もっと喜ばれる施術がしたい!
もっと効果のある施術を提供したい!
平凡なセラピストとして15年以上も仕事をしてきたので、
セラピストさんがどんなジレンマに陥るのか、
どんなことで落ち込んで、
どんな悩みを抱えるのか、
よくわかっているつもりです。
他のセラピストより上手になりたい、
他のセラピストと比べて自分は劣っている、
自分の力不足でお客様を満足させられない、
お客様の不快な症状をとることができない、
何か特別なスキルがないと生き残っていけない、
もっとお客様に喜んでもらえる自分になりたい、
もっと効果が出せるようになりたい、
体力が持たない、
どうしても悪いものをもらってしまう気がする、
仕事をするととても疲れる、
身体が辛い、
将来不安だ…
いろいろあります。
私も昔は気づかなかったのですが、
この多くのお悩みのほとんどは
じつは「恐れ」に由来しています。
セラピストさんたちは、献身的な方が多いです。
でも、本当は
セラピストという職業を通して「愛される」こと
を無意識に手に入れようとしているのですね。
セラピストとしての仕事を通して
自分を認めてもらいたいと思っているのです。
これが
多くのセラピストさんや治療家の方の
モチベーションになっていることが多いのです。
私もそうでした。
だから、
お客様のニーズを満たそうとすごい頑張ってしまうし、
お客様のニーズを満たせない自分はダメだと思ってしまうし、
行き過ぎて自分がお客様の苦しみを引き受けてしまおうとする方もいらっしゃいます。
また、
結果の出せない自分はダメだと思うし
お客様に心ないクレームをもらったりすると
自分そのものを否定されたように感じてしまう。
とくに、現在の日本は「お客様は神様」的な
価値観が蔓延していて、
お金を払っている方は無条件でエライ
なんて平気で思っているお客様もいるわけで、
元来、人に尽くしてしまいがちなセラピストさんたちは、
ストレスで身体をおかしくしてしまう方が
沢山いらっしゃいます。
気功をはじめるきっかけ
私が気功を始めたのは、2つ理由があって
一つは、年をとっても元気で仕事をしていたいと思ったから。
セラピストや治療をするというお仕事は
一般の方が考えているよりも
とっても大変なことなんです。
体力も使えば
気も遣う。だけど、お給料はそれほど高くなくて…。
身体がダメになったら途端に収入がなくなる
そんなリスクのある仕事です。
だから、自分で自分の体調を
いつも整えることを知っておきたかったし、
体力もつけたかった。
これが一つ目の大きな理由です。
もう一つは、
セラピストとしての能力をもっと磨きたかったのです。
お仕事を通してなんとなくですが、
お客様と「エネルギー」のやりとりをしていることが
わかってきていました。
施術をしていると、自然に手が熱くなっていくし、
自分自身に手を当てたりかざしたりしていると
身体の中をエネルギーが通るという体験をしたことがあって、
これについてもっと学ぶことで、
施術の質があがるにちがいない。
他の人にはできない施術ができるようになるに違いない。
なんて思ったからです。
だから、一生懸命気功に取り組みました。
気功の本なんて一冊も読んだことがない状態でしたが、
気が全くわからないなりに、
とにかく
教えてもらった気功は一生懸命やりました。
気功を通して学んだこと
気功を始めた頃の私は、
体力もあまりなく、職業病の腰痛が慢性化していて、
腰が痛い状態が当たり前になっておりました。
施術をしていない普通の時は手足がいつも冷たくて
気功をやってもなかなか、他の人がよく言うように
身体が熱くなったり
汗をかいたり
っていう変化が起きませんでした。
気のボリュームも細々しく弱々しくて
最初の頃はそれがとても気になって
やっぱり自分には無理じゃないかとか
向いてないんじゃないかとか
そんなことばかりを気に病んでました。
でも、師匠に言われたことは
それは別にどうでもいいことで
とにかく大切なことは
リラックスして時間を楽しむこと。
天と地につながるイメージを持ち続けること。
気功を繰り返しやること。
できると信じること。
これをちゃんとやりなさいと言われ続けて
素直に頑張りました。
その結果、
だんだん自分の発するエネルギーが強くなっているのを
実感できて、
いつの間にか腰痛も忘れてしまうほどになり、
食欲も増えて
風邪は引かなくなり、
稀に引いても薬を使わず数日で回復する
という変化が起き、
自分で元気になったな♪
という実感がありました。
今になってみて思うのは
セラピストとしての私が、
気功を通して見つけた最大の宝物は
自分の軸だったと思います。
宇宙と大地とつながって存在している自分
を上手にイメージできるようになってくると
自分の中に軸ができはじめました。
それは
体感としては身体の中心を貫くライン
を感じることであり
自分は自分だという、実感でした。
この感覚があると
周りに振り回されません。
自分にYESということができるようになって
たとえ気持ちが揺らいでも
何かで疲れてしまっても、
自分に戻ってくるという感覚が再現できて
エネルギーの自己充填が可能なのです。
その結果驚くほど体力がつき
私のエネルギーは強くなりました。
それは自分に対する自信や
自分や他者に許可を与えること
にもつながっていて、
とても楽に生きられるようになっていきました。
セラピストとして、
なにが一番のクオリティとなるのか、
それはキャパシティなんだなと思います。
自分も他人も受け入れて解放できる器です。
統合できる器です。
そのためには、世界に対して
オープンでいなければなりませんが
自分の中に軸があるからこそ、
オープンでいられるのだとも思います。
私は気功に出会って
様々な気づきを繰り返すうちに
それこそが気功で得られる宝物だな
と感じています。
セラピストにとって
気功をやるメリットとは?
セラピストとして私が
気功を実践してきた経験を整理してみると、
気功が、セラピストさん
(あるいは何か人のケアをするようなお仕事の方)
のお役にたてるのは次のような点においてです。
・腹が据わって体力がつく
・自分軸ができて本当の意味で
お客様のために全力で施術ができるようになる
・気が強くなって単純に施術効果が上がる
・気功を使うと身体がラク
・筋肉や骨格だけでなく
エネルギーにもフォーカスできるようになって
施術の質が上がり幅が広がる
・気功を使って痛みをとったり、
不快な症状をとることができる
・自分の力で施術をするということではなく、
宇宙のエネルギーに任せるとかゆだねるという、
新しい視点を施術に取り入れることができる
繰り返しになりますが、これらは
セラピストだった私自身が感じていることです。
なにより、自分が認められたいみたいな
恐れからではなく、
器となって無心に仕事に
取り組むことができるようになることが、
一番大切ですよね。
気功師養成プログラムでは、
きっとそれを手に入れていただける
のではないかなと思います。
なぜ自分がセラピストの仕事をしているのか、
といったところにも踏み込んで
自分とつながっていくという作業をしていきます。
また、
自分の気がなくなってしまうん
ではないですか?
とか、
悪いものを余計に
もらってしまうんではないですか?
とか、そんな疑問や不安も
払拭していただけることと思います。
本当に良い施術というのは、
セラピストもお客様もどちらもが
元気になるものです。
なぜなら、
癒やす側と癒やされる側は
本当は不可分なものだからです。
癒しているようで癒やされ、
癒やされているようで癒やしていて
与えているようで受け取っていて、
受け取っているようで与えている
エネルギーの調和とはそういうものですし、
器となりきったときはそれがよくわかります。
気功師養成プログラムについては
「スーパーマンに目覚める気功師養成プログラム」を
お読みください。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。