今日の私のセルフヒーリングは、ただ「立つ」だけです。
まず両足をつけ、内側のかかとからまっすぐに地面に向かって
意識を向けていきます。
すると、足裏がしっかりと地面を感じ、つながる体感があります。
同時に、両足の内側を、坐骨に向かって気が上がり、
会陰、チャクラで言うと第一チャクラが意識に上がってきます。
坐骨と会陰につながった感覚をそのままたどると、
会陰から百会(頭頂)へと、
伝統気功で「中脈」とよばれている軸が通っていきます。
自然と骨盤がたち、肩の力がぬけ、軸の感覚を感じて立つことができます。
ここでフラフラせずに立つための私なりのコツは、
今、足裏から順番に頭頂へと意識に上げていったので、
下から上へ向かう意識のベクトルが強く意識に上がっていると思うのですが、
そのベクトルを感じたまま、
最後にもう一度足の裏から地面の中へと降りていくベクトルを意識に上げることです。
もっとわかりやすく言えば、自分にかかっている重力を足裏から感じてみること。
するとより軸が意識に上がりやすくなると思いますし、
フラフラすることが減ってくると思います。
これをなんというか、もっと気功っぽく言うと、
中脈を通る気の流れを感じながら立つって感じですね。
この姿勢を維持して30秒くらい丁寧に呼吸を続けるだけでも
かなり心はスッキリするし、身体も整うのですが、
体側に降ろしている手の中指の先を、太ももの外側の真ん中、
ジャージをはいたときにジャージのラインがくるところに
くっつけるようにすると、たちまち身体に気が満ちていきます。
うーん、気持ちが良い。
3分もすればかなりエネルギーチャージされるし、
気が巡るので身体の凝りや緊張、疲れも解消されます。
私は今日これをパソコン作業の合間にやりました。
食後で睡魔が襲ってきて辛かったのですが、
カフェで寝てしまうわけにもいかず、
ちょっと席を外してトイレを待っている最中にこれをやったのです。
トイレの待ち時間だけで眠気もおさまり、
パソコン作業で疲れた目や肩も脱力してリフレッシュできました。
これは、よくみんながやっている
肩が凝ったから肩関節を回すとか
目頭を揉んだりすることにくらべて、圧倒的に効果があります。
なぜかというと、
このように身体の軸を意識に上げて立つことで
抽象度の高い身体の情報場にアクセス出来るような意識状態を
日頃から作れるようになっているからです。
結果的に、仕事で感じるストレスだとか、
作業を続けることで生じる心理的な疲労なんかも
一瞬でリセットできるんですね。
多分、仕事の合間に30分マッサージを受けにいくのと同じくらいの
効果は誰でも楽勝で出せるようになると思います。
セルフヒーリングを生活に取り入れるということの意義は
単に疲れを自分でケアできるというレベルの話ではなく、
身体開発、身体の感覚を洗練することにつながっています。
なので、積み重ねることで、そもそも疲れにくくなったり、
身体が感じている違和感などにいち早く気づけるようになります。
セルフヒーリングをとおして、
こうした身体感覚を一つ一つ獲得していくだけでも
身体は元気になり、セルフイメージは上がって、
現実の有り様も変えていく事ができます。
ヒーリングを学ぶ本当の価値は、なりたい自分を実現できる能力を
手に入れることにあります。
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気功師、ヒーラー、セラピスト
認知科学をベースとしたヒーリングと中国の伝統気功を用いて、病人を辞めて、本来の自分の生き方に立ち返り自己実現を目指す生き方を追求している。
本当になりたい自分を実現し生きることこそ、病気を治すことの唯一の道であり、どんな状況にあっても自分の価値を探求しながら人生を生きることが人の本当の幸せであることを信じて活動している。
「道タオ」に通じる気功的な生き方、すなわち、頑張らず無理せず、自然体であれば、自ずと自分が持っている本来の魅力や能力が発揮され、健康に豊かに幸せに生きられるはず。
人生のパフォーマンスを最高に高めていくための一つの道具として氣功を提案している。