お知らせ

スーパーヒーラーを目指したい施術家さんへ

今日は施術系のお仕事をされている方に向けて
お話ししてみようかと思います。

さんわにご縁をいただいている
クライアントさんや生徒さんの中にはセラピストさんや
施術家さんも実は多いのです。

そういう私も実はセラピストです。
セラピストとしては20年近いキャリアがあります。
クライアントさんの中に施術家さんが割と沢山いらっしゃるのも
そういう理由があるからかも知れません。

施術家さんの施術家たる目的は、
施術を通して他者に機能を果たすことですから、
施術家さんが気功に興味を持つ動機は、
おそらくそのほとんどが
気功を学べば自分の施術レベルが圧倒的に上がるだろうという
ところにあると思います。

施術をする時には相手の身体に触れて、
その筋肉なり、骨なり、神経なり… 
にアプローチをして行くわけですが、
そこに起きている不具合を一瞬で取り除く奇跡を起こして
患者さんなりクライアントさんなり、お客様なりを喜ばせたいと、
施術家さんならきっと思うことでしょう。

そんなことはなかなか難しいと思いつつも、
そこを目指さずにはいられないのが、
施術家に共通したある種のクレイジーな部分かと思います。

そしてそれは素晴らしいと私は思います。

多くの施術家さんはこんな風におっしゃいます。
相手の悪いところが分かるようになりたい。
触れたら治る魔法の手が欲しい。

それは可能なことです。
勿論熟練したり、精度を上げるためには訓練を継続する必要がありますが、
その能力を獲得すること自体は大して難しくはありません。
おそらく1、2ヶ月も気功とかヒーリングに親しんでいると
誰でもある程度出来るようになります。

施術家さんが施術レベルを上げるためには
当然ながら今の自分の抽象度を上げなければいけません。
気功師やヒーラーとして機能を果たすためには、
抽象度を上げていくことがどうしても求められます。

とは言っても焦る必要は無くて、
気功をやったり、学んでいく間に抽象度は自然に上がっていくので、
そこは最初から過度に気負う必要は無いのですが、

一つだけ、この記事を読んでくださった施術家さんの盲点をはずすことを
ヒーラーの視点からお話ししておくと、

我々は、本質的には物理を扱っているのではないということです。

多くの施術家さんの盲点になっているなと感じるのは、
相手の身体を変えようとして、身体だけしか見えていないということです。

肩が凝っている人がいたら、
固くなっている肩の筋肉をひたすら揉んだりするというのは
典型的な例です。

少なくとも、施術家が気功を操るということの最大のメリット、
言い換えると、施術家のレベルを一気に上げることのポイントは、
この辺りにあると思います。

普通の施術家さんは
身体に働きかけて身体をリラックスさせたり、
痛みを改善したりしていると思っています。
その場合、物理次元のことしか見えていません。

でも、我々の生きている世界は本質的には情報なので、
実際に物理的な身体に触れたり揉んだりしていても、
本当は情報を書き換えているのです。

いかに身体に物理的な働きかけを行っていても、
施術の本質は情報を書き換えることであるということが
見えていないと、施術者は自分のやっていることの
半分かそれ以下しか理解していないことになります。

この辺りは気功師の観点、ヒーラーの目線を持っていないと
なかなか理解出来ないところです。

物理的な身体でさえ本質は情報なので、
情報を書き換えるということが感覚的にわかってくると、
物理的な身体を書き換えることも実はラクにできるようになります。

先述の例で言えば、
うんと頑張らないと頑固な凝りがほぐれないとか、
頑張った割にはほぐれてないといったことは全くなくなります。

相手の身体を緩ませることは勿論、
痛みを取り除いたりすることも当たり前に出来るようになります。

皆さんが口をそろえたように手に入れたいとおっしゃる
相手の悪いところを察知する感覚にしろ、
魔法の手にしろ、

情報をキャッチしたり情報で働きかける能力が必要なのですが、
これらは気功を続けていけば自然とレベルアップしていきます。

こうした能力を「共感覚」といっています。

いわゆる「気」を感じる能力です。

そしてこの能力が洗練されるほど、
私たちは情報的影響力が大きくなります。

だからこそ、先ず自分自身が健康にもなるし、
相手の情報を書き換えたり、身体を書き換えたりということも
ラクに出来るようになっていきます。

私の伝統気功の先生である馬先生は
「一家に一人気功師がいれば、家族は皆健康になる。
だから気功師を志すことはまず家族のためになる。」
ってよく言ってましたが、

将来的にはあなたがそこにいるだけで周りの人が勝手に元気になったり、
癒やされるということまで、誰にでも可能なわけです。

そのためには実践や知識の獲得を通して
先ず自分自身を常に高めていくという強い意志が必要なわけですが、

私が思うに、その辺りは
志のある施術家さんはほぼ例外なくクリアしていらっしゃる印象を受けます。

なので、あとは気功の世界に飛び込むか飛び込まないか、
損失回避性をクリアして行動を起こせるかどうか、
施術家さんにとってはそこが一番大きなハードルだと言えますね。

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