パーフェクトボディは
手に入らない!?
三和気功では常から
1日たとえ1分でも
セルフヒーリングをやってください
と言い続けています。
それは、セルフヒーリングを通して
こそ、気功への理解が深まり、
身体が洗練されていくと考えているからです。
あるときこのような質問を受けました。
「セルフヒーリングをやり続けて、
いつか完璧な身体に到達するのでしょうか?」
「身体を洗練することに終わりは来るのでしょうか?」
おそらく、気功を始めて真剣にコツコツと
取り組まれる多くの方が抱く疑問でしょう。
手っ取り早く言ってしまえば「ノー」です。
なぜなら
この世界は諸行無常であり、
変化し続けるものだからです。
不動の一点である完全性は幻想なのです。
であれば、我々はとどまることができないのです。
よって
もしもパーフェクトボディはあるのだしたら、
それは手に入ったと思ったら
次なるパーフェクトボディが見えてくることでしょう。
もしも、完全性があるのだとしたら
それは「神」と言えるかもしれませんが、
不完全性定理によって、この世に完全なものはないと
科学的に証明されたわけですから
絶対的不変の到達点など存在はしないのです。
情報空間を移動し続けていくことだけが
私たちに与えられている唯一の道なのです。
よって、身体性も最終的に獲得する
唯一の完全性など無く、
洗練し続けていくことができます。
それは堂々巡りに思えて
決して同じ場所には還ることなく
螺旋を上がるように移動し続けていく、
生きるということはそういうことです。
だからこそ、盲目的に生きるのではなく、
どこへ向かいたいのか、
何をしたいのかが
重要なのであり、
それは私たちが完全に自由に
選択できることなのです。
「老化」と「洗練」
私たちは物理空間だけを意識しがちですが、
物理空間とは情報空間に包摂されるものであり、
私たちは情報空間に生きているというのが、
本質的です。
物理次元では「老化」という現象を避けることはできません。
家電のように、使い方や経年変化として、
不可逆的な劣性変化から
自由になることはできません。
しかし、老化を本来の機能を喪失することだと捉えれば
心身を洗練しIQを上げていくことと老化は
同じ関数では語れないのも確かです。
わかりやすい例でいえば、
芸術家、小説家、音楽家、舞踏家など、
何かをクリエイトしたり、表現したりする人々は
一生をかけてその感性を洗練させていくこうとします。
彼らは常にさらなる高みへの感触にふれたり
新たな感覚と出会い続けることが喜びであり
求め続けてやまないのです。
だから求め続ける限りは求める方向へと
移動し続けていくのです。
身体と心の感覚を研ぎ澄ましていくことには
むしろ年数が必要だったりもします。
そして三和気功では入り口として
身体感覚の洗練を主張しています。
いかに繊細に自分の身体を意識に上げられるか、
それが身体を洗練し、ダイレクトに心の洗練につながり、
新たな身体的感覚への扉が開かれていくのです。
そしてその旅は
物理的に身体が壊れてしまうまで(死)
続いていくのです。
あなたも
シンプルな方法で
「どこへ向かいたいのか」
「何をしたいのか」
を自ら求めて情報空間を鮮やかに
移動していくことができます。
詳しくはこちらでご案内しているミニレッスン
で学ぶことができます。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。