読む「気功教室」です。 気功講座の受講を開始した皆さんに初めにお伝えするのは、気功を始める前に必ずやっていただきたいことです。 馬先生はそれを「気功の準備」といっていますが、 つまり姿勢と呼吸を整えふさわしい状態を作ってから気功を始めてくださいという意味です。 受講を始めるとどんどん気功を教えていきますので、毎回毎回新しいことに取り組むことに夢中で一番最初にやった「準備」のことはとかく忘れてしまわれがちですが、実はこの準備が身についているのといないのとでは、どんなに新しい気功を教わっても、とってももったいないことをしているように思います。 では「準備」のやり方をご紹介しますので、ご興味のある方はやってみてください。 まず初めに両足を肩幅に開いて立ちます。この時足の親指が内側にも外側にも向き過ぎないように気を付けます。 次に骨盤に意識を向け、骨盤が後ろに傾き過ぎている(お尻が突き出ている)と感じたら少し前にひっこめます。今度は前に傾き過ぎているように感じたら少し後ろに戻し、ご自身の感覚で骨盤がちょうどまっすぐになるように調整します。 そして頭頂から1本のひもで天井から引っ張られているような感じで頭をまっすぐ保ち、肩の力を抜きます。この時自分が猫背だな~という感覚があれば、肩甲骨を少しだけ引き寄せます。 膝の力を ふっと 抜いて立ちます。 臍の下の丹田といわれるあたり、具体的にはおへその下自分の指4本分のところくらいまで、肛門や女性であれば尿道をキュッと引き上げるようにごくごく軽く力を入れます。 最後に、丹田から両足へと意識を動かし、足の裏まで持っていきます。足の裏から地球の深く中心のあたりまで意識が伸びてしっかりと結合するようなイメージをします。自分がしっかりと大地とつながって立っていると感じたら、もう一度体に余分な力が入っていないかを確認してみます。 以上のことを行うだけでも体のエネルギーは整ってきますよ。 毎日5分でも継続すると価値があります。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。