手に作れるということは、気というものはこういうものだということを無意識レベルで理解しているということになるからです。

逆に気の球が上手に作れないままにどんな気功の技術を習得し、気功を実践していっても、伸び悩む可能性が高いと思います。

このあたりまでの基礎力を養うのは独学でも十分出来ると思います。

ただし、気功の上達のためには知識の習得も、技術の習得も、身体性の習得も必要なので、独学ですべてを磨いて行くにはかなり時間と労力、そしてセンスが求められます。

やはり、独学では限界があります。

自分でやってみて、もし、もっと学びたいという欲が湧いてきたら、それは気功について教育を受けるタイミングが来たということでしょう。

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