この記事は
・病気や慢性的な症状で悩んでいる人
・病気の方の力になりたいセラピストや施術家の方
・病気を辞めたい人
に参考になる内容です。
病気が慢性化する人の特徴
三和氣功では、その人の現実はその人の内部表現(脳と心)であるという、認知科学に基づく解釈を採用しています。
よって、それがポジティブなことであれネガティブなことであれ、体験することはすべて、その人の内的世界の延長に存在しています。
であるからには、病気や不幸に思える出来事もその人の脳と心が創りだしたものに違いありません。
そして、だからこそ、病気は創りだした本人が、それを辞めるとか手放すという決断をすれば辞められるということになります。
人が病気をはじめる理由、または辞めない理由として、メンタルトレーナーで心理言語療法家の梯谷幸司先生は次のような特徴があると教えてくれています。
・誰かに言っていないことがある
・原因を外に求める
・許せないと思っている事がある
・物事に対して常に受け身である
このような人に共通して言えることは、すべて他人次第なマインドの使い方をしてしまうということです。
何かうまくいかないこと、出来ないことの理由を自分以外の何かや誰かのせいにしたり、環境や境遇のせいだから仕方がないと思い込んでいたり、自分より他人を優先したり、
他人の言うことばかり聞いて自分の本音や意見は表現しないとか、
自分がどうしたい、自分はどう考える、自分なりにやるといった、自分の内側に根拠を持たない傾向があります。
そうすると、身体が「そんなのは自分の本来の生き方に反している」と自己表現をはじめるのです。
それが病気や慢性化する症状としてあらわれると考えられるのです。
病気がコンフォートゾーン化する
一旦病気や症状が慢性化するとそれがその人にとっての当たり前となっていきます。
つまり、「自分は病気だ」「病気はなかなか治らない」というセルフトークを生み出し、そのような信念を強化していきます。
自然治癒力を発揮して健康を維持しようとするのではなく、病人のセルフイメージを維持することにホメオスターシスが働くようになってしまう、これがまさに病気です。
病人でいる自分がコンフォートゾーンとなり、そこにセルフレギュレーションが自動的に働き出すので、頭では病気を辞めたいと思っていてもなかなか難しいということになります。
こうなると、病気を否定すればするほど、辞めよう辞めようとするほど、無意識の反発(プッシュバック)を食らってうまくいかなくなるでしょう。
では、どうすれば良いのか。
それは、病気であるセルフイメージを壊し、コンフォートゾーンの外に出るしかありません。
嫌なことをあえてやる
スティーブ チャンドラー著の「自分を変える89の方法」という書籍の中に「一日2回嫌なことをする」というのがあります。
コンフォートゾーンとはまさに自分の好きなことだらけの世界です。アウェイに対しての「ホーム」がコンフォートゾーンです。
それがたとえ病気の自分であっても、病人にとってはそれがホーム、つまりコンフォートゾーンです。
そして「嫌なことをする」とは、コンフォートゾーンの外に出る行為に他なりません。
嫌だと思うことにあえて取り組んでみる、今の自分にとってタブーだと思われることにあえて挑戦してみる、こうすることで
自己認識が崩れてセルフイメージが書き換わっていくのです。
病気という現状のコンフォートゾーンに出るには、病人の自分にとってあり得ないことに挑戦する必要があるのです。
ポイントは「挑戦」するということ。
自分にとって楽なことや心地が良くて好きなことをやっても、それはコンフォートゾーンの範囲内なので、意味がないのです。
嫌だけどやってみる、不安だけどやってみるのです。
そもそも、コンフォートゾーンの外とは、誰にとっても最初は不安で嫌なことだらけで、怖くて不快な場所です。
そこにあえて自分を押し出す勇気を持ちましょう。
病気を辞めるだけの理由をもつ
私は十代の頃喘息を持っていました。
ちょっとしたことがきっかけで喘息の発作が出て、学校を休むこともしばしばありました。
喘息のために数ヶ月入院したこともあります。
でもあるとき、そんな自分に強い危機感を感じたのです。
「このままで良いのか、このままでは自分はだめになる」そんな強い思いが湧いてきたのです。
そして私がとった行動はアメリカに一年留学することでした。
環境も文化も全く初めての場所に一人で行くことに自信があったわけではありませんし、そんなところで喘息が出たらどうしたらいいんだろうという不安もありました。
でもそれ以上に、こんな自分でいたくない、なんとかしなければいけないという危機的な想いが私を突き動かしたのです。
結果、アメリが滞在中に1回くらいは喘息が出た記憶がありますが、帰国してからはこれまで、ほぼ一度も喘息が出たことはありません。
喘息持ちというセルフイメージを捨て去り、喘息を自分で辞めたといえます。
これは本来の私のあり方ではない、もっと違う自分があるはずだという、未来の自分に理由を求めたからこそ、
喘息を気にせずに異国に留学するという大胆な行動が出来たのです。
私のクライアントさんの中に、食べたら具合が悪くなるものをあえて食べてみると言うことを繰り返している人がいます。
これは、病気である自分ではなく、未来の本当の自分に根拠を持っているからこその行動です。
こうしたチャレンジが内部表現を書き換えないはずはありません。
私も喘息の自分にとってのタブーを犯してアメリカに行きました。
あなたもそうして下さい。
病気は辞めるだけの理由と根拠を未来に持てば病気はやめられるのです。
その理由と根拠は必ず未来の自分に求めて下さい。
そうすれば、病気は消えていきます。
氣功師・ヒーラー
頑張ることを手放し、ありのままの状態に戻ったとき、
人はもともと備わっている力や調和を自然と思い出していく。
氣功を人生を操作するための方法ではなく、自然体で生きるための智慧として提案している。