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病気の人が自分は病気だからという執着を手放すために意識するべきこと

2020年2月27日

病気になってなかなか改善しない。
完治するのかどうか不安になって苦しい思いをする。
毎日辛い闘病生活を送っていると、
病気とどうつきあえば良いだろう、どうすれば治るだろう、
この病気がなかったら…

と、病気のことばかり考えがちになってしまうかもしれません。

先日、このようなご質問を受けました。

病は気からといいますが、
病気の人はどのような意識を持ってヒーリングを受けるべきなのでしょうか?

自分は今病気であるが治るという意識を持つべきなのか、
自分は病気ではないと思うべきなのか、
病気のことは考えないとするべきなのか、

どのような意識を持っていれば
病気が治るのでしょうか。

何かしらの持病をお持ちの方であれば、
どうにかして病気が治って欲しいと思うことでしょう。

病院では対症療法しか受けることが出来ず、
病気が完治する画期的な方法もないとき、

これから一生この病気とつきあっていくのだろうか、
この病気があるために、心から幸せだと思える人生はもうやってこないのではないか、

そんな重たい気持ちが湧いてきて、
出来ればどうにかならないものかという切実な気持ちで
気功を学んでみようと思う。

そんな方は少なくはありません。

気功ヒーリングの理論を少しでも学べば、
心のあり方が身体の状態に反映されているということが
なんとなく理解出来ますよね。

無意識レベルのアルゴリズム
(その人の採用している論理や信念、反応パターンなど)があって、
それがその人の現実をつくり出すので、
無意識が変われば、現実も変わるという認知科学的な根拠の上に、
気功ヒーリングは機能します。

心のあり方が変われば現実が変わるのであれば、
病気を治すにあたってはどんな心のあり方がふさわしいのでしょうか。

①自分は今病気であるが治るという意識を持つべきなのか。
②自分は病気ではないと思うべきなのか。
③病気のことは考えないとするべきなのか。

実はこのどれもが、
「病気」にフォーカスを向けていることがお分かりでしょうか?

①は、将来治ると言いながら、
病気であるという今の自分が強く意識されているし、
②と③は、病気を否定することで、逆に病気である自分を意識しています。

病気のことを考えないようにしよう、病気は治ると信じよう、
そうすることで逆に病気である自分を強く意識してしまうのです。

病気にならない人は、病気である自分が盲点に隠れているので、
病気のことを意識することがありません。

病気が治らない人や、病気にかかりやすい人は、
「病気である自分」がセルフイメージになっているので、
病気である自分を実現しようとします。

弱さや罪悪感、無力感、無能感、不幸感などといった
低いセルフイメージが病気である自分を作りだすのです。

でも、別の見方をすれば、あなたの無意識が
病気という現象を通して、あなたの人生にとって
「低いセルフイメージ」が機能せず、不具合を生じさせていることを
示してくれているともいえるのです。

あなたには本来もっと高い理想や役割があるはずだ、
そろそろそれに気づきなさいと
あなた自身の無意識が教えてくれているのです。

ですから、本当にフォーカスすべきなのは、
病気が治ることではなく、
病気であろうがあるまいが、
あなたが人生をかけて成し遂げたいことや、
病気が治ったその先の、
あなたが心から楽しみたいこと、心からやりたいことであり、

あなたが心から望むことや本当になりたい自分や
あなたの生きる目的や目標なのです。

あなたの未来は、病気という、過去や今の自分とは全く関係がない。
自分が本気で手に入れたいと思うことは、必ず手に入れることが出来る。
なぜなら、現実は自分自身の心が作りだしているから。
というのが、気功ヒーリングが採用する考え方です。

情報(心)が先にあって、物理現実がそれに合わせて実現するのです。

ですから、自分の病気は自分自身がつくり出したものなのだと
認識することも、病気を退けるためには必要です。
自分以外の何らかの力によって病気が治るのではなく、
あなたの目標や目的のために、
あなた自身が病気をやめる、そんな意識を持つと良いでしょう。

とはいっても、
病気で身体的に辛い思いをしているときには
なかなか病気のことを意識しないではいられませんよね。
病気で辛ければ辛いほど、身体も心も緊張してしまいますし、
未来のことを考える余裕なんかなくなってしまうものですね。

だからこそ、気功ヒーリングを実践する意義があります。

気功やセルフヒーリングは、第一に病気に偏りがちな心と身体を、
リラックスさせ、神経、ホルモン系の働きを免疫力を強化する方向にスイッチさせ、
明るい未来を意識に上げやすくしてくれます。

また、望む未来のイメージを気功を使って強めていくことで、
セルフイメージを書きかえていくことも出来ます。

気功を生活の中で実践していくと、
自然と身体と心が書きかわって、無意識が書きかわって、
あなたの病気に対する認識やセルフイメージが書きかわって、
「病気」との関係がかわり、「病気」を辞められるようになるのです。

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