気功について

氣功習得の極意~氣功は情報の感知力ではなく認識力を高めることで上手になる

この記事は

・氣功について詳しく知りたい
・氣の感覚の高め方について知りたい
・氣に敏感すぎて困っている

という方に役立つ内容です。

 

氣感とは情報を認識する「感覚」のこと

氣を感じるとは、目に見えないエネルギーを感じることだと認識されていると思います。

なので、氣功にはそういう目に見えないものを感じる「センス」が必要だと思っている人も多いと思います。

実際、氣功講座では目に見えないエネルギーを感知する「センス」を磨くこともやっていくわけですが、感知するだけでは足りないというのが一般的には知られていない部分です。

氣功とは「氣」を操る術です。

つまり情報を操作するメソッドです。

なので、いくら目に見えないものを感知できてもそれを自分でコントロールできなければ片手落ちです。

 

情報は共感覚でとらえる

三和氣功では氣功を「共感覚による内部表現の書き換え」として認識しています。

つまり、氣を感じるセンスのことを「共感覚」だと言っているのです。

共感覚とは人間の認知の一形態で、同時に2つ以上のモーダルチャンネルを使って情報を認識することを指しています。

すなわち、「冷たい視線を感じている」時の、誰かの視線(概念)と、それに伴って冷たさ(触覚)を認識するといったことがそれにあたります。

このように、人間の認知は概念(言語情報)と体感(五感情報)が時に混同している、というのが特徴なのです。

だから幽霊が見える人がいてもいいし、気配を感じたり空気を読んだりすることだって当たり前なのです。

こうした人間に当たり前に備わっている認知能力を、もっと意識的に使いこなそうというのが、氣功で私たちが試みていくことなのです。

 

氣の感性を高めたければ内的世界を広げる

ではどのようにして氣の感知能力を高めるのかと言えば、一言で言えば自分の内的世界に起きていることに意識的になるということしかありません。

あなたの外側で何が起きようとも、それはすべて自分の内側で起きていることです。

例えば、邪気を感じて首が硬直したというのは、何らかの情報を認識して首の感覚に違和感が起きたという内面の出来事です。

同様に、オーケストラの演奏を生で聞いて鳥肌が立った、両親が言い争いをして悲しくなった、など、あなたが経験すること、感じることはすべてあなたの内側で起きていること。

その際、もっと詳細に内面で起きていることに目を向ける、これが感性を高める唯一の訓練法です。

悲しいと感じているとき、体のどこにが一緒に反応をしているのか、感動している時には体のどこがどう感じているのか、邪気に反応するときはどんな感情が起きていて、体のどこが反応していて、それはどんな感じなのか、

そういった内面に起きているあらゆることに目を向けるのです。

でも、私たちはえてして感じた情動に対して、自分の外側にばかり意識を向けがちです。

例えば、街中で人にぶつかられて謝罪もされなかったという出来事に対して、やられた相手を目で追ったり、やられた相手に文句を言ったりするだけで、自分が内面で何をどうどこに感じ、自分の中に何が起こっているのかには無頓着なことが多いでしょう。

そうやっている限りは感性は磨かれない。

だからこそ、三和氣功では講座の中で自分の内面に向き合うことをものすごく大切にしています。

 

人は情報に支配される

そのようにして氣の感知能力が上がってきたとしても、まだ不十分なのです。

なぜなら人は情報を使う立場にあるように見えて、実は情報に使われる、または支配される立場であることが多い。

例えば自分が窓も何もない暗闇の中に閉じ込められていて、そこに柔らかくてひんやりしたゴムのホースを投げ入れられたとしたら、得体のしれないものに対する恐怖が湧くことでしょう。

蛇かもしれないと危機感を感じるかもしれません。

これはまさにただのホースに恐怖を掻き立てられるという、情報に支配されている状況にほかなりません。

幽霊を見てこわくなった、場の空気が悪いところに行って気分が滅入った、病院に行くだけで具合が悪くなる、邪気に当たって病気になった… これらはいずれも「共感覚」、つまり氣を感じることによって引き起こされる状態ですが、

いずれも情報に支配されているのであり、情報に負けているのであり、情報をコントロールできていない現象です。

感受性が高い、つまり認識できる情報が多ければ多いほど、その情報に惑わされ、振り回されやすくなります。

これでは氣功師とはいえないわけです。

 

情報を見る目、情報をコントロールする力、感知能力ではなく認識能力を鍛える

氣功師としての実力が問われるのは、情報の感知能力ではなく、情報のコントロール能力です。

言い換えれば情動のコントロール能力とも言えます。

師匠の馬光文は、心霊治療は怖いと思う感情を自分が克服できるという自覚なしにやってはいけない(逆にこっちがやられるから)と言っていましたが、

まさに、氣功とは書き換える相手を前にして「情報空間におけるバトル」であり、そのバトルに勝つのは情報とそれに伴う情動を自分の意のままにできる者なのです。

幽霊を見ても、邪気を感じても、「情報だから」とさらっと言ってのけるIQ や、恐怖などの情動に振り回されない身体が必要なのです。

そのためには、物事をより正しく見る目が必要です。

言い換えるとスコトーマを出来る限り少なくすること、つまり氣功をやる者は「抽象度」を高めておく必要があるということです。

恐怖や不安、怒り、悲しみなど、ネガティブな情動に人間は生理的に反応をしてしまいますが、それを客観的に観ることができる知性とそれを自分の支配下におく訓練を怠っていはいけないのです。

見えないものを感じることは、どちらかと言えば動物的感性です。

でも同時に、感知したり、認知したものを統合してより高度なゲシュタルトを構築していく能力は人間だけが持つ知性の為すところです。

つまり、どれくらい物事をスコトーマを減らして客観的に認識することができるかが大切なのです。

氣功師には、こうした総合的で高度な情報認識能力が必要なのです。

氣功ヒーリングは感覚だけ鋭ければ良いというわけではありません。

認識できた世界の抽象度が高いほど、低い相手を無意識レベルでコントロールできる、または書き換え可能というのがヒーリングの力学なので、氣功師を目指すなら自分の知性を上げ、抽象度を高める訓練を怠ってはいけません。

 

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