─ 静けさに還り、自然体で生きるための氣功 ─
三和氣功は、1990年代に中国の氣功師・**馬光文(まこうぶん)**が東京・千葉で始めた氣功の流れを原点としています。
武術氣功・道家氣功・佛家氣功など、多様な伝統の智慧を統合しながら、約三〇年にわたり「氣の調和を生きる道」として受け継がれてきました。

創始者・馬光文による氣功指導(2000年代)
三和氣功とは ─ 静けさに還る氣の道 ─
1. 三和氣功の歩み ─ 伝統から今へ
2018年には、中国と日本をオンラインで結び、遠隔で氣功治療や講座を行う仕組みを試みるなど、
すでに「氣の交流の新しい形」が芽生えていました。
現地では中国の生徒たちに氣功を教え、日本からホームステイで学びに来る人もいたほどです。
そして2020年。
世界が大きく変化するなかで、夫であり師でもある馬光文の介護と仕事の両立という現実に直面し、
「氣功を、どんな環境でも実践できる形へ」との想いから完全オンライン化を本格始動。
対面中心の氣功から、「情報としての氣」「日常に生きる氣功」へと進化し、
いまの三和氣功が生まれました。
三和氣功は、時代や場所にとらわれず、
“氣がめぐる場”として人と人、国と国をつないでいます。
2. 「三和」とは ─ 天・地・人の調和
「三和」とは、天(宇宙)・地(自然)・人(わたしたち)の氣が調和することを意味します。
これは道家で言う「天地人三才」の和でもあり、私たちが宇宙の循環の中で自然体に生きることを象徴しています。
天のリズムに身をゆだね、
地の恵みとともに呼吸し、
人として愛と調和を選ぶ。
三和氣功の名には、「天地人の調和のうちに生きる」という願いが込められています。
3. 三和氣功の基本理念
🌿 静寂意識 ― Still Mind
心を静め、現象の背後にある氣(情報)を感じる力。
静けさの中でこそ、本当の調和と創造が生まれます。
💞 be with ― ともに在る
癒しとは、何かを“する”ことではなく、
ただ見守り、寄り添い、調和を取り戻す「愛の姿勢」。
この“be with”の心が、ヒーリングの本質です。
☯️ 自然体で生きる
氣功は努力ではなく“還る道”。
無理をせず、頑張らず、自然の流れ(道/タオ)に沿って生きること。
それが「無為自然」であり、三和氣功の根底にある哲学です。
4. 三和氣功の実践
三和氣功は、癒し・理解・実践を三本の柱としています。
1️⃣ 癒し(ヒーリング)
何もしない静けさの中で、氣の流れを感じる時間。
2️⃣ 理解(コラム・メルマガ)
氣・陰陽・心身の関係を学び、感性と知性を結ぶ教育の場。
3️⃣ 実践(氣功師養成講座)
身体感覚・観照・意念を統合し、氣を生き方へと昇華するプログラム。
体験 → 理解 → 哲学
三和氣功は、この三つの循環で「本当の自分を生きる」旅を支えます。
いまに息づく三和氣功
5. 沿革
年代 | 主な出来事 |
1990年代 | 馬光文が来日。東京・千葉で氣功指導・施術を開始 |
---|---|
2000年代 | 東京中野に「三和気功治療勉強センター」設立 |
2018年 | 拠点を中国に移し、オンライン治療・講座を開始。中国でも氣功指導を展開。Sanwa Healing Worksに名称を変更 |
2020年 | 介護と仕事の両立を機に、完全オンライン化へ 「三和氣功」始動。 |
現在 | 氣功・哲学・ヒーリングを統合した教育体系として発展中 |
6. 三和氣功が大切にしていること
- 現象の背後にある「氣=情報」を見つめる
- 操作よりも観照(be with)を重んじる
- 自分の氣を“使う”のではなく、“循環させる”
- 学びを通して「癒しから創造」へ進む
7. 提供している活動
- 🌕 月例・遠隔ヒーリング:季節ごとのテーマで行う氣の体験
- 🎓 氣功師養成講座:基礎(セルフケア)→ アドバンス(氣功師としての実践)
- 🪶 コラム・メルマガ:「癒し→理解→哲学」の教育導線
- 🌼その他:実践オンラインサロンや勉強会など
※三和氣功は医療行為の代替ではありません。
体調に不安がある場合は医療機関をご利用ください。
8. 関連ページ
-
馬光文の物語 ─ 創始者の生涯と想い
- 伝統気功と現代の気功 ─ 三和氣功に受け継がれた智慧
-
三和氣功の哲学 ─ 静寂意識・be with・自然体を深く学ぶ
📘 ダウンロード資料・ご案内
デジタルパンフレット:三和氣功の世界観と講座の全体像をまとめています。
ダウンロードはこちら👉 デジタルパンフレット
💫 まとめ
三和氣功は、“整える”ための氣功ではなく、“還る”ための氣功です。
外に求めず、内なる静けさと調和を思い出す。
その静寂の中で、あなたという生命が本来のリズムを取り戻していきます。