『本当の自分』の「氣」の使い方
氣功は7000年とも言われる歴史を持った「氣」にまつわる様々なメソッドの総称です。
現代における氣功は内部表現の書き換えや情報空間の書き換えの技術としての側面だけが強調されていますが、もともと氣功は「氣」を高め、「氣」をコントロールするためのプラクティスでした。
古来、氣を高めコントロールする知識や技術を、医術、武術、養生術などに活用してきたのです。
そして伝統的に「氣」のメソッドである氣功の究極のゴールは「天地人合一」でした。
それは宇宙と自分が一体となる境地であると言われており、宇宙の真理を自分の内側に見出すことです。
このことを三和氣功では『本当の自分』に目覚めることだと認識しています。
私たちの多くが偽りの自分を真実だと思い込み、その自分の世界にとらわれたまま人生を過ごします。
その人生は、欠乏や不足から逃れるためのゲームであり、そのゲームにはまればはまるほど、生きることに葛藤を覚えます。
だからこそ高いゴールを持ち、そこへ向かおうとする氣持ちを原動力にして生きよう!これがほとんどの自己啓発が指し示している人の幸せや成功の道です。
三和氣功もそのような「氣」の使い方を推奨し、異を唱えるものではありません。
でも今のこの時代が私たちの中にある分離意識をあぶりだすかのように、一人一人の心の中の欠乏感や恐れを浮き上がらせているようです。
多くの人が欠乏や恐れをモチベーションにして、他者との競争の中に自分を置いてより多く所有することに必死になったり、他者との比較において自分を評価して自分自身を苦しめています。
そこから本当の意味で解放され自由になるためには、私もあなたも『本当の自分』を知り、目覚めていく必要があります。
三和氣功では、足りないこと、欠けていることからうまれる欲求を原動力にするのではなく、
すでに満たされているというところから始まる人生の拡大や他者や世界との調和や共振を目指すためのツールとして、氣功を捉えています。
『本当の自分』とは私たちの誰もが知っている、本来の自分の力の源であり、自分の本質です。
誰もがここから生まれ、本当は心の奥深くでこことつながっています。
見失い、忘れてしまった『本当の自分』を思い出し、そこへ還ることで、私たちは悩みからも問題からも自由になります。
そして本当の意味で、自分の生まれてきた目的を見つけ、自由に人生を楽しみながら創造していく時代の先駆者となっていくことでしょう。
情報空間を書き換えないと欲しいものが手に入らないような非力でちっぽけな自分ではなく、大いなる自分の力に目覚めた自分を生きませんか?
大いなるこの世界の創造主としての自分を自覚して、その自分が自由にこの世界を作り出すために「氣」を発していく。
三和氣功が目指すのはそういう氣功です。
コーチングで使われる概念を用いて言うなら、すでに最高のゴールを達成した自分を生きていく、その力を手に入れるということです。
そうなればもはや、自己評価は下がりようがありませんし、自分の意志は必ず成就します。
このことを三和気功では本当の自分を生きると表現しています。
本当の自分を生きるとは?
大いなる自分と一つになって「自分」の人生を楽しむこと。
自分の生きる目的や真のゴールに導かれたり
天命、魂の声に従い自由に主体的に人生を生きること。
人生には何の抵抗も葛藤も生まれず、「自然」そのものとなります。
本当の自分を生き始めると次のような状態へと移行し、すべては上手くいっている、必要なものは満たされるという感覚で人生を生きていくことになります。
- 問題、悩みはなくなる
- 課題もなくなる
- 生きることへの喜びや希望がある
- 自分への無条件の愛がある
- 他者やこの世界との葛藤がなくなる
- 慈しみや感謝の感情がモチベーションとなる判断や行動が起きる
- 好奇心や探求心から行動するため後悔がなくなる
- 他者への貢献に喜びを感じる
- チャンス、ヒント、良縁が向こうからやってくるようになる
- 調和の中に生きるようになる
- 大いなる自分と自分が一緒に生きているという感覚がある
- 自然体で生きている
- 満たされた感覚や安心感の中に生きている
- 自分に最高の価値を認めていると同じく他者にも最高の価値を認めている
本当の自分を生きるための「氣」の使い方を磨いていきませんか?
『本当の自分』の「氣」の使い方の入門的な講座を受けてみませんか?
本当の自分とは何か?本当の自分とのつながりを見失ってしまうのはなぜなのか?どうしたら本当の自分とのつながりを取り戻すことができるのか?を一緒に考えていきましょう。