情報を扱う
主体に立つための基礎教育
氣功やヒーリングを学んだことがある人でも、
それを「扱っている」と言い切れる人は多くありません。
伝授されたことや手順はわかる。
ワークもできる。
けれど、
それがどの層に働き、
どのような関わり方をしているのかを
自覚しているとは限りません。
基礎課程では、
氣を“よくわからないもの”として
関わるのではなく、
情報として扱える側に立つことを
体験的に理解していきます。
そのために行うのは、
立禅、呼吸、瞑想、観る実践。
刺激の少ない時間のなかで、
身体がどのように反応し、
どのように安心していくのかを観察します。
ここで大切なのは、
自分の内側との関わりを通して、
情報を扱うという感覚を体験を通して
理解していくこと。
ヒーリングをする人ではなく、
ヒーリングを扱える人へと
自然に移行していく。
それが、基礎課程の目的です。
本課程の目標
基礎課程の目標は、ヒーリングの技術だけを増やすことではありません。
氣を、情報として体験し、自分の内側との関わりを整えることです。
具体的には、次の状態を目指します。
・氣を感覚だけでなく、情報として捉えられる
・身体反応と意識の関係を観察できる
・介入と非介入の違いを体験的に理解している
・「観る」という関わり方を実践できる
・何かを起こそうとしなくても、場に立てる
ここで問われるのは、強く感じられるかどうかではありません。
どんな状態や立場から、自分や他者と関わっているか。
基礎課程は、専門家になる前の段階として、まず自分自身との関係を整える時間です。
扱う側に立つとは、何かや誰かを変えることではなく、自分の内側の動きに責任を持つこと。
その感覚を身体で知ることが、本課程の到達点です。
なぜセルフヒーリングから
始めるのか
三和氣功は、理論から始まりません。まず体験から始めます。
氣の球の色が変わる。
自分の氣分や体感が変わる。
水に氣を通すと、味や質感が変わる。
こうした小さな体験を積み重ねることで、氣は「よくわからないもの」から「扱えるもの」へと変わっていきます。
実践の材料は、いつも自分の感覚です。
氣の感覚は、他人と比べることができません。
だからこそ、自分の微細な変化を観察し、言語化し、実験していきます。
氣の球をいくつもつくる。
前提を変えてみる。
呼吸を深くする。
丹田を意識してみる。
すると、同じ情報でも感触が変わることに気づきます。
その変化を、自分の癒しとして終わらせず、実験として積み重ねていく。
やがて、情報との距離を自然に取れるようになります。
これが、扱う側へ移行する近道です。
それが、基礎課程で最も大切にしていることです。
カリキュラム
前半3ヶ月
レッスン1
情報を操作するという体験
― 表層へのアプローチ ―
まず、情報を扱う感覚を体験します。
・氣の基礎操作
・信念や感情の書き換え
・認知科学的視点からの理解
・氣の球・水等を用いた実験
「扱える」という感覚
を、身体でつかむ段階です。
レッスン2
メタポジションを
獲得する
― 一つ上から観る ―
次に、自分を観る視点を育てます。
・インナーチャイルド
・過去の感情の承認
・自我と防御の理解
・メタポジションの体験
操作の前に
承認があることを学びます。
レッスン3
身体と中心
― 情報との距離を
変える ―
メタポジションを身体で支えます。
・姿勢と認知の関係
・ウナ/裏転子/丹田
・呼吸と情報の距離感
身体の状態が変わると、
同じ情報の意味が変わることを体験します。
後半3ヶ月
レッスン4
観るという実践
― メタポジションの
洗練 ―
深層へ触れる
・何もしない時間
・介入と非介入の違い
・深層と浅層の存在
・陰陽バランシング(セルフ)
深層と浅い層の違いを理解します。
レッスン5
深層との関わり
― 非介入という
関わり方―
操作とは逆の関わり方をつみ重ねます。
・観る実践の深化
・防御を無理に外さない
・安心が起きる構造
・情報との健全な距離
安心とは何かを理解します。
6ヶ月目
扱う側への移行
― ヒーリングに対する
主体的な姿勢の確立 ―
氣功師としての自信を確立します。
・操作と非介入の統合
・セルフヒーリングの再構築
・在り方の再現
ヒーリングができるから、ヒーリングを扱う人になります。
|基礎課程 修了時の状態
基礎課程を終える頃には、次のような状態に立っています。
- 氣を“感覚”ではなく、情報として扱える
- 信念や感情の変化を、自分で調整できる
- 過去の出来事を、一段上から観る視点を持てる
- 感情に巻き込まれず、承認から入れる
- 姿勢や呼吸によって、情報との距離を変えられる
- 介入と非介入を意識的に選べる
- 自分の中心(丹田)に戻る方法を持っている
- 日常の中で氣功を再現できる
強い力を持つようになるわけではありません。
けれど、ヒーリングを “できる/できない”で測る段階は終わります。
何かが起きたとき、「あ、今ここが反応しているな」と身体で気づける。
そのまま反応に飲まれるのではなく、中心から関われる。
ヒーリングは、特別な才能ではなくなります。
再現可能な関わりになります。
そして——
情報を扱う側に立てるようになると、人生との関わり方の質は、静かに変わります。
立ち位置が変われば、反応も選択も変わる。
それは自然な帰結です。
|氣功師養成講座における学びの姿勢について
三和氣功は、ただ知識を受け取る場所ではありません。
実践し、観察し、問いを持ち、自分の体験を構造として理解しようとする場です。
正解を覚えることよりも、自分で確かめることを大切にしています。
強制はしません。
でも、自分の体験に目を向ける姿勢があるほど、理解は深まります。
氣功を学ぶとは、自分の内側で起きていることを、ごまかさずに観ていくことでもあります。
完璧である必要はありません。
けれど、
少しでも自分で確かめてみよう、好奇心をもってやってみよう、この姿勢を持てる方にとって、ここは学問の場になります。
コースの期間・料金
その他詳細
| 期間 | 6ヶ月(全24回) ※体調不良や家庭事情など、やむを得ない場合は2ヶ月まで延長可能。 |
| 回数 | 毎週1回/各回60分 |
| 料金 | 基礎フルコース:480,000円(税込) ※分割例:80,000円 × 6回 |
| 受講形式 | ・オンライン(Zoom) ・実践ワークとシェアを中心に進行 |
| 共通サポート (全コース共通) | 自主学習教材/氣功セルフプラクティスの実践の場(オンラインサロン)/チャットセッション無制限/マンツーマンサポート |
| 開始時期 | 年2回開講 4月スタート/ 10月スタート ※受講相談は随時可能です。 ※開始時期は上記のいずれかとなります。 |
専門ガイダンスについて
受講をご検討の方には、お申し込み前に「専門ガイダンス」にご参加いただきます。
これは体験会ではありません。
講座全体の流れを確認し、ご自身がこの課程に進む準備があるかを最終確認するための時間です。
内容:
・呼吸ワーク
・伝統氣功の実践
・氣の調律体験
・講座説明
・質疑応答
・受講手続き
参加費:10,000円(税込)※受講を決められた場合は、受講料に充当されます。
この場は、すでに受講を前向きに検討している方のためのものです。「少し話を聞いてみたい」「体験だけしてみたい」という方には向いていません。
※ こちらの専門ガイダンスは、随時お申し込みを受け付けております。
本課程への受講を前向きに検討されている方は、
まずは「専門ガイダンス」にお申し込みください。
エッセンスコースについて
基礎課程は6ヶ月ですが、
最初の3ヶ月のみを受講する「エッセンスコース」も設けています。
これは、
・まずは氣を情報として扱う体験を積みたい
・自分に合うかを確認したい
・セルフヒーリングの土台までを身につけたい
という方のための選択肢です。
期間
3ヶ月(全12回)
受講料
24万円(税込)
3ヶ月終了時に、そのまま基礎課程(後半3ヶ月)へ進むことも可能です。
その場合は、差額のお支払いで継続できます。
エッセンスで終えることも、基礎を修了することも、どちらも正しい選択です。
大切なのは、自分の歩幅で学ぶことです。
基礎課程からその先へ
基礎課程は、氣を情報として扱う立場に立つための土台です。
ここで身につくのは、書き換えや調整の技術だけではありません。
自分の中心に戻る感覚と、自分の反応を観る視点です。
もし、学びを続けたいと感じたなら、次の段階では、その体験を専門的な構造理解へと深めていきます。
氣功を、
・心理や認知
・神経系や身体
・東洋哲学や情報の構造
といった複数の視点から横断的に理解し、専門家として扱える立場に立つ。それがアドバンス課程です。
基礎を修了した方にのみ、その道は開かれています。
急ぐ必要はありません。
けれど、土台が整ったとき、自然に次の問いが生まれます。
「もっと深く理解したい」と。
そのときに、次の門が用意されています。




