自分の意識がどこに向くのかでその瞬間瞬間の現実が生み出されます。
そして自分の意識をどこに向けるのかは、自分だけにしか決められないことで、そこに関して私たちは本当に自由です。
ダメな私やイケてない私、足りない私などに意識が向いていたら、その先に続く未来はやはりダメだしイケていないし足りないのです。
だから、今がどんな状態であれ、今がベストだとまず意識することです。
たとえ権威のある先生や、地位のある偉い人が、「これだから君はダメなんだ」とか「あなたはこうしなければ幸せにはなれない」とあなたに言ったとしても、それをそのまま受け入れる必要はありません。
あなたの価値を決めるのはまずあなただからです。
本当のあなたを知り、本当のあなたを生きることができるのはあなたにしかできないことなのです。
誰かから言われた意見を採用するかどうかは必ず自分の頭で考え決めなければいけません。
あなた以外の誰もあなたの能力や価値を決めることはできないのです。
相手はあなたのことを思って言葉を投げかけるかも知れません。
けれど、相手の意識=言葉がどこに向いているかにあなたは注意深くなって、その力を採用するかしないかきちんと検討してください。
相手から投げられた言葉が、自分にふさわしいかどうか、自分に役立つのかどうか、未来のゴールに向けられているのかどうか慎重に見極めましょう。
どんな状況でも、誰から何を言われても、あなたの言葉以外にあなたを完全に支配できるものはありません。
「今のままでは君は無理だよ」
「君の人生どんどん厳しくなるよ」
たとえそんなことを言われても、それが本当にそうなるかどうかを決めるのはあなたです。
あなた以外の何者にもあなたを支配させてはいけません。
「これをやらないと失敗するよ」
「言うこと聞かないと悪いことが起きるよ」
そういう「他人の言葉」からまずあなたは完全に自由になる必要があります。
あなたの意識が輝ける理想の未来へ向けられていれば、当然今の自分だってベストであるはずです。
何も問題の起きようがありません。
問題が起きたように見えたとしても、それは必要だから起きた出来事でそれがベストであるはずなのです。
本当の自分はいつもかわらずに自分を導いているし、だからこそすべてが必然的に起きていることを知っています。
問題が起きたように見えたとして、それを問題や困難だと感じてしまうのは自分が過去や他者に意識を向け、そこに縛られているからです。
常にあなたの意識と言葉が、現実を作り、未来を選択しているのです。
氣功とはそういう「意識」の力を使って未来を創造していくことです。
その言葉や意識が生み出す力、即ち「氣」を体感しコントロールできるようになるほど意識の使い方が上達していきます。
そしてその力を使って自分だけではなく他者をも生かしていくことこそ、氣功を志したみなさんがきっと持っている共通のゴールではないでしょうか?
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。