この陰陽のシンボル
誰でも観たことがあると思いますが、
あなたはその意味を考えたことありますか。
これは陰陽魚太極図といって、
太極から陰陽が生じていることを象徴的に
表したものです。
この太極図に表されている「陰陽論」では、
物事には必ず陰と陽、二つの側面がありますよ
陰と陽の相対的な関係で物事が成り立っていますよ
ということを教えています。
例えば
天と地 過去と未来 上と下
善と悪 病気と健康 光と闇 わたしとあなた…
なんでもいいのですが
一方がなければ、
もう一方のことが認識できませんよね。
陰陽の関係とはそういうものです。
世の中に悪いという価値観がなければ
善いということはわかりません。
過去という概念があるから
未来という概念も存在します。
この世の万物はすべて
陰陽の関係性のもとに
生まれ、成り立っていて
またその陰陽の関係性から外れては
存在できないというのが、
陰陽論の考え方です。
陰陽太極図では
黒は陰の気を象徴していて
白は陽の気を象徴しているんですね。
勾玉のような形をしているのは、
陰陽のそれぞれの気が
生じて大きくなって極限になったとき
陰は陽に、陽は陰に
互いの気に転じることを示しています。
また何事も片側だけの性質のみで
存在しているのではなく、
陰に見えてもその中には陽の要素を含んでいて、
陽に見えてもその中には陰の要素を含んでいて、
関係性によって
陰か陽かは相対的に変化し続けることも
示されています。
そして
「太極」 とは、
陰陽の区別がない状態、
物事の秩序が生まれる前の混沌を意味しています。
何もない状態ともいえますし、
すべてがある状態、
(すべてのポテンシャルエネルギーを内包している)
ともいえます。
陰陽は混沌である「太極」から生じました。
そしてその陰陽の気の消長のくり返しで
万物が生成されていった。
これが中国の古い哲学に由来する
天地創造の物語です。
そして
太極から分かれた陰陽を
再び統合して
その中心をとることを
「中庸」といいます。
陰陽が平らになった状態。
統合されて
バランスがとれている状態
であるとも言えます。
中庸こそが
人が自分を知り世界を知るための
ポイントでもあり、
健康や幸せの要であるとも言えます。
中庸を求めていくことも
気功を実践していく目的でもあるのです。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。