今日は蕁麻疹、つまり原因不明のかゆみで困っていらっしゃる方のご相談を受けました。
ご本人は皮膚のかゆみ以外は特に健康上の問題を感じないということでしたが、気功診察や耳つぼの検査などでは肝臓や腎臓、大腸などの解毒排泄にかかわる臓器に少し問題があるように感じられました。
多分子供のころからお元気で過ごされてきたのでご自分の体調の変化などに無頓着であったのかもしれません。でも40代に入れば20代30代に比べたら内臓の機能もだんだんと低下してくるものです。
お話を伺えば食事は外食がほどんどだそうです。外食には当然ながら砂糖や添加物の入った食品や体の中に熱を生む質の悪い油の摂取が過剰になる傾向があります。若いころならばそういった食事から発生する毒素も排泄する能力があったのかもしれませんが、年齢的にちょっとそれでは追いつかなくなってきていたのかもしれません。そろそろ自分の体や健康を自分でしっかり管理しなさいよという時期なのかもしれないですね。
赤みのある湿疹や、花粉症などのアレルギー症状は体の中の毒素(特に熱)の排泄がなされず毒が内側にこもってしまうためにあらわれると私たちは考えます。こういった症状は気功治療だけを行っても、食事や生活習慣が変わったり身体の熱が発散できるようにならないと問題が残ります。したがって結果が出るのも時間がかかります。
身体の熱を取ったり、発散させる方法としては
・軽い運動で体を動かし、ストレスを発散するとともに汗をかく習慣をつける。(気功、ヨガ、ウォーキングなど)
・身体に熱のこもる食事をしない。砂糖、植物油の摂取を絶つ。
・乾布摩擦などで皮膚を鍛える。
・苦みのある食品をとって身体の熱を取る。(ピーマン、ゴーヤ、緑茶など)
などがおすすめです。
気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。