気功を実践していると誰でも例外なく
「気」を扱うということが出来るようになります。
気というものが何であるのか分かってきます。
すると、これって悪い気なんじゃないかな、
誰かから悪い気をもらったり、
自分があげてしまったりするのではないかな、
そんな不安が湧いてくる方もいらっしゃいます。
実際、受講生や、セラピストや、ヒーラーの方達から
そういうご相談を受けることもしばしばあります。
たしかに、「呪い」とか、「蟲」というものは情報空間に存在しますし、
そういったものによって、私たちの心と身体は
容易にハッキングされてしまうことも確かです。
それを意図的に人に対して仕掛ける技術もありますし、
無意識で誰かの心身を縛り付けたり、
逆に無意識レベルで誰かからの攻撃を受けたり、
コントロールを受けたりすることは、
私たちの想像以上に頻繁に、そして身近に起きています。
それは事実です。
そしてこうしたものは、
自分で気づくまで、
私たちの足を引っ張り続けるものもあります。
ではどうすれば良いのか。
それはひたすら身体を書きかえていくことです。
身体性をあげ、身体感覚を磨いていくことです。
身体性が上がれはIQが上がり、
色々なことが良く意識に上がるようになり、
また自分の軸という感覚もしっかりしてきます。
同時に、自分の内側に入り
自分が何の呪いをかけられているのか、
何にハッキングされているのか一つ一つ見極めていくことです。
そのためには地道でシンプルな
取り組みを続けるしかありません。
私たちは一つ一つ賢くなっていくしかないのです。
情報空間において
自分がいかに他者からの支配を受けているのか、
いかに自分以外のものに乗っ取られているのかが
深いレベルで見えてきたとき、
私たちはまた一つ大きな力を得ることが出来ます。
もはや何からも乗っ取られなくなります。
もし、逆に自分が他人に対して、
なにか悪い気を送ってしまうのではないか、
呪ってしまうのではないか、と不安を感じてしまう場合も
やるべきことは同様です。
身体性をあげて心を洗練することです。
自分の発する言葉(情報)を
自分がコントロールするのだという自覚を持つことです。
自分の内側に深く入って、
自分の何が呪いや毒として機能すると思うのか、
見極めては手放していく(書き換えていく)ことです。
自分の恐れや不安やその裏にある思い込みを
書きかえて行くのです。
そして、一番大切なことは、
このような呪いや毒や蟲といったものは、
情報空間においては存在していても、
実在はしていないのだということを
正しく理解することです。
それらはすべて情報に過ぎない、
実体のない幻想であるということです。
そして情報とは、本質的に良いも悪いもないのです。
良いとか悪いとは人の心が生み出すもので、
良いとか悪いという概念もやはり本質的には幻想なのです。
ですから、毒を浴びている、蟲がついていると認識するのも、
自分が毒を出しているような存在だと認識するのも、
そもそも、自分がつくりだしている幻想であり、
自分が受け入れてしまっただけの情報に過ぎないのです。
それが理解出来れば、解けない呪いはないし、
呪いをかわすことだって、毒を浄化することだって可能なのです。
なぜなら、すべては情報だからです。
情報空間とは、
本質的にあなた次第でいかようにも変えられるし、広げられる世界です。
私はこの話をするときによくアニメの話をします。
私たちの生きている情報空間とは、アニメの世界のようなものです。
無限の空間の中に、自分で世界を自由に設定して私たちは生きています。
自由とは、誰かから縛られることを選択する自由も含みます。
でも私たちはそのことに対して驚くほど無自覚です。
あなたの生きる世界のすべては、
あなたの中にだけ存在するあなたの創造物です。
だからこそ、内側に深く入り、
その世界を探求して知る必要があります。
知ることが出来ればコントロールが出来ます。
呪いも、毒も、蟲も、そしてあらゆる神や仏も、
ゴールもすべてこの世界に存在しています。
「言葉は神であった」(ヨハネ1.1-5)
という言葉の意味は、
人間の生きている世界の本質は情報(言葉、概念)であり、
その情報がすべてを創造しているという意味です。
このように抽象度を上げて観てみると、
呪いや毒といったこともそんなに恐れる必要はありません。
但し、この呪いや毒や蟲といった存在は
心と身体に対して機能してしまうということも忘れないでください。
無防備な状態で書き込まれたら、実際に身体が苦しく反応してしまい、
心が乗っ取られます。
抽象度が上がってくると、
今自分が何かに乗っ取られているなという感覚や
だれが自分に対して攻撃をしてくるのかとか、そうしたことが
即座に意識にあげられるようになります。
意識にあげられれば書きかえが可能です。
でも、今すぐ出来る簡単な予防策もあります。
それは、
言葉を使って結界を張るということです。
要は、そのときの目的を明確に宣言することです。
例えば、
いつもクライアントさんから邪気をもらってしまう
というセラピストやヒーラーの方なら
「私はいかなるクライアントの負の情報をもらわない、背負わない」
ときちんと口にして宣言するだけで身体がそのように働いてくれます。
身体の力がその目的の方向へとまっすぐに発動するのです。
ここを曖昧にしたまま、
もらっちゃうかも…という気持ちでいるので、
実際にもらってしまうのです。
このように言葉を用いて結界を張ることは誰にでも出来ます。
気功技術「結界」は自分がハッキングされるのを防ぐ
きわめて重要な技術です。
自分がいかにハッキングされていたか、
人がいかにハッキングされてしまう存在なのかが
見えてくるとこの技術の重要度が上がり精度が増します。
結界を張ることが出来れば、
ちゃんとその結界が機能を果たしてくれます。
ポイントは目的を明確に宣言することです。
いかかですか。
いわゆる「邪気」というものの影響に対して
私たちがすべきことは
・身体性、IQをあげること
・自分の内側に入ってその邪気の正体を見極めること
・邪気は情報であることをきちんと理解すること
・言葉や気功技術で結界を張ること
です。
良かったら参考にしてみてくださいね。
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認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。