氣功とは「氣」を伝える技術
三和氣功は、「氣功とは共感覚による内部表現の書き換え」という定義を採用しています。
氣功とはわかりやすく言えば、「氣」を操作したり伝えたりする技術です。
氣功を使って相手に働きかける場合、あなたがどんな「氣」を相手に伝えようとしているかがとても大切になります。
「共感覚」を使えば私たちはあらゆるものを「氣」として認識し、またそれを伝えることができます。
例えば、楽しい気分の人の隣にいれば自分も楽しくなってきたり、あくびしている人がいると皆があくびし出すという現象、あなたは経験したことはありませんか?
こういったことも、氣功的に解釈すると楽しいという氣やあくびの氣が伝わったのだということになります。
あなたの気持ちや意志、祈りも、そして呪いさえ、氣功を使って人に伝えることができます。
誰かにセラピーやヒーリングを提供しようとするとき、あなたが優しい気持ちでそれを行えばそれはちゃんと伝わって何らかの影響を相手に及ぼすということです。
元気になれ~と思って氣を流せば、それがちゃんと相手の無意識に伝わるということです。
氣の扱い方がうまくなればなるほど、あなたの伝えようとする情報は本当にインパクトを持って相手の心や身体を書き換えてしまうのです。
氣功を使って相手に働きかけるときには、あなた自身の氣のあり方がダイレクトに相手に伝わりますので、あなたがどのような気持ちでどのようなあり方でセラピスト、あるいはヒーラーとして相手に対峙しているかが、そのセッションの質を左右するとても重要な要素になります。
あなたのオリジナルの癒しの氣をつくってみよう
あなた自身のこれまでの経験から、オリジナルの「癒しの氣」を創り出してそれをセラピーに利用することができます。
ご自身のプラスの情動や過去の素晴らしい体験等を使ってオリジナルの「癒しの氣」をつくってみます。
「楽しい」「嬉しい」「すがすがしい」「誇らしい」「気持ちいい」という体験を思い出しながら、その時に味わった感情や体感を感じながら氣を出すと、それがあなたのオリジナル癒やしの氣となります。
過去の記憶を引き出して一番楽しかったこと、嬉しかったこと、すがすがしかったこと、誇らしかったこと、気持ちよかったこと、何か素晴らしい体験をしたときの気持ち等を利用するとよいでしょう。
そうやって氣を出しながら、氣を練ったり、その氣を自分自身に流してみましょう。
それによってまずは自分の身体や心が緩みリラックスし、心地よくなっていくのを何度も味わいましょう。
そして十分にその体感を味わったら、あなたが創り出した「癒しの氣」は完成です。
「癒しの氣」と思うだけでその氣が自動的に手からあふれてくるようになるでしょう。
今度は誰かに感じてもらってフィードバックをもらうと良いですね。
何度も何度も使って慣れるまで使い込むと、癒しの氣自体もパワーアップしていくでしょう。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。