ブログでも度々ご紹介している気功技術に「ウナ」があります。
これは、そもそもは足の裏にある身体意識なのですが、
(参考記事 ウナ~立つことは人の根源)
このウナが分かるのと分からないのとでは、
姿勢や身体全体の感覚、立ち方や歩き方、
身体の使い方までが全然違ってくるのです。
私自身、自分の内部表現を書きかえて行くのに、
大きく影響を受けた技術であり、
シンプルでありながら身体を書き換えることにおいて汎用性が高く、
とってもお気に入りなので、
出来るだけ沢山の方に伝授を受けていただきたいなと思う技術の一つです。
とはいえ、先ずは「ウナ」というのがどこの身体感覚を指しているのかを
目で確認し、自分の手でそこに触れ、そこに意識を集中してみる。
これだけでも、最初の段階としては十分です。
しかし、
伝授を受けると、明らかに身体感覚や気功技術の精度が変わってきますので、
どこかのタイミングで必ず伝授を受けることをおすすめします。
伝授を受けるということは、
その気功のアルゴリズム、感覚そのものを脳にインストールすることですので、
数ヶ月、場合によっては数年かけても身に憑くかどうか分からない
感覚やスキルをたった10分程度の伝授によって、
手にすることが出来ます。
それは、こちらのフィードバックが物語るように、
明らかに手触りが違うという感覚です。
「今までウナを意識して立つ時、身体を前に傾けて、
後ろに傾けて、まっすぐ立つようにすると
ウナの位置になるような気がしていたのですが、
伝授後ウナと言って立ってみたら、
身体が勝手に動いてまっすぐになる感じがありました。
身体も脱力して立ててる。
これがウナなのかと一人で感動してしまいました!」
他にも、
・前に比べたら明らかにウナの箇所が発火するように熱くなります
・伝授後自分の足首の重心のかかり方の不具合がはっきり分かりました
・伝授後ウナを意識すると痛めていた左腰に反応があります
・ウナ~お腹までの内側がはっきり温かくなります …etc
様々なフィードバックがとれるようになります。
これは伝授を受けることで、
明らかに気功技術の精度が上がり、
身体意識が洗練され、
身体の書きかえが進むと言うことです。
人間が人間たる由縁である二足起立の姿勢が
他の動物と決定的に違っているのは、
仙骨、骨盤が立っている、ということです。
「ウナ」とは、いわば、
二足起立における地球と自分との接地ポイントなのです。
ですから身体における骨盤や仙骨の身体意識は
まさにこのウナから始まります。
そして、それは仙骨から脊柱(背骨)へ、
そして頭蓋骨へとつながっていきます。
ウナは、身体の土台に当たる部分です。
どんな良い身体を持っていたとしても、
ウナが出来ていないと、その良さが十分に活かされることはありません。
ウナが洗練されて初めて他の身体感覚も機能してくる
というイメージを持っておかれると良いと思います。
例えば、下丹田や中丹田、上丹田といった身体感覚は
気功師にとっては非常に重要な概念であり、
身体意識であるといえますが、
これすら、ウナがなければ
きちんと機能させていくことが出来ません。
この3つの丹田をつくっていくことで
身体の潜在能力が引き出され、
身体能力が上がり、IQも高まっていくのですが、
無知でいると人は、超能力の開発みたいな意味で
上丹田に先ず注目をしてしまいがちですが、
土台がないのに、上から洗練していっても、
何も成果が出ないばかりか、
土台のないところにいきなり立派な家を建てても
すぐに倒れてしまうように、
身体を壊してしまうリスクがあるのです。
逆に、
ウナから始めて、下丹田、中丹田と
しっかり取り組んでいく内に、自然に上丹田も洗練されてしまうものです。
ですから気功を始められる方には
先ず私はウナをお教えします。
足下であるウナがしっかりしてきてこそ、
他のいろいろな気功の型が上手になりますし、
気功技術が機能するようになります。
そして、身体の軸が生じてきて、
心のあり方も変わり、
ゴールを達成する体力も能力も身についてきます。
やがて、気功師として、
他者に機能を果たすことのできる心と身体もつくられていくのです。
「ウナ」はあらゆる成功へのプロセスの土台といっても良いくらいです。
伝授を受けられた方はそういうことを頭に入れつつ
どんどん使い倒していって欲しいですし、
ご興味のある方は是非セッションや気功師養成の講座などに
ご参加くだされば良いと思います。
技術単独での伝授もご相談に応じております。
人生は足下からつくられるという意識をもって
取り組んでいただけるとよりウナが機能してくれると思いますよ。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。