幸せと成功は「自己評価」を上げれば手に入る
自己評価が高い人ほど自然に自分の夢を実現していきますし、普通に幸せに生きていきます。
この自己評価をコーチングでは「エフィカシー」と言います。
コーチングの目的は、エフィカシーを上げることと言っても過言ではないほど、理想の未来を実現していくためには自己評価が大切です。
自己評価させ高く維持できれば、人生は勝手にうまくいくようになっている。
シンプルです。
自己評価が高いとき、その人の気はとても高まっています。
生きるためのエネルギーが満ちているので、わざわざモチベーションも上げる必要もないし、ゴールをあえて設定しなくても、勝手に新たなゴールの方から自分を見つけてやってくる、そんな感覚にさえなるのです。
これこそ、三和氣功が言う「自然体」な在り方であると言えます。
自己評価を上げる方法
コーチングの目的がその人のエフィカシーを高めることなら、逆に言えば、世の中にはエフィカシーが低い人や、上げようと思っても上がらない人がいるということです。
おそらく、この記事に目を通しているあなたも、自己評価が自分でなかなか上げられないことに課題を感じているかもしれませんね。
でも、エフィカシーを高めるためのセルフコーチングの方法はいくつかあります。
それを実践することで自己評価は高めていくことが可能です。
アファメーションやビジュアライゼーションはその中心的なものです。
他にもセルフトークをコントロールすることは非常に重要です。
アファメーションやビジュアライゼーションやセルフトークコントロールがなぜエフィカシーを高めるかと言うと、未来を起点にして今の自分を語ることを心がけることで未来の自分がインストールされていくからです。
潜在意識には自分にまつわるあらゆる情報が存在しています。
潜在意識には過去の自分もいれば未来の自分もいるのです。
気功技術「召喚」はアクセスしたい情報を無意識の中から取り出してくる技術ですが、それを使って、潜在意識の中からゴールを達成している未来の自分や理想の自分を召喚し、その臨場感を今の自分がインストールするといったことはもちろん可能です。
もしかしたら、未来の自分の臨場感を上げるのに手間取る人は、未来の自分なんてまだ存在していないのだからわかるわけがないと思い込んでいるからかもしれません。
でもそうではありません。
情報空間や潜在意識などと言われている領域の中に未来の理想の自分はすでに存在しています。
なぜ自己評価が上げられないのか
それでも、アファメーションやビジュアライゼーションが上手く機能しにくい人も存在します。
過去の自分の存在感が大きすぎて、未来の自分がスコトーマになっているような人は、セルフコーチングがうまく機能しません。
過去にとらわれ過ぎていると現状の外の未来が恐怖にしか見えなかったり、現状の外を見ることに強い抵抗を持つことがあります。
そうである場合には、アファメーションやビジュアライゼーションがかえって逆効果になることもあり得ます。
コーチングではなく、ヒーリングの現場においてはそういうこともあると経験上私は考えています。
とはいえ、そこまで過去にとらわれている人はそうそういらっしゃいません。
でも、気功に興味を持っているかなり多くの人がアファメーションやビジュアライゼーションをうまく機能させることが出来ていないと感じます。
いいところまではいくのだけれど、あと一歩のところでいつも停滞してしまうとか、独学で未来思考をする習慣を身につけたけれど、今一つ現実が動いていかないとか、何かもやもやしたものを抱えながら、行動を続けているということはないでしょうか?
なぜ自己評価をうまく上げることが出来ないのか。
その理由はいくつか挙げることができますが、すべての理由を包括したたった一つのおおもとの原因はすばり自己承認が足りないことにあります。
自己評価は自己承認無くしては成り立ちません。
自己承認とは、言うまでもなく、自分が自分を認めるということです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、評価にしろ承認にしろ、「自分が自分に対して与えるもの」であることがポイントです。
エフィカシーが根拠のない自信と説明されたりするのを聞いたことがあると思いますが、自分が自分に対して与える評価や承認には根拠や基準は不要です。
ところが根拠のない承認や評価ほど難しいものはありません。
承認の4つのレベル
エフィカシーを高めるには、自己承認が必要だと言いましたが、「承認」には実は4つのレベルがあります。
1番目のレベルは「結果に対する承認」であり、会社に入社できたとか、成績でトップをとったとか、合格した、一番になったなど、結果に対しての承認ですから、他者からは承認してもらいやすく、自分でも承認することが出来ます。
ただし、このレベルの承認のみで生きようとすると、かなりのエネルギー不足となり、気は枯渇しやすくなります。
2番目のレベルは「行動に対する承認」であり、結果がどうであれ、行動したことそのものを承認することです。たとえ失敗しても、行動したことが素晴らしい!という承認の仕方です。
これも、行動を起こしているのですから比較的容易に承認を与えることが可能です。やるだけやったのですから、何もしないよりは承認できるはずです。
3番目のレベルは「思考に対する承認」です。ここまでくると、行動する必要も、ましてや何か結果を出す必要もありません。ただ、考えたことに対して承認をするレベルです。
そう思えただけでも素晴らしいという承認ですから、結果がすべてという考え方の人にとっては、ありえないくらい承認の難易度が高いです。
そして最後の4番目のレベルは「存在に対する承認」です。
結果など出さなくてもいい、行動しなくてもいい、考える必要もない、ただ、存在していることが素晴らしい!という承認です。
生きていることそのものが承認に値するという承認の仕方です。
結果を出した、行動した、思考したという、承認のための理由や根拠や条件を必要としない承認です。
もっと言えば、承認するための根拠を探してはいけないのです。
そして、このレベルの承認を私たちは自分に与えることが難しいと感じています。
自己評価を上げられない人ほど、存在承認ができません。
生きていることが虚しいとか、何のために生きているのかわからないという人ほど、存在承認が圧倒的に足りていないと言えます。
例外なく、存在承認が足りていない人はまず「承認されること」を求めます。そして、自分の本当のゴールが見えません。
4つの承認の土台になるのは実は存在承認です。
存在承認ができないと、思考承認も、行動承認も、結果承認もできません。
そもそも、自分の存在が認められていないのに思考や行動や結果を本当の意味で認められるわけがありません。
いかに大きな結果を出したとしても、存在承認が足りていない場合にはその結果を素直に認められず、自分などまだまだだとか、この結果に自分は値しないと思うことでしょう。
鍵を握るのは自己承認
自己評価が低く、エフィカシーを上げたくても上がらない人は、エフィカシーを上げようとする前に存在承認を自分に与えることに意識を向けた方が上手くいきます。
存在承認を沢山自分に与えることで「気」が高まれば、自分のゴールが見つかり、簡単にエフィカシーは上がるようになります。
しかし、存在承認のない人ほとんどの人が勘違いしているのが、「承認」は他者からしか得られないと思っていることです。
存在承認、つまり自分を無条件に承認することを学ぶのは母親と父親からです。
大人になった現在、存在承認が足りてない人は幼少期に親から存在承認を十分得ることが出来なかった可能性があります。
だからと言って、今から親に存在承認をもらおうとすると、それも実は無理なケースがほとんどです。
すでに亡くなっていたり、自分の親もまたその親から存在承認を十分与えてもらわなかったからです。
しかしながら、親に無条件に愛してもらいたい、無条件に認めてもらいたいという気持ちにこだわっていると、それを他者から得ようとすることになり、ますます満たされない思いを潜在意識に抱えていくことになります。
存在承認とは、つまり自分が自分のまま存在していても良いのだということを身体で理解することであり、自分で自分を認めて愛する能力のことなのです。
ですから、他者からそれを得ることは、実はできません。
承認されることを他者に求めると、承認欲求に振り回されることになり、地位や名誉を得ること、勝負に勝つことがゴールにすり替わり、本当の自分を生きることが出来ないままに、消耗して生きる気力をそがれてしまうのです。
そんな人に現状の外へ出ようとするエネルギーがあるかと言えばないでしょう。
そういう人は、他者から承認(愛)が得られるという錯覚から目覚めて、自己承認するための知識を学び、自己承認して自分の気を高めていくと、自然に未来に意識を向けるエネルギーが湧いてくるようになります。
ポイントは自己承認です。
存在承認を自分で自分に与えること。
思考承認や、行動承認や結果承認を与えることも良いですが、本当に必要なのは存在への承認です。
どんな自分であろうが素晴らしいと、セルフトークをしましょう。
存在承認のエネルギーを受け取れるこちらのセッションで、人生を好転させるきっかけをつかむのもおすすめです。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。