気功師の手を育てる拉気
「気」はちょっと練習したら誰にでも操れるようになれます。
気の感覚がある程度わかる方が情報の書き換えには便利なので気功を学ぶ最初の段階で気の感覚は必ず身につけておきたいですね。
まず気の感覚を身につけていただくために三和氣功で初学者の方に最初にお教えするのは拉気(らき)という気功です。
手のひらと手のひらを向かい合わせてその間の空間に気を作っていくという伝統的な気功です。
これを練習することで気を感じるという感覚を養っていきます。
気を読み取り気をだすための
「気功師の手」
を作っていくのです。
このときに、初学者の方はとにかく手のひらから気を出そう出そうと頑張ってしまいますが、それは、「気」が何か物理的なものとしてイメージをしているのでそういう発想になります。
気功を行う場合、頑張ったり力んだりするのは逆効果です。
伝統気功では「気」を「意念」としてあつかいます。
意念とはイメージや意志、心の働きのことです。
「気」はそもそも物理的には存在しないもの。
それは概念(言葉)として情報的に存在しているものです。
なので、物理的に気を出そうという発想自体が、「気」を扱うこととマッチしないのです。
それよりも少し抽象度を上げて、「操る」という意識を持つと気はとてもシンプルに扱えるようになります。
まずこのように考えると良いでしょう。
あると思えばあるし、ないと思えばない。
気は、自分がそこにあるものと思えば存在していて、そんなものはないと思えは存在しない。
ただそれだけのことです。
ですから、気を出すときは気が出ると意図すればいい。
そう思えばいいだけです。
パントマイム(~のつもり)からはじめよう
とはいっても
思うだけじゃ何とも心もとない(臨場感がわかない)という方はパントマイムを意識してください。
気を扱えるようになりたければ、まず気を目の前にあるものとして振る舞うことです。
もしも、気を感じることが出来なくても最初は、そこに気があるふり、あるつもり、で十分です。パントマイムで構わないのです。
でもそのように振る舞うことで、身体(脳)はそこに気が在るものとして学習してくれるので、繰り返すうちにそのうち気が感じられるようになります。
その代わり丁寧にパントマイムを試みてください。
そこまでが理解出来たら、実際に気をつくってみましょう。
やり方はいろいろあるのですが、最も簡単な方法を紹介します。
手のひらとの手のひらをこすり合わせ、摩擦熱が生じるのを待ちます。
摩擦熱が生じたら、その熱を感じながら5ミリ~1センチほど手のひらの間を開けて熱を感じ続けます。
手のひらと手のひらの間の空間に、「熱」という形で気が存在していることを確認します。
手のひらと手のひらを近づけたり、離したりしながらそこにある気を感じていきます。
そしてそこに感じる感覚を言葉にしていきます。
ふわふわした感じ、モワモワした感じ、ビリビリする感じ、温かさや磁石のような感覚、何でも構わないので自分なりに感じることを意識に上げていきます。
次に、手のひらと手のひらの間に「気」を感じたまま、少しずつ手のひらと手のひらを近づけたり、離したりしてみましょう。
最初は5~10センチ、それが出来たら、20センチ、30センチと、離したり近づけたりするは荷を広げていきましょう。
手を離していくと気感が薄れていく傾向があるかも知れませんが、気感がなくなってきたらまた手を近づけて気感を保つようにしてみてください。
これを何度も練習するだけで気の感覚がよく分かるようになり気の感覚も強くなっていきます。
ポイントは気があるようにふるまうこと。
あたかも気がそこにあるかのようにイメージしながらやってみることと、意識に上がってきた感覚を言葉で認識してみることです。
そしてこれが出来るようになるだけでも、実はヒーリングを機能させることが出来てしまいます。
丁寧に気をつくり出し、手のひらと手のひらの間で練るだけでも心と身体の書きかえが始まりますよ。
こうした訓練は気の操作、つまり情報空間の書き換え技術の練習になります。
そしてもう一方で感性を整え気の質を高めるために身体性を養うという取り組みを並行して行っていくことで、気功は見る見るうちに上達していきます。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。