幸せとは?
あなたは幸せですか?
NOと答えが出てくる人はまず「幸せ」とは何かを考えてみましょう。
自分にとっての幸せとは何ですか?
幸せの定義は人それぞれですが、「幸せ」であることと、人生が一切の困難もアクシデントもなく楽で平坦であることとは違うと言いたいです。
三和氣功にとって、幸せであるとは、自分が魂の目的に従って生きていることを実感するときに私たちが感じる感覚です。
あなたは魂の目的、すなわち本当の自分が自分に求めている生き方をしているでしょうか?
本当の自分が自分を生きている、魂の自分とともに自分が進んでいるという実感がある時、人は、そこにどんな困難が待ち受けていようと生き生きと輝けるものなのです。
魂の目的と試練
あなたの魂の目的やゴールに応じて、人生で経験することはおのずと違ってしまいます。
魂のレベルでより大きなゴールや、より壮大な生きる目的をもって生まれてきたなら、人生で体験することは困難が伴いますし、味わう感情もアップダウンが激しくても不思議ではありません。
ただ自分だけの幸せで満足するという人生を望んで生まれてきたのならそんなに大変な試練を必要とはしないのではないでしょうか?
でもより多くの人のために貢献しようと決めてきたのなら、より大きな痛みや苦しみを背負い、それなりの試練を受けて立つことも必要になるかもしれません。
抽象度のより高いゴール、より大きな魂の使命をもって生まれてきたなら、その人はより大きなエネルギーを扱える器でなければならないでしょう。
だからこそ多くの試練や困難を経験し、自分の器を広げる必要があるかもしれません。
自分の人生を振り返ってみて、自分が体験してきたことの一つ一つが自分の魂の求めたことであるとしたら、本当の自分は自分に何を期待し、何を経験させたかったのでしょう?
そんな風に考えてみると、不幸も闇も、苦しみも、すべて自分にとって価値のあるものであることが腑に落ちます。
必ず、あなたは「本当の自分」が決めた生きる目的を果たすためにこの世界に生まれ、果たすべき魂の使命があります。
「本当の自分」が自分に課した道を歩いてみませんか?
もちろん、それは一つの設定であり、一つの考え方でしかありません。
でも、幸せや生きる喜びを感じながら人生を歩むためにはとても有意義な設定です。
壮大なストーリーを生きよう!
この世は夢が現か。
脳にとってはどちらも同じです。
人の人生はその人が設定したシナリオ通りに進むストーリーです。
平凡なストーリーの主人公でいることもできますが、波乱万象の飽きの来ない物語を楽しむこともできます。
どんな人生であれ、自分の決めたストーリーを生きていくのが私たちです。
だとしたら、どうせならアニメや映画のような壮大なストーリーを描いた方が、生きる甲斐があるというものでしょう?
この時代に生きる私たちは、大きな時代の変わり目にいます。
時代が変わるということは、人類の意識が成長するに従い、価値観も世界観も一新されるということです。
成長と変化には混乱と痛みが伴いますから、誰もが多かれ少なかれ、内側に葛藤を抱え、成長の痛みを味わう、そんなタイミングに生きています。
わざわざそういう時代を選んで生まれてきたのだとしたら、あなたは、自分がどうしてそうしたのだと思いますか?
もしあなたが今生きることに苦しくて、希望がなく、不安しかないのだとしたら、それは壮大な人生ストーリーを「本当の自分」が望んでいるからです。
もちろん、自分の人生に対する設定や解釈には、正解不正解というものがなく、そう思うことにするのもしないのも自分で自由に決めることができます。
その人の人生や現実は思い込みと設定、シナリオでできているからです。
誰の人生にも「真実」はありません。
人生は「空」、すなわちストーリーです。
でも、辛く苦しい自分の現実や、これまで生きてきた人生を、幸せで希望に満ちた未来につなげたいのなら、壮大な目的をかけた壮大な物語を設定してこの世界に生まれたのだということを受け入れてみてください。
私なんてどうせ… 私にはとても… と遠慮することはありません。
あなたの世界の主はあなた自身で、あなたの代わりになる存在は他にはいません。
何を誰に遠慮することがあるでしょうか?自由に決めてみましょう。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。