お知らせ

全身を巡る血液を意識化することで身体の潜在的な力を高める

2020年4月19日

「血は気の母、気は血の帥」を理解すれば血液気功の極意が分かる

「血は気の母、気は血の帥」とは、中医学の世界観における生理学の根幹をなす概念とっ言ってもいいと思います。

気功の観点から「気」を捉えると、それは(意識的、無意識的な)心の力であり、意念であり、心が認識するあらゆるものが「気」で出来ているという世界観があります。当然、身体の機能も、先ず最初に心が認識してこそ、存在しうるものであり、心がコントロールしているものであると考えることが出来ます。

だからこそ、「気は血の帥」、血液という物理的な身体の機能の上位に「気」が存在しているわけですね。

でも、「血は気の母」と並べて言っている点に、血液が中医学の世界観においてもかなり特別なもの、重要なものであると認識されていたことが分かります。

血は気の母という意味は、「気」は血液によって養われているという意味です。万物を成立させる「気」の力、即ち「心の働き」は血液によって栄養を受け、血液によって養われているというのです。

つまり、お母さんの栄養状態が悪いと生まれてくる赤ちゃんが健康ではいられないように、血液の状態や血液の質、血液の力が、その人の「気」の力に影響をしないわけがないということなのです。

気の力とは、その人の心が生み出す世界そのものなわけですから、血液の状態がその人の身体的な健康状態はもちろんのこと、心のあり方、精神性、その人の現実世界そのものにまで影響するということになります。

中医学では、その病態によって、病気の原因を気の問題なのか、血の問題なのか、津液(身体の水分のこと)の問題なのかで分類して、治療の目安にするわけですが、気の問題にしろ、津液の問題にしろ、結局「血」の力を高めたり改善することなくして、根本的な治療になることはありません。

万物の働きは「気」の作用によって生みだされている。これが中医学のもとになっている古代中国の哲学の中核になる世界観です。勿論、人体も例外なく「気」によって出来ているのですが、それにしても、人体というものを機能させている「気」を根本で支えているのは「血」である。だからこそ、人の身体で起きるすべてのことは「血」を無視しては何事も成り立たない。そういうことになります。

それくらい、昔の人は血液のことを大切に考えていました。血液の力を高めるための方法や、治療のポイントなどにも精通していました。

丹田とは、気の湧いてくる身体のパワーセンターのようなものですが、その言葉の意味は丹薬を生み出す場所(田)という意味です。丹薬とは不老不死の力、無限の力を手にすることの出来る秘薬でした。「丹」とは赤い色のことを指しますので、古代においては赤い色をした水銀で出来た辰砂といわれる鉱物(別名:賢者の石)が丹薬の材料だと認識されたのです。そして、血液もやはり、身体のなかにある「丹薬」の材料であったのです。

つまり、血液を気功する、血液のヒーリングをするということは、身体の丹薬の開発をすること、つまり自分の中に秘められている潜在能力を開発することに他ならないのです。

血液気功は大周天と同じ意義がある

潜在能力を開発するなんてたいそうに聞こえても、実際にやることはそんなにたいしたことではありません。他の多くの気功と同じように、「血液」を意識に上げるだけです。

血液に気を流すということは、血液を意識に上げるということ。血液は血管を通って全身をくまなく巡っています。あらゆる筋肉も、骨も、皮膚も、髪の毛も、あらゆる内臓も、脳も、血液が巡っています。

血液を意識に上げるということは、身体のすべての細胞へと意識を広げていくということ。(そのためには血液と血管、循環器系に関する最低限の知識があった方が勿論良いです)

心臓から出た血液は太い血管を通って全身をめぐる循環の旅へと出て行くわけですが、身体の中の各組織にたどり着いて細胞に酸素や栄養を届けるころには、私たちが物理的には認識出来ない程のミクロの世界でその機能が果たされています。

つまり、血液を意識に上げるということは自分という宇宙の奥深くへと意識を広げるイメージトレーニングでもありますね。

それは、自分の意識を拡大して意識レベルをあげ、セルフイメージを高めていく「大周天」と同じような意義があると言ってもいいでしょう。

血液循環をたすけ、血液の機能を高めます

血液を意識に上げていけば、自ずと血液の循環が意識に上がります。それは全身の血行を改善して、全身を栄養したり、細胞の機能をサポートしたり、免疫システムで身体を守ったり、自然治癒力を発揮したり、多岐にわたる血液の働きを高めてくれると言うことに他なりません。

血液の循環が意識に上がると同時に、自然と全身が緩んでいきます。身体が緩めば緊張が解け、リラックスモードがオンになります。

つまり、深いリラクゼーションに入るという意味でも、とても役に立つ気功です。深いリラクゼーション(変性意識)に入ることが出来ると、脳の疲れがとれ、IQが上がり、脳の報酬系(セロトニン、ドーパミンなどの報酬型ホルモンによるシステム)の稼働がはじまり、免疫系統や内臓系統のスイッチがオンになり、命を危険から守るという形での生命力ではなく、生命機能を高めて命を創造する方向へと生命力が使われるようになります。

血液気功を満喫する20日間

20日間の集中プログラムとして、今回は「血液気功」を取り上げることにしました。 血液気功をお好きなだけ受けていただくと同時に、自分でも血液に気を流すセルフヒーリングを実践していただきます。

今回もご希望の方には技術伝授をしてセルフヒーリングやセルフワークでご自身でご自身を書き換えることにも取り組んでいただきたいと思っています。具体的には下記のような内容のセルフヒーリングをご指導するつもりです。

・血管のヒーリング
・血液のヒーリング
・丹田のヒーリング
・腹腔(内臓)のヒーリング:気海丹田
・血海(経穴):太ももの内側で膝頭から指3本分上。血液を養う 血を胃腸に送り、胃腸機能を高める
・三陰交(経穴):すねの内側、内くるぶしから指4本分上。血液、水分代謝、胃腸の機能を高める

その他にも、生活習慣として、
・胃腸を整える、胃腸を休める
・睡眠を十分にとる:中医学では血液は夜睡眠中に養われると考える
・呼吸に意識的になる:細胞の酸欠を予防する、横隔膜の動きで静脈血の循環力を上げる
・下半身の筋肉量を増やす:筋ポンプによる循環サポート力を上げる
・末梢循環を維持する:末梢を暖める、適度な運動をする
上記のようなことにも留意していただけると、血液気功効果を高めることが出来ます。

ヒーリングで成果を出すための秘訣は、最初に目標を設定しておくことと、変化をモニターしておくことです。

気功を受けて書きかわるのは無意識ですから、あなたの意識で頑張って現状を変えようとする必要はありません。どうなりたいかを明確に自分の中にもって、後は無意識に任せておきます。そしてその経過を出来るだけ丁寧に意識化することです。

セルフヒーリングに取り組み、ヒーリングを受けることで必ず自分の内面(心と身体)に変化や反応が出てくるので、気のせいかも知れないと思うようなことでも丁寧に拾って報告してください。(フィードバック)

そうした地味な取り組みが無意識を書き換えて、心と身体を変革していきます。

遠隔ヒーリング20日間集中プログラム概要

遠隔ヒーリング20日間集中プログラムは自己変革のための、参加型の気功ヒーリングプログラムです。よくある、ただ受けるだけのヒーリングとはちょっぴり主旨が異なります。詳しくはこちらでご確認ください。

ご興味のある方は今すぐお申し込みください

血液に気を流して、心と身体の免疫力を高める20日間の「血液気功」にご興味がある方は今すぐお申し込みフォームにご記入いただいて、送信してください。

今回は、コロナウィルスのために心や身体の様々な危機を体験している方にも多くご参加いただきたいので、料金設定を2通りご用意いたしました。ご希望のご参加形態をご選択ください。

料金

レギュラー参加 35000円
料金に含まれる内容
・20日間遠隔ヒーリング受け放題
・血液気功技術伝授
・血液気功関連動画講座(ヒーリング付き)
・毎朝の限定メルマガ配信
・メールセッション

ミニマム参加 1000円
料金に含まれる内容
・20日間ヒーリング受け放題
・毎朝の限定メルマガ配信
・メールセッション

※別途料金
オンラインセッション 60分12000円

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