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回復することではなく進化すること
ヒーリングって具体的にどんなことを指しているのか、実はこれといって決まった定義がなく、個人個人が自由に定義をしてヒーリングをしているというのが実情だと思います。
ですから、というか、だからこそ、自分自身で「ヒーリング」の定義をきちんと持っておかないと、結局何をやっているのか自分でも良く分からないという状態になり、その効果を引き出したり、能力を高めたりすることに限界が来ます。
私自身はヒーリングのことを「その人自身が決めたその人の目的や目標のためにその人の無意識を書き換えること」だと考えています。
私は、Google検索などでは一般的にヒーリングとは自然治癒力を高めることと書かれているのをよく目にします。
確かに、生物の身体には自己修復する能力があり、生体の秩序を保とうとする力があります。それが人間の場合には精神的な部分にも機能しています。何らかの原因でたとえ心身の不調が起きても、自分で自分の状態を最適な状態へと回復させる力が人間の身体にはあって、それが「自然治癒力」とよばれているわけですが、それもいってみれば無意識の働きの一つです。
私は、ヒーリングでは、不調や不具合を「回復」させる必要はないと思っていて、むしろ、「進化」させるものだと考えています。
言葉遊びになってしまうことは否定しませんが、「回復する」という言葉には、元の状態に戻すというニュアンスが含まれていると思います。回復すると言うことが元通りの自分に戻ることなのだとしたら、私はむしろ「進化」とか「成長」という言葉を使いたいわけですね。
ヒーリングとは、古い自我が一旦死んで、「自分」という新しい秩序を手にすること(自分の望んでいる未来側に)、だと私は思っています。
なので、私にとっては、その人の未来に向かって、無意識が新しい秩序を自分の心と身体の中につくり出すことを促したり、それをサポートすることがヒーリングをすることに他なりません。
その手段は、機能するのであれば何でも良いと思っています。
スピリチュアルヒーリングでも、アロマセラピーでも、カウンセリングでも。私の場合は「気功」をその手段としてご提供しているというだけです。
いかなる時もヒーラーとして振る舞う
その人の決めたその人の目標や目的(未来のゴール)のためにその人の無意識を書き換えることをヒーリングとして捉えると、実はいかなる職業も、多かれ少なかれヒーリングの要素を持っていると言えますし、日常のいかなる場面においても、ヒーリングは出来ると言えます。
あなたと接することで相手のエフィカシーが上がったり、相手の気分が前向きになったり、疲れがとれたり、笑顔が生まれたり、心や身体が楽になったりするなら、それはヒーリングと言えると思います。
そう考えれば、例えば接客する時にも、営業するときにも、教育するときにも、ヒーリングすることが出来ますよね。
親が子どもと接するとき、友人同士が時間をシェアするとき、すれ違う人と会釈をするとき、いかなる場面でも、ヒーラーとして振る舞うことが出来ると言うことです。
あくまでも本人の自由を尊重する
ただ、あくまでも本人の自由と、本人の望みを尊重することを忘れてはいけません。
あなたが相手に対して良かれと思ってやることは、単なるあなたの価値観やエゴの押しつけです。それはヒーリングとは言いません。
それは相手の可能性を引き出したり、相手を相手の目的のために書き換えるのではなく、相手を束縛し、相手の力を奪うことです。
とくに身近な人ほどヒーリングが難しいのは、「愛情」というエゴのバイアスがかかるためです。
自分の理想や自分の欲のために相手を書き換えること、それは「洗脳」です。
相手を見えない鎖で縛って海の底に沈めることと変わりがありません。
実は、ヒーリングをする際には、あなた自身は何もしないというスタンスを持ている方がよいのです。無意識の力は私たちの意識の認識出来る範囲を超えているので、意識を介入させるのはほんの少しで良い。あなたの意識が介入するほど、それは相手を縛り付け、無意識の力が発揮させるのを邪魔してしまいます。
一瞬一瞬が新しい自分
常日ごろからヒーラーとして振る舞うにはどうすれば良いのか。今からでも出来るマインドセットは「一瞬一瞬が新しい自分だ」と思うことです。
同様に「一瞬一瞬新しい相手に出会う」「一瞬一瞬新しい世界だ」と、他者や世界のこともそのように認識することです。
ヒーリングとは古い自我が死んで新しい自我に生まれ変わることなので、このように考える癖をつけることで、自然とヒーリング能力が上がり、ヒーラーとして振る舞うことが出来るようになります。
一瞬一瞬が新しい自分 ということが頭で理解出来なくても、意味が分からなくても実感がなくても、「一瞬一瞬が新しい自分」と口癖、セルフトークにしてしまえば、だんだんそのことが分かるようになります。
分からないことが分かるようになる機能を脳は持っています。
興味があるなら、試してみる価値はありますよ!
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こばやしあすか
気功師、ヒーラー、セラピスト。
認知科学をベースしたヒーリングと中国の伝統気功で自己実現を目指す生き方を追求している。
健康、美容はもちろん、本当になりたい自分を実現し、生きることの本当の価値を探求することが個人の真の幸せであることを信じて活動している。
頑張らず、無理せず、自然体のまま、自分本来の魅力や能力を発揮して豊かに楽しく生きられるとしたら何を実現したいのか、にフォーカスすることで
人生のパフォーマンスを最高に高めて行くための一つの手段と方法として、認知科学をベースにしたヒーリングと伝統気功を提案している。
【経歴】
- 子どもの時から「ヒーラー」にあこがれる。
- 聖心女子大学にて宗教心理学を専攻。
その頃から「人が癒やされることはどういうことか」
について興味を持つ。 - 鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
- 在宅医療から高級ホテルに至る様々な場所でセラピストとして
20年以上活動を続け、のべ15000人以上の方に施術をご提供。 - セラピスト業の傍らレイキヒーリングを学び、施術に活用する。
- 都内音楽系専門学校の音楽療法科解剖生理学講師を務める。
- 2012年、さんわヒーリングワークスの前身である三和気功に出会い、
創始者である中国人気功老師馬光文の下で伝統気功を学びつつ、
気功施術や後輩の指導を行う。 - 気功をもっと深く理解したい、
気功を人生を豊かに生きる道具として広めたい
という思いから、
脳科学や認知科学をベースにしたヒーリングや、
コーチング、心理技術を学び、
国内外のクライアントのサポートに役立てている。 - 日本教育臨床研究所認定身心カウンセラー