― 受け手から、扱う側へ。
この3ヶ月の位置づけ
このコースは、氣功師養成講座・基礎フルコース(6ヶ月)の前半課程です。
このコースの目的は、
氣を感じる人になることではありません。
氣を“情報として扱う側”に立つこと。
セルフヒーリングやセルフケアを通して、
- 臨場感が変わる
- 身体反応が変わる
- 思考の解釈が変わる
という事実を、自分で確認していきます。
氣を信じるのではなく、自分で確かめる。
この3ヶ月は、氣功を学ぶための“実験室”です。
なぜセルフヒーリングから始めるのか
氣功は、不思議な力を信じることから始まりません。
自分の反応が変わることを確認するところから始まります。
情報の解釈を変える。
呼吸を整える。
意識の向きを変える。
すると、
身体の感覚が変わる。
神経の緊張が変わる。
現実の受け取り方が変わる。
この再現性を体験することで、自分は氣を“受け取る側”ではなく“扱う側”であることがわかってきます。
氣功を学ぶとき、無意識のまま受け手の立場に留まっていると、実践は体験の消費に終わります。
変化を外に求める限り、主体は育ちません。
この課程では、「自分が関わることで変化が起きる」という事実を何度も確認し、扱う側に立つ自覚を育てます。
その立場が形成されてはじめて、次の学びが積み上がります。
だから最初に、扱う側に立つ。
ここがエッセンスの核心です。
この課程で育てるもの
本課程で育てるのは、技法ではありません。
- 自分の臨場感を変えられる感覚
- 反応と選択の違いを理解する視点
- 氣をエネルギーではなく「情報」として捉える理解
- ヒーリング現象を構造で説明できる立ち位置
「できる/できない」ではなく、
扱えるかどうか。
その基礎をつくります。
カリキュラム構成
第1領域:再現性の確認
目的:氣が変わるのではなく、臨場感が変わることを体験する。
・氣とは何か(情報としての理解)
・身体は媒体である
・解釈と神経反応の連動
・セルフヒーリングの基礎実践
ここでは繰り返し実践します。
体験を重ねることで、
「偶然」ではなく「構造」として理解できるようになります。
第2領域:主体の形成
目的:反応の中に埋もれない位置を育てる。
・自動思考と身体反応
・「癒そうとする自分」の観察
・感じる自分と観ている自分の違い
・丹田・重心・軸という物理構造の理解
ここで初めて、
操作と観察の違いが見えてきます。
第3領域:関係性の基礎理解
目的:自分と世界の関わり方を構造で捉える。
・投影と境界
・共鳴と臨場感
・コントロールと自然発生の違い
ここで扱うのは理想論ではありません。
自分がどの位置から人や世界に関わっているかを
構造で理解することです。
到達目標
3ヶ月終了時に目指すのは、
・自分の反応を説明できる
・セルフヒーリングが努力ではなく実践になる
・氣を変える対象ではなく流れとして把握できる
・自分がどの位置から関わっているか言語化できる
変わることが目的ではありません。
位置が明確になること。
それが、次の6ヶ月への土台になります。
エッセンスと基礎フルコースの関係
エッセンスは完結型ではありません。
ここで主体を育てることで、
・他者との関わり
・場の扱い
・氣功師としての視点
・専門的構造理解
が無理なくひらいていきます。
基礎フルコース後半は、
扱う主体があることを前提に進みます。
参加姿勢について
この課程は、受け身で受講する講座ではありません。
実践し、振り返り、
疑問を持ち、
構造を理解しようとする姿勢が必要です。
強制はしません。
しかし、取り組まなければ変化も起きません。
氣功を学ぶとは、
自分の反応に責任を持つことでもあります。
その姿勢を持てる方に向けた基礎課程です。
- ヒーリングを“できる/できない”で測ることに違和感がある
- 氣や癒しを構造的に理解したい
- 自分の反応を理論化できるようになりたい
- 操作ではなく観察の力を育てたい
今は別の選択でもよい方
- すぐに結果や技法だけを得たい
- 説明や理論だけを知りたい
- 誰かに変えてもらうことを期待している
それぞれの段階に、自然な選択があります。
この講座で確かめられること
この基礎エッセンスコースは、
答えを教える講座ではありません。
この3ヶ月で行うのは、
**「今の自分が、どんな状態で人生や氣功と関わっているのか」**を
身体を通して確かめていくことです。
具体的には、次のようなことを体験的に確認していきます。
■ 感情や思考に、どれくらい巻き込まれているのか
- 感情が湧いたとき、すぐに反応してしまうのか
- 一歩引いて観られる余白があるのか
- 「整えよう」「変えよう」と無意識に力が入っていないか
これは良し悪しではなく、
今の立ち位置を知るための確認であるとともに、
人の心の動きや仕組みを簡単に整理するための時間です。
■ セルフヒーリングは、努力になっていないか
- 自分を癒そうとして、かえって疲れていないか
- 正しいやり方を探しすぎて、身体の声が遠のいていないか
- 「ちゃんとやらなきゃ」という前提で氣功に触れていないか
この講座では、
セルフケアが頑張り続ける行為になっていないかを、
身体感覚から見直していきます。
この体験は、のちに人を癒すというフェーズでも大切になります。
■ 氣を感じ、観察するという体験
このエッセンスコースでは、
氣を「どう使うか」や
「どう変わるか」を考える必要はまだありません。
氣に触れたときの
身体や心の反応を、静かに感じてみる。
「今、どう感じているか」
それに気づくこと自体が、氣功の学びの大切な一歩です。
扱う主な内容
理解と安全
氣功を学ぶ前に、まず「感じても大丈夫な場所」を身体につくります。
- 氣功とは何か
氣とは、エネルギーではなく
情報であり、生命の流れそのものであることを学びます。 - 身体は媒体
感じることは、特別な能力ではなく
身体が本来もっている自然な入口であることを体感します。 - 心の仕組みと自動反応
感情・思考・身体が、どのように連動して生まれるのかを理解します。 - インナーチャイルドと自己内対話
抑えてきた感情や内側の声に、
安全な距離で触れていく練習をします。
▶︎ 目的
「変えようとしなくても大丈夫」
という安心感を、頭ではなく身体に取り戻すこと
観察
感じる自分と、観ている自分を分けることで、
巻き込まれない位置が育っていきます。
- メタポジションの基礎
感じている自分と、
それを静かに観ている自分の違いに気づきます。 - 観るという実践
感情・思考・身体を
否定も操作もせず、観察する力を育てます。 - 身体性と身体意識
丹田・軸・重心といった
構造としての身体に戻っていきます。 - 呼吸と氣の流れ
陰 → 間 → 陽
自然な循環としての呼吸と氣を体感します。
▶︎ 目的
「どうにかしよう」とする癖から降り、
中点に立つ感覚を身体で覚えること
方向性と統合
行動や努力の前に、
「在り方」が自然に定まっていきます。
- 未来から現在を見る
目標設定ではなく、
方向性(ベクトル)として人生を感じ直します。 - 行為ではなく在り方から動く
操作やコントロールではなく、
在り方そのものが行動を生む体験。 - 他者と世界との関わり
投影・境界・共鳴という視点から、
人間関係を見直します。 - 統合
本当の自分に「なる」のではなく、
還り続けるという生き方を理解します。
▶︎ 目的
自分を保とうとしなくても、
自然に世界と関われる位置に立つこと
この3ヶ月で、起きやすいこと
心と氣の仕組みに触れることで、
人生が重く感じられていた理由を、
頭だけでなく、
感覚として理解できるようになることがあります。
- 心と氣の仕組みに触れ、
自分を深く知れる
人生が重く感じられていた背景を知り、
「自分に何が起きていたのか」を心と氣の両面から理解していきます。 - 不安や重さがやわらぎ、
安心感の軸が育つ
感情の解放や氣の実践を通して、
外側に振り回されにくい、内側の静かな安心が育っていきます。 - 氣功を日常に活かし、
自分を整えられるようになる
特別なことをしなくても、
日常の中で自分を感じ、整え直せる力が育っていきます。
それが「人を癒す一歩」につながっていきます。
講座詳細
| 期間 | 3か月 |
| 形式 | オンライン(Zoom・動画教材) |
| 内容 | 氣の感覚を育てる/セルフヒーリング/他者と 関わるためのヒーリングの基礎 |
| 料金 | 18万円 |
| 備考 | 受講途中から差額のみで 基礎フルコースへの変更可能。 |
料金
- 教材一式(3ヶ月分)
- 月4回セッション(全12回)
180,000(税込)
受講生の声
受講前は自分に自信がなく、能力ばかり追い求めていました。
今はセルフヒーリングで心身を整えられるようになり、“自分は大丈夫”と信じられるようになりました。
S様(50代・鍼灸師/東京都)
物事を大きな視点で捉えられるようになり、がむしゃらに変えようとする必要はないと知りました。
仲間と学べる場も、とても心強かったです。
Y様(50代・主婦)
氣功の理論や身体操作を学ぶ中で、心と身体のつながりを実感しました。
未来に前向きになれ、人に氣功ができるようになったのは大きな成果です。
A様(40代男性・セラピスト)
講師の明香さんが、常に受講者の学びや安心を大事にしてくれるのを感じました。
“続けられる”と信じられる環境がありがたかったです。
K様(40代女性・主婦)
半年間じっくり体に氣の感覚を馴染ませられたことで、確かな手応えを得られました。
氣の玉を感じられたときは感動でした!
O様( 50代男性・会社員)
自分を癒すことが、こんなに大切だとは知りませんでした。
セルフヒーリングの力を実感し、安心感が増しました。
F様(30代女性・看護師)
Q&A
経験がまったくないのですが大丈夫ですか?
はじめての方が無理なく学べるようにカリキュラムを組んでいます。
忙しくて続けられるか心配です…
ワンツーマンなので自分のペースで無理なく続けやすいです。
将来的に氣功師として活動したいのですが…
その場合はアドバンスコースに進むことで、より実践的な力を身につけられます。
3ヶ月でしっかり学ぶのは難しいと感じたらどうすればいいですか?
氣功は基礎が一番大切です。
土台がしっかり身についていないと、先に進んでも苦労することがあります。
もっとじっくり取り組みたいと感じた方には、サポート回数を増やせるコースもご用意しています。
本当に必要だと思ったときは、いつでもご相談ください。
ここで触れた学びは、あなたの人生や氣功の中で、
存在の土台として、
静かに支え続ける感覚となっていきます。
次の学びへ
エッセンスコースは、
氣功を学ぶ「入口」であると同時に、
自分の状態を丁寧に整える時間でもあります。
ここで育てた立ち位置は、
そのまま基礎フルコースへと引き継がれ、
氣功を人生や人との関わりの中で
深めていく土台になります。
焦らず、無理をせず、
今の自分に必要なところから
触れてみてください。
