満たされた人生を手に入れる最適なツール「氣功」
あなたにとって「満たされた人生」とは何ですか?
私は、満たされた人生を手に入れる一つの手段としてこれまで氣功をご提案してきました。
三和氣功の考える「満たされた人生」とは「自然体で生きること」です。
具体的には、ワクワクした冒険や遊び心に満ちた人生を自由に喜び楽しむことです。
あなたはいかがですか?
氣功の世界観の根底にあるのが、「氣」が世界を作っているというもの。
そして「氣」とは「意念」(意識)のことなので、現代の氣功師が脳科学や認知科学、心理学の知識にある程度精通していることは大切なことであると考えています。
要するに、氣の力を高めて氣を使いこなすことが、心身ともに健康で幸せな人生を手に入れ、さらに望んだ未来を実現し続けるための方法であるため、氣=意識を理解し、使いこなすために、脳や心について様々な分野から知識を得ることは重要なことなのです。
満たされた人生を生きるために、自分の潜在能力を開きクリエイティブに未来を創造するための優れたマインド(心)のメソッドとしてセルフコーチングの知識と、人の在り方を説いている老子の哲学は、氣功を学ぶにあたってもとても重要な意義があると認識しています。
きっとあなたも「満たされた人生」を求めてここにいらっしゃるのではありませんか?
そしてそのためのヒントなり答えなりが少なからず手に入ることを、氣功に期待していらっしゃいませんか?
もしそうなら、あなたはとてもいいところに目を付けたと言えると思います!
氣功の観点から言えば、満たされた人生を生きるかどうかは、あなたの「氣」の使い方次第と言えるからです。
満たされた人生を生きるために「氣」を使っていきましょう。
本当のゴールからズレていませんか?
コーチングにおけるもっとも重要な概念が「ゴール」です。
ゴールなくして、私たちは幸せも成功も満たされた人生も手に入れることはできません。
それどころかゴールがないと人は死んでしまうとさえ言われていますからゴールとは人生をかけた生きる目的とも言い換えることもできます。
そして、これからの自分がどのようになりたいか、これから何をしたいかという未来のイメージを決めることをゴール設定と言います。
ゴールを設定すると、現状のスコトーマ(盲点)が外れて、今まで気が付かなかったヒントや方法が見えるようになり、ゴールを達成した自分の臨場感が高まってやがてゴールが手に入るというのが、ゴールを設定する目的です。
この時、ゴール達成の鍵を握るのが「エフィカシー」で、これは自己能力への自己評価のこと。エフィカシーが高まればゴールは自然と達成されてしまうと言われています。
ゴールを設定してエフィカシーを高めれば、勝手にゴールは達成されてしまう、これくらいのことはもしかしたらあなたはすでにご存じかもしれません。
そしてあなたも、あなたなりのゴールを決めてこれまでもいろいろと取り組んでいらっしゃったと思います。
でも、アファメーションやビジュアライゼーションといったテクニックを実践してもなかなかエフィカシーが上がらないと感じていたり、モチベーションが上がらない、つい頑張ってしまう癖が抜けない、頑張らないと不安になるなどとなにか釈然としないものを感じてはいませんか?
セルフコーチングを実践するために知っておくコーチングの知識はたくさんあります。
・マインド全般に関する知識
・ゴール設定の方法
・ゴール達成のメカニズム
・言葉の力/セルフトークコントロール
・アファメーションとビジュアライゼーション
・自己評価(エフィカシーとセルフエスティーム)
ざっと上げてもこれくらいはあります。
でも、たとえこのすべてを学んだとしても、私たちの中に深く浸透しているごく一般的なありふれた常識によって、それらを腑に落としたり、実践によって成果を出すのが難しくなっている可能性があります。
この常識のために、そもそも私たちの成長の原動力となるはずのゴールそのものさえも分かりづらくなっているかもしれない、もしくはゴールだと思っているゴールが本来のゴールとはズレてしまっているかもしれないというのが、私たちの現状ではないかと三和氣功は考えています。
エフィカシーを下げかねない自己成長における二つの前提
では、このごくありふれた常識とは何かというと、「人間は理想を手にするために今の自分からスタートしてどこかに移動して何か別物に変化しなければならない」というものです。
実際に、自分を変えたい、現実を変えたいと思っている人は沢山いると思いますが、そのほとんどが「今の自分からゴール側の未来の自分へ少しづつ変化しながら移動していく」こんな臨場感のもとに、それぞれの取り組みを継続していらっしゃるのではないでしょうか。
この背景にあるのは、
・階段をのぼり壁を越えて、ここにいる自分ではない未来のどこかへと移動をしなければならないというイメージ(時間と空間の移動の必要性=変化の必要性)
・今の自分は「不足」だからこそ理想を手に入れる必要がある(不足の前提)
です。
これは、不足である自分が時空間を移動して起こした変化こそ成功であるというのは、西洋的または近現代的な自己啓発のベースにある成長プロセスのイメージです。
でもゴールを手に入れるには道のり(時空間の移動)が必要である、今の自分は足りていないために何かにならないといけない(自己否定からの変化の必要性)という前提が、一方でエフィカシーを逆に下げてしまったり、現状の内側にしかゴールを観ることができない要因になっているかもしれないとしたらどうでしょう?
また、たとえ人生においてステップアップをし続けていたとしてもなぜか体調を崩していたり、なぜか満たされない思いを抱えていたり、仕事では成功していても家族とはうまくいっていないなどというアンバランス感を募らせる原因になっているかもしれません。
言うまでもなく、資本主義的な競争社会が背景にあるからということも理由の一つでしょう。
ゴール達成に最も重要であると言われるエフィカシーとは、自分はゴールを達成できるという根拠のない確信のことですが、
エフィカシーとは、突き詰めれば自分の「無限」の可能性を信じて疑わないことなので、時間と空間という「制限」にとらわれるとエフィカシーは下がりますし、不足しているダメな自分という前提からスタートすることや、自己否定の上に成り立つ変化の必要性も、やはりエフィカシーを下げ現状の外を見ることから自分を遠ざけてしまう可能性があります。
逆に言えば、この制限と前提をクリアしないと、エフィカシーを上げることは難しいし、現状の外はおろかゴールだって見えてこない可能性があるということです。
ゴール達成に必要な条件をクリアするために東洋の哲学を活用する
私たちがとらわれてしまう時空間の制限=移動と変化の必要性と不足感の前提は実はタオイズムを理解するとクリアできます。
ゴール達成に必要な条件はいくつかあり、ゴールがきちんとゴールとして機能をするとき、それはまるで息を吸うかのように、ごく自然に達成されてしまうものだとよく言われます。
・エフィカシーを上げる
・努力はいらない、頑張ってはいけない
・マインドの力を活用することで自然にゴールは達成される
・have toは避けwant toで行動する
・モチベーションが自然に上がる
でもエフィカシーが上がった感覚や頑張らないという感覚を腑に落とすことは、いくらコーチングの本を読んでも分からないかもしれません。
知識を頭で理解したレベルでは不十分でしょう。
ゴールを設定したらなぜモチベーションが自然に上がってしまうのか、行動と選択のすべてをwant toにするってどんな感覚なのか、どうやって体得すればいいのでしょうか?
ここで大いに役に立つと三和氣功が考えるのが老子の哲学と氣功です。
タオの哲学を理解することで、ごく自然に心から望んだ未来を創造するという生き方が手に入ります。
氣功は言ってみればタオの哲学を「身体」で学び実践すること、根源からの流れを体感し、自己の本質とつながることを体感していくことです。
そしてこれらは、ゴールを設定することによってエフィカシーやモチベーションが自然に上がり、勝手にゴールが達成されてしまうというコーチングにおけるゴール達成のメカニズムと矛盾しません。
むしろ、きちんと理解することでコーチングについての理解や実践を補完することができると思います。
たとえば、タオイズムにおいてはそもそもエフィカシーやモチベーションという概念がありません。高める必要もなければ、下がることもありません。
言い換えれば、タオの観点から見ればエフィカシーやモチベーションはわざわざ手に入れなくても良いもの、意識する必要のないものなのです。
もっと言えば、実はゴールなんて概念もありません。
言ってみれば、タオそのものにゴールが含まれているので、わざわざゴールを設定する必要さえないほど、ゴールは自然に表れてくるものと言えます。
ゴールは自然に見つかるし、エフィカシーやモチベーションは高める必要も下がる恐れもなくなります。
「ゴール」は「無為自然」の中に包摂されている
無為自然とは老子の説いた哲学を表す最も有名な概念です。
何もせず自然にまかせることが人としての徳であり幸せであるという考え方です。
「無為」をもう少し具体的な言葉で表現すると、頑張らないこと、力まないこと、水のように柔軟であること、つまりリラックスと言い換えることができます。
これは、氣功を実践する際の最も基本的な態度でもあります。
タオの哲学では、無為であることが賢人の在り方であり、健康、人間関係、仕事などあらゆる物事を滞らせないための重要なポイントであると説明しています。
よって、無為自然を実践すれば人生はおのずと満たされたものになります。
ただし、無為自然とは全く何もしないということとは全く違います。
平々凡々と生きることを説いているわけではないのです。
人間にはそれぞれ生きる目的(ゴール)があります。
その生きる目的に沿った生き方、つまりゴールを手に入れることと自然の流れに身を任せることがタオイズムにおいては矛盾しませんので「無為自然」という概念の中にはゴールという概念はちゃんと含まれていると言えます。
自然の流れにまかせてそこに抵抗しないことが無為自然なのであって、生きる目的を持たず全く何もしないで生きるということを推奨しているのではありません。
世間には、やりたいことをリスト化したりなりたい自分をイメージしたりする様々な「願望実現メソッド」が溢れていますが、結局はそこに「移動の必要性と不足感」が付きまとっている限り、無為自然からは外れてしまい、願望は願望のままであるということをタオは教えてくれます。
「無為自然」には、現状からゴールへ移動しなければならない「移動の必要性」や、今の自分は足りていないという「自己否定の幻想」、そして何かにならないといけないという「自己否定からの変化の必要性」とは全く関わりのない変化成長と自己肯定の臨場感があるのです。
コーチングとタオイズムから満たされた人生を考えるワークショップ「TAOTIC GOAL」
「TAOTIC GOAL」は、コーチングにおけるゴールをタオの観点からとらえることでもっと軽やかにゴール達成していこう!という主旨で行うワークショップです。
こんなことをやります
- 西洋的または近代的な「成功」と東洋的な「成功」のイメージを比較しながら、ゴール達成のイメージをより立体的に捉え、満たされた人生を生きることを可能にしていきます。
- タオの観点から「ゴール」とは何かを学びます。
- 無為自然の意味やタオイズムの基礎的な考え方を学びます。
- タオイズムと氣の関係について理解します。
- 移動する必要性、変化する必要性から脱却するヒントとなるイメージを得ます。
- ゴール設定と自己の本質から生じたゴールを見出すワーク
- 自己の本質、タオつながるイメージワーク
こんな人におすすめ
- セルフコーチングを実践しても何か釈然としないものを感じている人
- ゴールがなかなか達成できないと感じている人
- 自己肯定感が低い人
- エフィカシーや自尊心が上がらない人
- モチベーションが上がらない人
- 自分に不満がある人
- より良い生き方を目指している人
- もっと幸せになりたい人
- ゴールを設定するのが苦手な人
- ゴールがわからない、ゴールが見えない人
- 頑張らないで生きていきたい人
- 自然体で生きていきたい人
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。