気功やヒーリングを受けてその成果を最大に引き出していくためには、
必ずフィードバックをとる必要があります。
要するに、感じた事や気づいたことを
そのまま意識に上げていくことです。
たとえば、筋肉が緩む感覚や身体の一部が温かくなる感覚、
あるいは何かしらのイメージや、感情がわき上がってきたり、
気分の変化などがおきるかもしれません。
最初の内は眠たくなって眠ってしまうことも多いでしょう。
また、ヒーリングを受けている最中や直後に限らず、
その後も引き続き自分の心と身体に注意を払っていると
何かしら意識に上がってくることがでてくると思います。
最初の内はとくに、
あまりよく分からないというのが正直なところであったとしても、
変化を意識に上げようとする意識を持つことで、
何かしらのフィードバックをとることが出来るはずです。
ここも誤解をしている人が沢山いらっしゃるのですが、
明らかで大きな変化を取り上げる必要はないのです。
むしろ、気のせいかなというくらいの微妙なことで構わないし、
なんとなくこう感じるというくらいが実際のところだと思うし、
かなり主観的なもので構わないのです。
そして、そういう小さな変化を「気のせい」としてスルーせず、
文字通り、気功の「気」のせいとして拾い上げていくことを
積み重ねることで、それは目に見える手触りの伴った変化や進化を
生み出していくのです。
そこには、
「富める者はますます富み、貧しき者は持っているものでさえ取り去られる(マタイ13-12)」
というマタイ効果が作用します。
フィードバックをどれだけ丁寧にとるかが、やがてそこに無限の差を生むのです。
セルフヒーリングにおいては
こうしたフィードバックをとる地味な取り組みが、
自分自身が進化し、成長していくことと同様、
身体感覚の洗練や、
気功やヒーリングの上達に直結していきます。
気功を始めたばかりの人は特にこうしたことに留意して取り組んでみると良いでしょう。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。