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ヒーリングの上手な受け方

2019年2月26日

今日はヒーリングの適切な受け方についてお話ししてみたいと思います。

とくに、ヒーリングを受け慣れていないという方は
参考にしていただくと、ヒーリングの効果をより受け取りやすくなります。

まず、ヒーリングの作用とか、受ける側の心と身体がどんな風に反応するのかは、
はっきり言って予測不可能であるということを頭に入れておくと良いでしょう。

たとえば身体の痛みに対してヒーリングしたのに、なぜか感情が揺さぶられてしまうとか、
他のところが痛くなったりすることも、結構起こります。
時には、吐き気を催したり、頭痛が起きたり、そういう一般的に嫌な反応さえ出ることがあると
あらかじめ知っておくと良いでしょう。

ヒーリングのもともとの目的とは一切無関係に見える反応が出るということも
あり得るということです。

また、すぐに眠ってしまって効いたのか効いてないのかよくわからないとか、
あまり何にも感じられないので、効果は期待できないというのが、
ヒーリング初心者の懸念するところかと思いますが、

それに関しては、自分が「効かなかった」としてしまえば、
それで終わってしまうのだという風に捉えておかれると良いかも知れません。

実際にヒーリングが行われているのにもかかわらず、
一見効果が無かったように見えたからといって、
「効かなかった」で終わらせてしまうのは、
あまりにもったいないように私は思います。

では、あんまり何も感じなかったり、すぐに眠ってしまってよく分からなかった場合に、
どう解釈するといいのかというと、

無意識領域では確かに自分はヒーリングを受け取ったのだと信じることです。

ヒーリングとは変性意識下で行われるので、
たとえば遠隔の施術の際に、
緊張したりしやすい方は、ヒーリングを受ける少し前から
自分が出来るだけリラックスできる環境を整えておき、さらに
呼吸に意識を向けておくなど、変性意識に入りやすい状態へと
あらかじめ自分の身体を整えておくと良いでしょう。

実際にヒーリングが行われると、
たいていの場合は、眠たくなったり、寝てしまったりという反応が出ます。

ヒーリングになれていないと、それはなおさらです。

すぐに寝てしまったり、ぼーっとしている間に終わってしまったりすることは
よくあります。

でも、ヒーリングを受ける最中に眠り込むのは
変性意識下において脳が反応している証拠でもありますから、
あまり心配しなくても大丈夫です。

そしてできるだけ、何かしら心や身体に生じた感覚や
出てきた反応を丁寧に拾ってみようとする意識を持つことです。

そうした意識を持っておくだけでも全然違うのです。
その際、絶対に何か感じたりしないといけないのだと意気込んではいけません。
ヒーリングに対してオープンでリラックスしていると、
必ず何かしら意識に上がってきます。

これは、無意識にあるものを意識にあげるという作業ですが、
実は、「意識に上げる」という作業がヒーリングの効果を十分に受け取るポイントになります。

(フィードバック引用 50代男性 神奈川県在住 ヒーラー)

ありがとうございます。体のフィードバックをいたします。
最初、てのしびれ、顔のしびれが起き、その後、
背筋を液体が昇る感覚が、ありました。
お腹が温かくなった後、足の方にしびれが移動していきました。
最後に、蛇口がイメージされたので、ひねったら、
お腹から、何かが出ていくように感じました。

ヒーラーさんともなると、身体の反応をかなり詳細に意識に上げられていますが、
別にここまでのクオリティでなくとも全く問題ありません。

何かしら感じたことを言葉にしてみることに意義があります。

(フィードバック続き)

つぎは、心のフィードバックです。
「本業の仕事は、やっていけるかではなく、やるんだという意思が重要」が、
思い浮かびました。蛇口のイメージも、
先生方から教えていただいたことを、出しなさいということかもしれません。

このように、心に浮かぶこと、身体に感じることを

丁寧に拾って言葉にすることで、無意識が書きかわっていきます。

ちなみに、この時のヒーリングは作業中に頻繁に起きるめまいを
なんとかしたいというご相談に対して行いました。

クライアントさんのフィードバックの内容を見れば
必ずしも「めまい」に直結しているようには見えなかったりもします。

でも一週間後にはめまいはあまり気にならなくなりましたとご報告をいただきました。

セルフヒーリングも含め、ヒーリングって、実は自分への気づきのプロセスなのです。
自分の身体と心に起こる様々なことを丁寧に拾っては意識に上げていくこと。
これなくしては、ヒーリングは成立しないと私は考えています。

また、ヒーリングは何か特別な技術がないとできない

というものでもなくて、
ただ自分の身体に注意を向けて、丁寧に感じては
それを意識に上げていくということだけでも、
十分セルフヒーリングとして機能します。

ポイントは 意識に上げること。
意識に上げられれば上げられるほど、無意識が書きかわり、
ヒーリングの効果を最大限に自分のものにすることが出来ます。

どれくらい意識に上げられるかは何度もヒーリングを受けたり、
セルフヒーリングなどで日頃から自分の身体を意識に上げることを繰り返すことで
磨いていくことが出来ます。

ヒーリングを受ける際には参考にしてみてくださいね。

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