遠隔ヒーリングについて連日のように
フィードバックをいただいております。
先日、興味深いフィードバックをいただいたので
ご紹介したいと思います。
50代男性 ヒーラー
最初、犬が走ってくる映像。
その後、女の人が白い割烹着を着て働く姿が浮かびました。
しばらくして、笑顔で敬礼する兵隊さん(顔がはっきり見えた気がします)。
死んでしまったように、見えました(身体は金縛り状態)。
その後、もっと昔の人が登場しましたが、鮮明ではありませんでした。
最後に、怖い顔のお坊さんのような人が足元の右に座っているのを感じました。
しばらくして遠ざかっていくのをかんじたら、
ちょうどヒーリングが終わる30分になっていました。
非常に面白いですね。
多くの方が、体感を意識に上げられますが、
この方はほぼイメージですね。
ヒーリングによって起こる無意識の書き換えが
どんな風に働くかは不可知です。
人によって様々に反応をし、
様々な意識への上がり方をします。
このようなフィードバックをみると、
我々がいかに情報空間に生きているか
ということを感じますね。
脳と身体は実はどこからどこまでが脳でどこからが身体で…という
明確な境目など在りません。
通常、頭蓋骨のなかに収まっている臓器を
私たちは「脳」と呼び、そこから下の部分を身体みたいな
イメージで捉えることが多いですが、
でも、脳からは脊髄と神経が伸び、
体中の至る所まで網羅していることを考えれば、
ここから先が脳です、という明確な区切りなど
不明瞭であると考えるのが妥当です。
すべての情報処理中枢は脳ですから、
体感として感じることも、
こちらのフィードバックのように心、イメージとして感じることも
本質は同じです。
そして多くの場合、体感とイメージは実は一つになって体験されます。
前置きが長くなりましたが、
ではこのフィードバックをどのように捉えれば良いかと言えば、
単純に、脳の一つの情報処理の現れです。
心と身体の整理が様々な形で行われているということですね。
記憶の整理が始まると、情報空間の中において色々なことが起こったりします。
しかし、私たち(の脳)は過去の記憶を再合成して
リアリティをつくり出すので、
結局は過去に見たことのある様々なシーンを
統合して出てきたイメージに過ぎません。
ですから、このフィードバックで上げられているイメージの
その一つ一つに特に意味はないというのが、
ヒーラーとしてふさわしい見解だと思います。
私も以前、言葉と心理技術の勉強をしていた頃、
幼少の頃の自分の記憶に関してワークをしていたはずなのに、
自分の過去世とおぼしき強烈なイメージと情動が出てきて
困惑した経験がありますが、
内部表現のカラクリを学んでしまえば、
それに足を引っ張られる必要はなくなりました。
無知であると、ここから守護霊とか、過去世とか、
色々とスピリチュアル的な深入りを始めてしまいがちです。
そういったスピリチュアルな文脈で捉えるのは
とても面白いので、それを否定はしませんが、
質の高いヒーラーならば、そこは深入りをするのではなく、
一つ上の抽象度から眺めて遊ぶくらいの感覚が良いです。
あなたの認知するものはどこまでいっても、単なる情報の寄せ集めに過ぎず、
それらを脳が統合してつくり出して見せているだけのものです。
そして、もっともっと大切なことは
どんどんゴールをセッティングすることです。
ゴールについて学ぶことです。
いずれにせよ、
内部表現は次第に書き換わりつつある状態ですから、
これはこれで素晴らしいのです。
だからこそ、
どんどん、未来のなりたい自分の臨場感を高めることに
リソースを使っていきましょう!
ゴールを設定し、
こうありたい自分のホメオスタシスを想い描き、
気功をやるなり、セルフヒーリングをやるなりされるといいですね。
それにしてもここまで詳細なイメージを体験されるのは
ヒーラーさんの感性だからこそですね~。
感心します。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。