気功について

人生を変える『本当の自分』の「氣」の使い方~大周天を洗練する

2025年3月10日

大周天とは?

『大周天』とは伝統的な氣功における最も重要な氣功の一つです。

大周天によって、人は自分が「天」、即ち大自然や大宇宙と一つであるという「大いなる自己」に目覚めることが出来ると言われています。

 

要するに、小我である自分が、大我に目覚めていくということです。

 

『大周天』はコーチングにおける 「エフィカシー」が高まっている意識状態であるとも言えます。

 

『大周天』を習得したいのであれば、『大周天』の意義や目的をまず知ることから始めていきましょう。

 

やろうとしていることにどんな意義があるのか、そして何のためにやるのか、これが明確であるほど結果が早く出ます。

 

 

天人合一とは

大宇宙と一つである自分を自覚することを「氣」の哲学では「天人合一」と言います。

これは人間の普遍的なゴールでると伝統的な氣功では考えられています。

 

『大周天』とはまさにこの「天人合一」を果たすために欠かせない氣功であり、

現代において私たちが、自分の生きる目的(ゴール)のために人生を歩む上で欠かせない氣功であるといわれるのはこのためです。

 

そして『大周天』が天人合一のためにあることを理解することよりもさらに重要なのは、あなたが何のために『大周天』をやるのかということです。

あなたは『大周天』を習得してどうなりたいのですか?

 

 

大周天のコツ

大周天のやり方はいろいろあります。

でも基本的には「宇宙と一体である自分」を感じることがポイントです。

 

氣功は意図とイメージを使って「体感」で行うもの。

なのでどのような大周天のやり方を採用しても、体感を得る必要があります。

 

もし、宇宙と一体である自分を「感じる」ことが難しいと感じるなら、

自分の身体の様々なところに意識を向けて、その身体を感じるということをたくさん繰り返してください。

 

次に、氣の球をじっくり感じる、氣功技術を発火させて感じてみるといったことを繰り返しましょう。

 

そこまでができるのなら大周天は簡単です。

今はネットで『大周天』のやり方は簡単に手に入るので好きなものを試すと良いでしょう。

ですが、本当に『大周天』を習得したいのであれば信頼できる先生に教えてもらうことをお勧めします。

 

そして、何より何度も繰り返して『大周天』を実践し、味わうことです。

自分で何度も感じることを繰り返さないと、『大周天』も意味がありません。

 

 

大周天を洗練し維持する

現代氣功を知っているコーチングの先生方は「24時間大周天でいられるように」と指導をします。

大周天を意識できている時は、自己肯定感、自己評価が最高に高まっている意識状態にいられるからです。

 

大周天を維持できるようになれば生きることに対して一切の不安や緊張が生まれない状態になるでしょう。

あらゆる悩みは解決し、小さな自分だけの世界に固執して生きるのではなく、

自分の真のゴールのために自分の命を生かせるようになります。

こうなると、自分が目的を持って取り組むことはすべてうまく行くようになります。

 

でも、「大周天」を伝授してもらったり、「大周天」のやり方がわかっただけでは、ずっと大周天でいることは実際問題、難しいと思います。

 

氣功を学んでいたとしても、多くの人は、情動に振り回されて大周天をスコトーマに隠してしまい、知っているのになかなか意識に上げられません。

 

なぜかというと

  • 過去のネガティブな情動記憶、トラウマとそれに基づく感情と思考
  • 親や他人の信念
  • 「ふつうはこう」という社会の常識、前例
  • 自分はできている、わかっているという思い込み

これらが『大周天』をスコトーマに隠し、『大周天』を維持できなくさせるからです。

 

なので、まずこうしたものがどれだけ深く私たちを「小さな世界の中で生きるちっぽけな自分」に縛り付けてしまっているか、しっかりと見極めていくことも大事です。

 

そして『大周天』を繰り返し繰り返し意識に上げていくという実践も不可欠です。

『大周天』を何度も感じる、味わうことで、その意識状態を潜在意識にインストールしていくのです。

 

こうしたことに本氣で取り組める人だけが、『大周天』をマスターし自分の人生を自由に生きる力を獲得し、「大いなる自己」や「内なる神」へと目覚めていくことが出来るのです。

 

三和氣功では『大周天』によって意識に上がってくる「自分」の在り方を『本当の自分』と呼んでいます。

そして『本当の自分』を生きることを本氣で目指す人だけが実は氣功を使いこなし、人生の支配者になれるのです。

 

 

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