ヒーリングを行うとき、要になるのは「無意識」です。
なぜなら、どんな現状も結局は私たちが自ら無意識的に選択し、
作り出しているからです。
「現実は自分を映し出す鏡である」 といったことも
つまりは自分自身の無意識にあるものが現実に写像となって
現れているということを示しています。
ある人が私はダメな人間だと無意識レベルで信じているとします。
これを専門用語で説明すると、「私はダメな人間だ」が
その人にとってのコンフォートゾーン(現状、慣れ親しんだ状況、当たり前)に
なっているということです。
コンフォートゾーンが「私はダメな人間だ」に設定されている状態では
意識的に「立派になりたい」とどんなに努力をしても
現実は自分がダメな人間であることを証明するようにつくりだされるわけです。
私たちは自分が自らの意識で現実を生きていると思ってます。
しかしながら、本当はすべてあなたの「無意識」が選び作り出しています。
「意識」には何の選択権も力もありません。
ヒーリングや気功について理解するためには
まずここを丁寧におさえておく必要があります。
よって、ヒーリングでは常に無意識への働きかけが大切になります。
あなたの無意識に何があるのかを意識に上げさせることが
ヒーリングそのものになっていきます。
例えば私はダメな人間だと思い込んでいただけに過ぎないんだ、
ということが意識に上げられると、
そこから一気に書き換えが可能になります。
この意識に上げることをR(リアリティ)ゆらぎとよびます。
さらに、共感覚(気)を使ってRを揺らがせ、
ゴール側の臨場感「私は素晴らしい能力の持ち主だ」を
高めて行くことでコンフォートゾーンをゴール側へと書きかえることが出来るのです。
何をやってもうまくいかなかったダメな自分が当たり前だった世界から
何をやってもうまくいく自分が当たり前の世界に移行できるのです。
ヒーリングが効を奏するのは上記のようなカラクリが機能するからです。
ヒーリングはそうした無意識領域の変化を起こすために
様々な刺激を仕掛けていくことといっても良いと思います。
イメージとしては、無意識領域を構成する様々な要素の網の目の中に、
一石、二石を投じていってさざ波を起こして揺らがしていく感じでしょうか。
それによって古い網の目に破綻が生じ、秩序を取り戻すために自然と新しい網の目が
紡ぎ出されていくような感じですね。
これを内部表現の書きかえといいます。
気功を学ぶということは、この無意識の書きかえスキルを
お勉強していくと言うことです。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。