お知らせ

未来だけを縁(よすが)にする

ゴールを設定して、
ゴールのために生きようとすると
必ず、無意識の抵抗にあいます。

それは脳のシステム上避けられないことなのです。

やっぱり私には無理だ
こんなに辛いならやめた方がいい
辛いだけで何も変わらない
出来るわけがない
こんなことして意味があるのか
今のままで十分だ
今やらなくてもいい
トラウマから自由にはなれない
どうせまた前と同じだ…

こういったゴールを達成させまいとする無意識の働きを
「創造的回避、クリエイティブアボイダンス」といいます。

時に無意識はとてもクリエイティブに現状の外へ出ようとする
のを阻止しようとします。

例えば何か突然の出費が必要な出来事を引き起こして、
ゴール側へ投資を出来ない理由をつくったり、
家族や自分の病気や怪我で断念せざるを得なくさせたり、
本当に自分では思いもつかないくらい
クリエイティブな力を無意識は発揮するのです。

また親やパートナーといった身近な人は
ほとんどと言っていいほど、現状の外へ出ようとするあなたを引き留めにかかります。
「そんなことやって失敗したらどうするの?」
「あなたにはできない」
「あなたのためにならない」「将来食べてはいけないよ」
このようなゴールへ向かうあなたに対して足を引っ張ろうとする存在を
ドリームキラーと言いますが、

ドリームキラーも、ある意味ではクリエイティブアボイダンスの一つの形です。

良くも悪くもどこまでもクリエイティブであるのが
無意識の力です。

でも、逆にその無意識の力をゴール方向へ使うことが出来たら
自分では考えもつかない方法で無意識はゴールを達成しようと
働いてくれます。

気功とはまさに無意識の創造性をゴール側へと発揮させていくための
一つの方法論であり、スキルです。

では、ゴールへ向かって現状の外へと飛び出していこうとするとき、
無意識の抵抗に遭うことが避けられないのだとしたら
私たちはどうすれば良いのでしょうか。

それは常に、未来を縁(よすが)にすることです。
未来志向でいることです。
過去に根拠を求めるのではなく、未来に根拠を求めることです。

過去のあなたの経験や失敗は関係なくて、
ただ、あなたの未来がどうあるべきかだけを理由にするのです。

これはマインドセットとしてそうするしかないのです。
そのマインドセット無くして、ゴール側に進み続けることは出来ません。

私たちは過去を基準に思考することになれきっていますし、
私たちの認識している現実は実際は「今」そのものではなく
脳が処理した過去の情報です。

だから最初のうちは、
過去の体験や記憶を基準に未来をみようとしてしまう癖が
なかなか抜けないでしょう。

だからこそ、意識的にマインドセット自体を変えてしまう必要があります。
過去は関係ない、未来を基準にするというマインドセットです。

すべての出来事はゴールへの布石であるとしてしまうのです。

そうすることで始めてゴールノートも
セルフヒーリングも、フィードバックも
気功技術もすべてゴール側へと機能しはじめます。

すべての作業をゴール側の臨場感を上げるためにやるのです。
すべての根拠を未来のあなたに見いだすのです。

そうすると
失敗も、絶望も、不安もゴールに至るまでの一過程として機能するのです。
失敗や絶望や不安はむしろ、
あなたがゴール側へと移動しようとしている証なのですから、チャンスなのです。
ここぞとばかりに、未来を想い描き、未来のために行動し、
未来の臨場感を高めていくのです。

あなたが未来を縁(よすが)とするようになれば、
無意識は過去ではなく、あなたを未来へ引っ張ろうと
あなたの思いもよらない方法で働き出します。

ゴールへのヒントを見つけ、
ゴールへの希望を見つけ、
ゴールへのチャンスを見つけてきてくれるようになります。

だから、
あきらめないで欲しいのです。

まずはマインドセットを未来基準にしてみることから
始めてみてください。

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