共感覚による内部表現の書きかえとしての気功であっても、
伝統的な気功であっても、それを行っているとき、
私たちは、自分が今、無意識にアクセスしているのだということを
意識しながら取り組む事って大切です。
無意識は、私たちを支配し動かしている原動力でありながら、
私たちが意識的にはどうやってもコントロールの出来ないものです。
ですから、私たちが無意識に対して行っていきたいのは、
刺激を与えて、無意識のアルゴリズムに
変容を起こしていくことなのです。
それを「無意識にアクセスする」というように
表現しています。
その具体的方法として三和気功がご提案しているのが、
・伝統気功の実践
・伝授を受けた気功技術によるセルフヒーリング
・ヒーリングセッションを受ける
・ゴールセッティング
・フィードバック
です。
これらは結局のところ、色々形は違うものの、
自分自身と向き合う作業といってもいいと思います。
そしてぞれぞれにやり方、取り組み方があります。
(その辺りをきちんと学びたい方は
是非プログラムや講座などをご利用ください)
これによって
無意識を揺らがし、ゴミを捨てつつ、
本当に自分が求める道へと向かって
自分自身を書きかえていく。
無意識という海を航海する船の舵を、
遠くに見える目標に向かって舵を切っていくようなイメージです。
ここで私たちが忘れてしまいがちなのは、
というよりは、難しいことなのですが、
自分(自我)が現実のすべてをコントロールしている、
あるいはコントロールすべきだという信念から
脱却することです。
現実をつくりだしているのは無意識です、
意識には現実をつくり出す力はありませんよ、と
学んでいるにもかかわらず、
どうしても、
無自覚に現実を自分でなんとかしてしようとしてしまう。
目の前の現実に対して何かしようとしてしまう。
このほぼ反射的な反応パターンから脱却する事が
なかなか私たちは出来ない。
出来事は、ほっとけばいいのです。
起きるに任せていれば良いのですが、なかなか
そうは思えないのですね。
この辺りがああなるほどとわかってくると
生きることがもっとシンプルになりますし、
ゴールそのものの抽象度が上がっていくようになります
結局、どれだけ知識を積んでも、経験を積んでも、
私たちは本当のところは何もわからないし、無力なのです。
「無知の知」byソクラテス ですね。
学び続けたその果てに、私は本当の意味では
何も知ることが出来ないのだということを自覚する。
それが究極のIQでもあります。
私たちに出来ることは単純です。
やることをやってただ観察しておくこと。
自分の夢、そして自分の志すところは何かを常日頃考え続ける。
同時にセルフヒーリングで気功技術を洗練しつつ、
自分の心や身体を刺激していく。
伝統気功を無心にやって心を鎮める。
学び続ける。
え?そんなことで本当に現実は変わるの?
私は変われるの?と思うかもしれません。
でも、それで本当に良いのです。
あなたに、志すものがあるならそれで十分です。
変わりたいという思いがあるなら実はそれで十分です。
「自らが何かを頑張らなければ何も起きないし、変わらない」と
私たちは信じすぎています。
でも、頑張っても無意識は駆動しませんし、
むしろこれまであなたを支配してきた
アルゴリズムを強化するだけです。
そういう、努力とか、頑張るという事に使うリソースを、
私たちは、淡々と
・伝統気功の実践
・伝授を受けた気功技術によるセルフヒーリング
・ヒーリングセッションを受ける
・ゴールセッティング
・フィードバック
・ヒーリングセッションを受ける
こういったことに費やす方がよっぽどいいのです。
そして、自分が何がわかっていないのかを意識に上げ、
学び続けることです。
自ら進んで知識を増やしていかなければ、
抽象度階層を突破して上昇していくことは出来ません。
抽象度が上がるって、学んで蓄積された様々な情報があるとき
統合されて、あ、そういうことかっていう感じで、
頭の中だけの知識が身体を持って腑に落ちる、理解が出来るという感じです。
新しいゲシュタルトが構築されたり、
ゲシュタルトの洗練が起きるのです。
そのように脳は情報処理をします。
ですから、学ぶということもかなり
強烈に無意識へのアクセスをしている行為なのです。
(気功を身につけたいのであれば、
是非いろんな本をできるだけ沢山読んでみてください)
気功を学んでいますという方や、
あるいは気功を学びたいとお考えの方は、
「無意識にアクセスする」ということに対して
意識的になって欲しいと思います。
結局、私たちは無意識の中から
自分の意識に上がっているものを現在、あるいは現状として
認識しているだけなのです。
もし、それを変えていきたいなら、私たちは無意識の中の
現状をつくりだしている不要な情報に気づき、同時に無意識から
新しい情報を引き出してこないといけないのです。
無意識の中に埋もれている新たな情報に目を向けないといけないのです。
私たちが何を欲し、何を志したいのかという、
本当の人生の目的=ゴールも無意識の中にある情報です。
無意識の中からある日、
今まで考えたこともなかったようなゴールが出てくるかもしれません。
そのためには意識的になって
無意識にどんどん刺激を与えてやる必要があります。
そして無意識の創造性をうまくオンにしてやるのです。
それは、意識的に何かを
頑張って変えようとすることとは違います。
頑張って何かを変えようという、私たちが
やってしまいがちなことって、
必死になって自分の外側の現実を変えることだったりします。
それって、外側の変化に焦点があたっているのですが、
そうではないんですね。
私たちがやっていきたいのはシンプルに
自分(の無意識)を刺激してやること、
つついてやるようなイメージです。
無意識という巨人を力ずくで倒すことではなく、
小さな鍼でつつくことを繰り返して、
あるタイミングで一気に崩れ落ちるみたいな、
なんかそういうイメージです。
自分の内側で起きていること=外側に起きていることとして捉え、、
外側で起きていることいちいち反応せず、
内側に対して仕掛けていくことです。
そうした無意識への意識的な取り組みが
私たちのIQをあげ、見える世界をひろげていくのです。
繰り返し繰り返しやっていれば
無意識へのアクセスの仕方も上手になってきます。
そして加速度的にIQが上がり、世界もどんどん広がります。
そしていつのまにか外側の世界の風景を
がらりと変えていたりするのです。
ご提供メニュー
メルマガ(無料テキストプレゼント)
気功の学校オンライン
気功師養成プログラム
気功師養成プログラムアドバンス
オンラインセッション
中国伝統気功

こばやしあすか
気功師、ヒーラー、セラピスト。
認知科学をベースしたヒーリングと中国の伝統気功で自己実現を目指す生き方を追求している。
健康、美容はもちろん、本当になりたい自分を実現し、生きることの本当の価値を探求することが個人の真の幸せであることを信じて活動している。
頑張らず、無理せず、自然体のまま、自分本来の魅力や能力を発揮して豊かに楽しく生きられるとしたら何を実現したいのか、にフォーカスすることで
人生のパフォーマンスを最高に高めて行くための一つの手段と方法として、認知科学をベースにしたヒーリングと伝統気功を提案している。
【経歴】
- 子どもの時から「ヒーラー」にあこがれる。
- 聖心女子大学にて宗教心理学を専攻。
その頃から「人が癒やされることはどういうことか」
について興味を持つ。 - 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
- 在宅医療から高級ホテルに至る様々な場所でセラピストとして
20年以上活動を続け、のべ15000人以上の方に施術をご提供。 - セラピスト業の傍らレイキヒーリングを学び、施術に活用する。
- 都内音楽系専門学校の音楽療法科解剖生理学講師を務める。
- 2012年、さんわヒーリングワークスの前身である三和気功に出会い、
創始者である中国人気功老師馬光文の下で伝統気功を学びつつ、
気功施術や後輩の指導を行う。 - 気功をもっと深く理解したい、
気功を人生を豊かに生きる道具として広めたい
という思いから、
脳科学や認知科学をベースにしたヒーリングや、
コーチング、心理技術を学び、
国内外のクライアントのサポートに役立てている。 - 日本教育臨床研究所認定身心カウンセラー