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本当の自分の氣の使い方~情報空間の書き換えのさらに上を目指す

2025年2月12日

論理的に氣功を捉えることの意義

「現代氣功」が採用している氣功の定義は、『共感覚による内部表現の書き換え』です。

認知科学の概念を使った、非常に明瞭で正確な定義です。

この定義を採用することで、氣功は扱い方のよく分からない「不思議な力」から、再現性と客観性を伴うメソッドとなりました。

これにより、氣功は特別な人だけが理解可能、習得可能なものではなくなり、その氣になって学べば誰にでも理解ができ、習得可能な技術になりました。

そして、氣功が「内部表現」を書き換える有効な手段であることが広く知られることになりました。

これが、氣功を最先端の科学の概念を使って学ぶことの大きな意義です。

 

なので、これから氣功を学ぼうと思う人は、まず『共感覚による内部表現の書き換え』という定義を理解することから始めましょう。

なぜならあるレベルまでは論理的に学ぶことにより物事の本質をより早く理解することが出来るからです。

よってよくわからない「氣」のことを本質的な部分を短期間で理解するには、現代の最先端の科学的を活用して理論的に学ぶ方がスムーズです。

定義に基づいて論理的に思考することによって、氣功や氣にまつわる様々な情報を前にして、混乱した視点から脱却し物事の整合性や秩序を認識できるようになります。

これが氣功を科学的な側面から論理的に理解していくことの重要な意義です。

 

そうすることによって、氣というとらえどころのないものを、理論の内側に捉えることが出来るので扱いやすくなります。

 

 

言葉の限界

科学は人間や宇宙の真理を追究しながら発展してきており、認知科学や、量子力学などの最先端の学問は、

今やとても抽象的な領域、すなわち物理領域を超えた情報的な次元を解き明かそうとしているので、

私たちがこの世界や宇宙の真理を知ろうとする時にも科学の恩恵は受け取った方がよいでしょう。

 

ただ、科学が万能であるというわけではなく、科学的に氣功を学べば全部氣功の真髄まで理解可能なのかと言えばそうではないでしょう。

言葉でとらえきれない領域にまで、「氣」の世界は広がっているからです。

科学や哲学、あらゆる学問は「言葉」によって成立します。難しい数式もこれに含みます。

そして「言葉」というものはこの宇宙を完全にはとらえることが出来ません。

言葉にするということは、その対象にレッテルを貼り、その対象を限定的に分離することであり、それはその対象を部分的に認識することだからです。

すなわち、言葉にした時点でその対象を限定的にしかとらえることが出来なくなるということです。

 

例えば、目の前にリンゴがあるとして、それを「これはリンゴ」だと言ってしまうと、リンゴとは何かという定義の中でしかそれをとらえることが出来ず、

そのリンゴそのものを理解したとは言えないでしょう。

あなたには名前があり、性別があり、国籍があり、出身地や出身校や数々の経歴や、社会における肩書などがあるでしょうが、

そうしたものをいくら並べても、あなたという存在そのものを把握できたとは言えません。

 

なので、理論や定義をもとに氣功を実践したり、氣について科学的な分析や解明を試みようとするだけにとどまってしまうと、

自分が言葉で理解できる限界までしか氣功のことがわからないということになります。

 

氣功がめざすところ

氣功は紀元前の昔に端を発しているとも言われるくらい歴史の古いメソッドです。

そんな氣功の実践者が太古の昔に目指していたことは、宇宙の真理を体得することでした。

 

しかし、「宇宙の真理」は言葉ではとらえきれない領域にあるので、論理的に理解しようとすることに固執すると

あるところまでは良くても、その先の本質は見えなくなるでしょう。

 

では現代のように科学の恩恵もない古い時代に、どのように人々は真理に目覚めていったのでしょうか?

 

それは「身体」です。

つまり、考えることによってではなく感じること、直観的に悟るということです。

氣功に限らず、真理を探究し、真理に目覚めるには「身体」を使うしかないということです。

(イエスも釈迦ももれなく修行者です)

 

もし、氣功を「真理」を理解するという次元にまで深く学びたいというのであれば、「身体」を無視しては到達できないということを理解しておきましょう。

「真理」を理解することが人間を本当の意味で自由にし、本当の意味で無限の存在にします。

それが『本当の自分』を生きるということなのです。

 

 

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