過去に固定化されたエネルギーが自分の足を引っ張る
不幸ばかりが続いていて人生がなかなか上手くいかない時、それは心の中で過去のエネルギーが固定化されて動かなくなっているからです。
氣の流れがあるところで滞ったり、停止してしまっている状態であるとも言えます。
こうした場合、いくら未来に意識を向けても、いくらゴールを設定してもセオリー通りにプロセスが進むことはありません。
あるところまでは上手くいっても、最後の最後で元に戻ってしまったり、やればやるほどうまくいかないといった現象が起きます。
現状の外にゴールを設定し、その未来の臨場感をイメージや言葉を使って高めていくことで理想の未来が手に入るというのが、ゴール実現のセオリーですが、あまりにも過去に固定されたエネルギーが強い場合には、未来に意識を向けようとするほど挫折を味わうことになる可能性もあるのです。
こういった状況に陥っている場合には、過去に固定されてしまったエネルギーを解放し、氣の流れを回復させなければ物事は上手く動いていきません。
不幸な人生を送る人は、過去へのとらわれが大きく自分でも自覚のない深い部分で過去に固定化された思考が働いています。
もしこうしたことに心当たりがあるなら、自分の深い部分と向き合って、自分を過去に縛り付けていた鎖を解く必要があります。
過去から自由になるための気功技術
過去から自由になるために使える気功技術の代表的なものが「浄化」です。
浄化をする際には、何を浄化するのか、何のために浄化するのか、浄化すると何が良いのかをしっかり認識したうえで行うことが、効果を出すためのポイントです。
ゴールを達成するために(自分の人生を生きるために)機能しない不要な情報を三和氣功では「邪気」として、その邪気を消したり解放したりすることを浄化と呼んでいます。
邪気は、とるに足らない雑多なものからその人の人生に深い影を落としているものまでさまざまです。
特に、本人が簡単には自覚できない、潜在意識の深い領域に潜む邪氣を「悪魔」として扱うこともあります。
こうした邪気が自分の内側に沢山積もっていくことにより、本来の自分を見えなくさせ、情報処理機能に支障をきたすようになり、生きることがとても重たく息苦しくなっていきます。
自分の内側に燦然と輝くダイヤモンドのようなゴールがあるのに、チリやごみが積もり積もってその輝きと力を失わせ、ついにはゴミの中に埋もれさせて見失わせてしまうことにより、どんどん自分らしく生きる道から外れていくことになるというわけです。
なので、潜在意識の中にたまったごみを取り除き、その人が本来人生においてエネルギーを注ぐべきその人のゴールや使命、生きる目的とのつながりを取り戻すために「浄化」が必要です。
人生を重たくさせる情報は、常に過去の情報です。
過去にとらわれるということは前例や他者の決めたルールや、他者からかけられた言葉などにとらわれ、縛られることです。
浄化とは、過去の情報を共感覚で捉えて操作する技術です。
体感として軽さやクリアな感じ、スッキリ感が得られ、意識が未来に向き、自己肯定感が高まります。
抽象度が上がり過去への解釈や意味付けが変わり、本当に自分にとって大切なものを認識できるようになります。
人にとって本当に大切なことは自分の人生を生きること以外にありません。
自分の人生を生きるとは、本当に自分の好きなように生きることであり、心から幸せであると思うことを追求し続けることであり、本当に自分の命をかけたいもののために人生を使うことです。
人生を逆転させる力
なぜあなたの人生が上手くいかないのか。
なぜ、頑張っても頑張っても結果が出ないのか。
その根本的な原因はあなたが自分の人生を生きていないからです。
そんなことはないと反論したくなる方もいるでしょう。
でも、心底自分を生きることが出来ている人は、不幸になりようがありません。
なぜならあらゆる物事が、自分が自分のために選び行動した結果であるからです。
自分が自分のために選び行動する力こそ、人生を逆転させ、幸せや成功に導く決定打です。
自覚できているかいないかは別として、生きづらさを感じていたり、不幸な人生を送っている人は例外なくこの力を上手に使うことが出来ていません。
その力とは具体的に言えば「主体性」です。
主体的に生きることを頭で理解することが出来ても心の奥底で(潜在意識レベル)で腑に落としていなければ、主体的に生きているようで実は自分の人生の決定権を他人に明け渡しています。
つまり自分の力を自分以外の誰かに奪われているということです。
そして、何をやってもなかなかうまくいかない、ずっと不幸ばかりやっている人ほど、心の深いレベルで自分の人生の主導権を持つことを知らないのです。
もしあなたが、何をやってもうまくいかない、どんなに頑張っても幸せにはなれないと感じているなら、主体性=自分の人生に対する主導権を取り戻すには、「浄化」だけでは不十分です。
潜在意識の深いレベルで自分と向き合い、人生の主導権を持つとはどういうことなのかを自分に対して再教育しなければなりません。
それは、知識とテクニックを知らなければ独自でやるのは正直難しいことが多いでしょう。
自分の人生を生きる実感を味わう
自分を縛り付けている過去を手放し、自分の人生に対する主導権を自分に取り戻すことが出来て初めて、人は自分の人生を自由に生きることが出来るようになります。
コーチングで扱われる「エフィカシー」(ゴール達成に対する自己能力の自己評価)とは、ほかでもない、自分の人生への主導権を行使する力なのです。
未来の臨場感を上げていくことによってエフィカシーは上がりますが、それは「主体性」を行使する能力を持っていることが前提です。
自分の力を誰かに明け渡している人は、自分で自分の人生を生きているという実感や体感に非常に乏しいものです。
そういう状態にあると、いくら未来のことをイメージしても、どことなくこころもとない感覚が付きまとい、エフィカシーとは何かを理解することが出来ません。
あなたは自分の人生に対して、自分主体で関わっているでしょうか?
人生が上手くいかない人は、他人主体で人生に関わっています。
他人の言動や価値観に無意識レベルで合わせようと生きていることにより、自分で自分の人生を生きているという感覚が得られません。
自分の人生を生きる体感とは、腹に力が入って軸が通る体感のことです。
例えば、あるプロジェクトが上手くいくか行かないか、自分で決める。こういう感覚です。
上手くいかないかもしれない、不安だな。上手くいかなかったらどうしよう。。。こういうことを考えているとき、自分の力が自分以外の他の存在に奪われています。
試しに、「私はこのこと(自分が今直面している問題を当てはめてください)が上手くいくと決めた」とはっきりと口に出して言ってみてください。
そしてその体感をしっかり確認しましょう。
次に「このことが上手くいくかなかったらどうしよう。。。」と口に出して言ってみてください。
そしてその体感を確認してください。
二つの体感が明らかに違うことがわかるはずです。
前者の体感が、自分の人生を生きる体感です。
少なくとも、言葉の力だけでこれだけ変わってくるのです。
自分主体で人生に関わるとき、自然にエネルギーが生まれ、その力をすべて自分の人生を創造することに使うことが出来ます。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。