気功について

気功ってなに?

2020年8月22日

仮想現実世界を認識する

気は存在はしていても、実在はしていません。

それはじつは「気」に限らず、
この世界のすべてのものが

あると思うからそこにあるだけのこと、
つまりすべては「仮想」や「幻想」である、

気功を学ぶにあたっては、

このような世界観を理解し、受け入れることが必須です。

その根拠となるのは、

「現実は情報で出来ている」

という認知科学の見解です。

ただし、

このことは実はブッダやイエスや
その他の賢人達の言葉
古代の秘儀などをとおして 
説かれてきたことです。

ようやく現代に至って
人類が直感的に理解されてきたその世界に
科学が到達出来る時代に入った
ということでしょうね。

とにかく、

気功を扱うためには

この世は仮想現実であり、
バーチャルリアリティにすぎない

というパラダイムシフトを
自分自身で起こす必要があります。

感覚情報=言語情報
として認識すること

この世界はすべて情報で出来ているので、

「気」もやはり「情報」です。

情報って言っても、何が情報か… 
って思われるかも知れませんが

気の感覚そのものが、五感情報だといえます。
例えば、温かい、もわっとする、ビリビリする…
そうした感覚は情報として脳にインプットされています。

また、「気」という概念がそのものが「情報」です。

「プラーナ」とか「マナ」とかいった
言葉で表現されることもありますが、

結局それは

何か温かい感じがするとか
ピリピリする感じがする、
磁気のような感じであるとか

そうした「感覚」を
概念としても認識しているわけです。

気とは、

五感情報と概念(言語情報)が一つになって
認識されている情報のあり方

といっても良いでしょう。

私たちは、

五感を使って感じる物は
すべて物理的な根拠のある何かだと
思い込んでいます。

でも実際はそうではありません。

たとえば、

背後に何か気配を感じる

というとき、

そこに物理的な何かがあって、
それを感じているわけではないですよね?

物理的にはなにもない。

だけど、

身体は何かを感じている。

それを「気配」という概念で認識しているのです。

ほかにも、

「空気を読む」とか、

「元気がない」とか、

物理的には実体が無いものを
あたかもあるかのように捉える感覚や感性を

私たちは普段から無意識に使っています。

それが、「気」を感じるということです。

なので、

気功は別に特別な能力でもなんでもなく、

ただ普段から私たちが
無意識におこなっていること、
無意識に使っている能力を、

意識的に行えるようなるため、

使えるようになるための

一つの「技術」であるといえるでしょう。

情報だからこそ、
書き換えることが出来る

さて、

「現実は情報で出来ている」

というパラダイムにシフトしてしまうと、

物質の本質も「情報」である、

ということがわかるようになります。

それはどういうことかというと、

情報が先にあって
それによって物理が生じる

ということになります。

私の恩師の言葉を借りて言うと、

「我々が現実の中にいるのではなく
我々が信じている事が現実を作る」

ということです。

信念や概念という情報があって、

それに合わせて物理現実が生じてくるのです。

これまで私たちは、

物理次元は実在である
という世界の中で生きていました。

だから、

現実を変えるのは難しい。

現実を変えることができるのは神だけである、

そう信じてきました。

でも、

その世界の外にでれば、

物理現実は実在ではなく仮想世界である

ということが理解出来ます。

それは、

現実は情報で出来ているという世界観です。

情報であれば、

いくらでも書き換えることが出来る

これが、

気功が機能を果たす本質的な根拠となります。

このことを理解しなければ
いくら気功を練習しても意味がないのです。

というわけで、

気功とはなにか。

それは、

情報の書きかえの技術
あるいは
情報操作の技術

ということになりますね。

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