満たされた人生を手に入れるためのゴール
あなたにとって幸せや成功とは何ですか?
価値観の多様化している現代は成功や幸せの定義は人それぞれですが、私たちが本質的に手に入れたいのは生きることへの充実感や喜び、満たされた感覚ではないでしょうか。
三和氣功の考える「満たされた人生」とは「自然体で生きること」です。
具体的には、ワクワクした冒険や遊び心に満ちた人生を自由に喜び楽しむことです。
あなたはいかがですか?
あなたも「満たされた人生」を求めていろんなことを学び、経験されていらっしゃったことでしょう。
人生を喜び楽しむためには「ゴール」が必要です。
ゴールとは、言い換えれば生きる目的のこと。
目的のないことに対して、人間は喜びを感じないし、生きる力も湧いてきません。
あなたがもっと幸せになりたいと思いながら生きているのなら、自覚しているいないは別として何かしらのゴール、生きる目的があるからです。
本当のゴールからズレていませんか?
いうまでもなくコーチングにおけるもっとも重要な概念が「ゴール」です。
これからの自分がどのようになりたいか、これから何をしたいかという未来のイメージを決めることをゴール設定と言います。
ゴール、つまり生きる目的が最初に設定されるからこそ、自分が変わり、人生は変化し、理想に近づいていくというわけですが
ゴール達成のための決定的な鍵となるのが「エフィカシー」です。
エフィカシーとは自己能力に対する自己評価で、当然ゴールは達成されるだろうという確信が高まれば勝手にゴールは達成されます。
ゴールがきちんと設定されてエフィカシーが上がればゴールはまるで息を吸うように自動的に達成されるといわれています。
これは、ゴールを達成するために頑張って苦労する必要がないし、そうしてはいけないという意味です。
もし頑張って苦労して手に入れるものであれば、それはゴールがずれているかやり方が間違っているのです。
エフィカシーを高め、ゴールを達成するための具体的なテクニックとして、アファメーションやビジュアライゼーション、セルフトークコントロールなどがあることをすでにご存じかもしれませんが、
これらを実践してもなかなかエフィカシーが上がらないと感じていたり、モチベーションが上がらない、つい頑張ってしまう癖が抜けない、頑張らないと不安になるなどと
なにか釈然としないものを感じているなら、ゴールや人生そのものに対する「前提」を見直してみる必要があるかもしれません。
もしかしたら
「人間は理想を手にするために今の自分からスタートしてどこかに移動して何か別物に変化しなければならない」
「今の自分は不足しているからこそ理想を手に入れる必要がある」
という前提をもって人生を生きていませんか?
こうした考え方を持っていると、私たちの幸せな人生の大本であり、成長の原動力となるはずのゴールがズレてしまったり、どんなにエフィカシーやモチベーションを高めようとしてもなかなかうまくいかない可能性があります。
エフィカシーを高めるのがむずかしい西洋的で近現代的な成功プロセスイメージ
人が成長し成功を収めるというサクセスストーリーは、階段を一つ一つ上りながら時空間を移動することでより高いところに到達するというイメージ(臨場感)があります。
これ自体には問題がないのですが、この成功プロセスイメージを採用するデメリットとしては
・今の自分は低い、不足しているという前提を生みやすい
・努力する、頑張るという時間的な取り組みが必要条件になりやすい
・一段登るとまた一段という風に、到達点を求めて登り続けなければならないため、階段を上る目的がズレていると疲弊する
・失敗や挫折など「後退」したときに立て直しが難しい
・到達点が見えにくい=現状の外をイメージしにくい
といったことが挙げられます。
つまり、ゴールを手に入れるには長い道のり(時空間の移動)が必要である、今の自分は足りていないために何かにならないといけない(自己否定からの変化の必要性)という前提を生みやすく、
努力はいらない(時間をかけ何かに変化したりどこかに移動していくという取り組みはいらない)、エフィカシーに根拠はいらない、ゴールは現状の外に設定するといったゴール達成の大事な鍵となるポイントを見落としがちになります。
もし今の自分を否定しているがために、成功を求めてどこかに移動したり何者かになろうとしてこの成功プロセスイメージを生きているのであれば
たとえ人生において順調にレベルアップを続けていたとしてもなぜか体調を崩すことになったり、いつまでも満たされない思いを抱え続けたり、
仕事では成功していても家族とはうまくいっていないなどという人生の様々な側面のアンバランスを生じることでしょう。
階段を一段登るごとに達成感や高揚感は得られるのだとしても、不足しているためにどこかに移動し、何者かにならない自分は、追い立てられるように次の階段を上っていかなければならなくなるでしょう。
登っても登ってもニンジンを追いかける馬のような生き方は自分で自分に鞭を打ち続ける人生になりかねません。
これらは言うまでもなく、資本主義的な競争社会が背景にあるからということも理由の一つでしょう。
ゴール達成に必要な条件をクリアするために東洋の哲学を活用する
階段を一段ずつ登っていくような成功プロセスのイメージにおいては、本当に望む未来のイメージと、高いエフィカシーとモチベーションを維持し続けることが必須条件です。
さもなければ先に述べたような、いくら頑張っても一時的にしか満たされない疲弊していく人生を送っていくことになりかねません。
そこで、東洋の哲学を活用しましょう。
そうすればゴール達成はたやすくなります。
- エフィカシー(自己評価)が高い
- あらゆる選択と行動がwant toである
- モチベーションが自然に高まり持続する
- 頑張ることなくゴールが手に入る
- さらに高いwant toゴールが次々と見えてくる
- 楽しくて充実感がある
このような条件が揃えば、人生は疲弊せず、自分に鞭を打つ必要もなく常にゴールに向かい続け、常にゴールは更新され、高揚感や達成感は一時的なものであったとしても、うまくいっている時もいっていない時も常に満たされた感覚を維持しながら進むことができます。
東洋の哲学における成功イメージは、階段型の成功イメージと発想が真逆です。
私たちがとらわれてしまう時空間の制限=移動と変化の必要性と不足感の前提は実はタオイズムを理解するとクリアできます。
タオの哲学はコーチングにおいてゴール達成に必要不可欠とされているエフィカシーやゴール側の臨場感を高めるためにとても有益に機能します。
たとえば、タオイズムにおいてはそもそもエフィカシーやモチベーションという概念がありません。高める必要もなければ、下がることもありません。
言い換えれば、タオの観点から見ればエフィカシーやモチベーションはわざわざ手に入れなくても良いもの、意識する必要のないもの、すでにそこにあるものなのです。
実はゴールを設定するという概念もありません。
タオそのものにゴールが含まれているので、わざわざゴールを設定する必要さえなくゴールは自然に表れてくるものなのです。
タオの哲学を理解すればゴールは自然に見つかるし、エフィカシーやモチベーションは高める必要も下がる恐れもなくなります。
「無為自然」は究極のエフィカシー
無為自然とは老子の説いた哲学を表す最も有名な概念です。
何もせず自然にまかせることが人としての徳であり幸せであるという考え方です。
「無為」をもう少し具体的な言葉で表現すると、頑張らないこと、力まないこと、水のように柔軟であることであり、
もう少し別の表現をすると、いついかなる時もリラックスして現実に臨むことであるとも言えるでしょう。
無為自然を実践すれば人生はおのずと満たされたものになります。
世間には様々な「願望実現メソッド」が溢れていますが、結局はそこに「不足感と変化の必要性」が付きまとっている限り、無為自然からは外れてしまいます。
無為自然とは何もなさずともすべて成るという意味であり、「無為自然」には究極の自己肯定とゴール達成の臨場感があるのです。
いわばそれは究極のエフィカシーといえるでしょう。
東洋哲学にゴール達成のマインドを学ぶセミナー「TAOTIC GOAL」
「TAOTIC GOAL」は、生きる目的である「ゴール」を、タオの観点からとらえることで軽やかにゴールを達成できるマインドについて学ぶセミナーです。
こんなことをやります
- 西洋的または近代的な「成功」と東洋的な「成功」のイメージを比較しながら、ゴール達成のイメージをより立体的に捉え、満たされた人生を生きることを可能にしていきます。
- タオの観点から「ゴール」とは何かを学びます。
- 無為自然の意味やタオイズムの基礎的な考え方を学びます。
- 不足しているという前提から自由になるヒントとなる考え方をインストールします
- 移動する必要性、変化する必要性から脱却するヒントとなる考え方をインストールします。
- ゴール設定と自己の本質から生じたゴールを見出すワーク
- 自己の本質、タオつながるイメージワーク
こんな人におすすめ
- セルフコーチングを実践しても何か釈然としないものを感じている人
- ゴールがなかなか達成できないと感じている人
- 自己肯定感が低い人
- エフィカシーや自尊心が上がらない人
- モチベーションが上がらない人
- 自分に不満がある人
- より良い生き方を目指している人
- もっと幸せになりたい人
- ゴールを設定するのが苦手な人
- ゴールがわからない、ゴールが見えない人
- 頑張らないで生きていきたい人
- 自然体で生きていきたい人
開催情報&お申込み
5月28日 21時~22時30分予定
オンライン
料金 5000円
※オンラインサロン参加者は無料
お申し込みはこちら
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。