調える学び― 力が入り続けているところから ―

 

外側の出来事が続く中で、
気づかないうちに、
力が入り続けていることがあります。

うまく対応しようとするほど、
自分を正そうとするほど、
身体のどこかで、
呼吸が浅くなっている。

三和氣功が扱う「調える」学びは、
そうした力の入り方が続いている位置から、
一度、距離を取るためのものです。

 

三和氣功における「調える」という関わり方

三和氣功でいう「調える」は、
状態を理想に近づけることを指していません。

呼吸を深くしようとすることでも、
感情を落ち着かせようとすることでも、
人生をうまく運ぼうとすることでもありません。

むしろ、
そうした「整えようとする力」が、
どこで働いているのかが、
ふと見えてくることがあります。

身体がゆるむのは、
何かをした結果ではなく、
力が入り続けていた関わり方が、
そのままほどけたときに起こります。

静けさは、
つくるものではなく、
いつのまにか戻ってきているものです。

 

この位置にいるときに、起きやすいこと

調える学びに触れているとき、
次のような感覚が、
自然に現れてくることがあります。

結果や変化を、
急がなくなっていること。

できているかどうかで、
自分を測ろうとする力が、
少し弱まっていること。

感じられるかどうかを、
確かめ続ける必要がなくなっていること。

今の状態を、
「問題」として扱わなくなっていること。

何かを得ようとするよりも、
いま、どのような関わり方で
自分の人生に触れているかに、
目が向いていること。

この段階では、
氣や陰陽のことを、
深く理解できていなくても構いません。
はっきりした実感がなくても、
問題ありません。

ここに立ち戻っている時間そのものが、
すでに、
力がほどけ始めている時間です。

理解が先に来なくても構いません。
わからない状態を、問題にしなくてもよい段階です。

 

 

調える学びの中で起きている日常や人生との関わり

調える学びに触れていると、
次のような関わり方が、
自然にあらわれてくることがあります。

呼吸や身体感覚に、
無理なく意識が向いていること。

日常の中で、
緊張が入っているところに、
あとから気づくこと。

思考や感情を、
正そうとせず、
少し距離を取って眺めていること。

陰陽のバランスを、
理解しようとする前に、
身体の変化として感じていること。

 

ここでは、
特別な集中力や努力は、
求められません。

日常の延長で、
無理なく関われる形であることを、
大切にしています。

 

 

 

この段階の関わり方から、自然につながっていく場

ここで触れている「調える」という関わり方は、
特定の学びに進むための準備ではありません。

ただ、
この位置に触れている人が、
自然と関わりやすくなる場はあります。

 

アクティブメディテーション(継続の場)

呼吸・動き・静けさを通して、
日常の中で、
力の入り方に気づく時間です。

変化を起こすためではなく、
戻っていることに、
あとから気づく回数が増えていく場。


アクティブメディテーションページ

 

本当の自分を生きる氣功プログラム

人生全体との関わり方を、
あらためて眺めていくプロセスです。

理解を深めることよりも、
いま、どのような在り方で
日常に触れているかを大切にしています。


プログラム詳細ページ

 

伝統氣功プライベートレッスン

呼吸・姿勢・身体のゆるみを通して、
氣の基礎に、
静かに触れていく時間です。

技術を身につけるためではなく、
身体の中心に戻っている感覚を、
確かめていくためのレッスン。

伝統氣功プライベートレッスンページ

 


このページについて

このページは、
どれかを選ばせるためのものではありません。

ここまで読んで、
「いまはここじゃない」と感じたなら、
その感覚も含めて、
今の位置を確かめるためのページです。

調える学びは、
前に進む準備ができた人のためのものではなく、
進もうとする中で、
力が入り続けていることに気づいた人が、
立ち止まって眺めるための位置です。

ここで、
何かを決める必要はありません。
何かを始める必要もありません。

ただ、
いまの自分がどこに立っているかを、
静かに確認する。
そのために、
このページは置かれています。

 

このページで触れている学びは、
いまの関わり方の延長で、
自然につながっていく場です。

必要を感じたときに、
名前を見て、
自分の身体がどう反応するかを
確かめてもらえたら十分です。

 

 

2025年11月19日